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GOMA28

Author:GOMA28
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ドラマを観た

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2015
山本剛義 監督


シリアスでも肩の凝らないものが観たかった。
Tvドラマは時間が長くなり覚悟はいるが、えいや~という感じで観始めることに。
そこそこ面白いのだが、、、。

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「海に降る」というの。1~8話、一気に観た。
今をときめく有村架純主演モノであったが、かなり物足りなかった。
高名な研究者で「しんかい6500」の操縦士でもある亡き父の遺志を継ぐ娘。
JAMSTEC~海洋研究開発機構の職員で6500の操縦士として活躍せんとする、、、。
かなり強烈な光を放ってもよさそう。
こんなに演技ヘタだっけ、、、。妙にずっと暗いしオーラが無い。
余り演技は気にしないわたしでもとても気になった。

uminifuru003.png

周囲を固める俳優陣は皆渋いベテラン揃いで、堅実であったが。
曲者の竹中直人もアクロバティックな動きはなくただ悪いだけ。
何と言うか幅が感じられない。

有村架純、、、天谷深雪
井上芳雄、、、高峰浩二
板谷由夏、、、正田眞美子
筒井道隆、、、神尾宏
高橋和也、、、近藤恒哉
時任三郎、、、天谷厚志
西岡德馬、、、多岐隆司
平泉成、、、皆川彰平
竹中直人、、、陣内公彦
原田知世、、、天谷直子
遠藤憲一、、、石堂将司

全体にとっても地味な仕上がり。これだけの錚々たる面々をもってして。
噺の内容からしてもっとスリリングでダイナミックに持ってゆけるのでは、と思うところ。
有村女史ももう少しチャーミングさが発揮されてもよい。彼女特有の透明感とか瑞々しさを放ち。
何で?と言う感じ。

uminifuru004.png

決して詰まらない内容ではない。研究に人生を掛ける研究者と真面目で一途な操縦士たちの研究機関の噺である。
そこに金儲けの単なる開発組織にJAMSTECを変えようとする政治家が絡む。
研究機関を儲けの為の開発団体に変えられて堪るかというところで、権力に対する反発が起こるが、、、
ただなんだかこじんまり感があって、いまひとつかみ合っていないところも感じる。
特に何のコンセンサスもなく急激な組織変革を行う遠藤憲一の立ち位置と周りの人間との関係の変化。
どうも流れが判然としない。動きに説得力が無い。特に終盤の関係性に。
セリフも舌足らず。
皆が感心していたりする場面がそれほどのものとは思えない。

脚本家は、徳永友一、山浦雅大、三浦駿斗、浅野敦也とかなりいる。
これってもしかして、エピソード毎に分れているのかしら、、、。
繋がりはあるのだが、まとまりが弱い。演出ももう一工夫を、、、。
「しんかい6500」自体のVFXは悪くはない。
だがレーダーをちゃんと見ていてあれはなかろうに、というものではあった。
肉眼で観てもそりゃ、海流が濁って視界が悪けりゃ見えないだろうとは思う。

uminifuru006.jpg

別に凄い盛り上がりや、感動の大団円を期待するわけではないが、来るものが薄かった。
そう、薄口映画(ドラマ)という感じ。
50分8回ドラマならかなり細やかにじわじわくる壮大な噺も組めるだろうに。
各々が資料に当たったりデータ解析を行うシーンはタップリあってよかったが。
俳優陣も贅沢だし生かされている部分もあった。

とは言え、やはりヒロインが厳しかったなあ。こういう演技を求められたのか。
本来の有村架純ならもう少しビビットになるのでは。
それで全体の緩急や波~展開まで弱く感じたか。
もっと面白く出来たのではないかという思いは否めない。

uminifuru005.jpg

「しんかい6500」はずっと興味はありその為、観てみたのだが、惜しかった。
かなり遅くに観始めて、観終わり書くにも勢いが今一つ足りず、、、この辺にしたい。
「深海の宇宙」と地震の関係とか、結局どうなんだろう。
純粋にそれを追求するというより代議士の軍用機調査との関係など政治的な駆け引きなどが重く、ありきたりな方向に行ってしまった。
「深海の宇宙」そのものにもっと時間を割きたい。





AmazonPrimeにて








ピース・オブ・マインド

Piece of Mind001

Piece of Mind
2010
カナダ

ジュンガ・ソング監督・脚本

ローグ・ジョンストン
アダム・テクマン
クリスティン・アジズ
ビクター・チウ
ダニー・バーカー


ここでは鬱陶しい幽霊たちに悩まされる画家~現在無料食堂の従業員がヘトヘトの状況という噺であるが、、、
この類に悩まされ続け、日々いっぱいいっぱいのヒトはいる。
あながち他人事ではない。

Piece of Mind000

霊は全て自殺者のようで、この世に未練たっぷりみたいで元画家の近くに纏わりついて離れない。
見える為か引き寄せてしまうらしい。引き寄せるから見えてしまうのか。
これから自殺しそうな人も直ぐに分かり、その人を救おうとするが、当然変な人扱いされる。
そして彼から離れ、自殺した後で彼に無念を打ち明けに来たりするから、たまったもんじゃない。

こういう悪循環のドツボに嵌ってしまう流れが立ちきれないのだ。
分る。こういうパタン。すぐ傍にうじゃうじゃいつも寄って来ているのが生理的に限界。
彼は重度な自閉症スペクトラムとして入院も勧められる。

Piece of Mind003

勿論、取り巻きの幽霊たちは、周りの人間には見えない。
彼一人にしか見えないことから、彼の幻想(幻視・幻聴)とも受け取れる。但し確実にあるのは、苦悩・苦痛。
つまりそういう病として。こういった映画では両方に受け取れるように描くのもひとつの定石。

どれだけわたしもこうした渦中にあったか。勿論、幽霊ではない。馬鹿だ(リアルだが霊障のひとつとも言われそうだな)。
「北米では5人に1人は幽霊の存在を信じている」とテロップにあったが、鮫と幽霊がホントメジャーなのね。
ホラー好きなのも分かった。キリスト教との関係も深いし。
わたしにはその点は全くどうでもよい。

Piece of Mind002

関りの在った、歌手で成功したいう女子高生が、親や周囲から気持ちを汲んでもらえず自殺する。
彼は、一生懸命希望を持たせようとしたがダメであった。
しかしアル中で親権を争っている往年の女優は彼の励ましにより更生する。

人に寄るのだ。
女子高生の幽霊が、わたしを有名にしないと許さないわよと脅しに来る。
プロモーションは大変難しいので、今彼の働く無料食堂で彼女の生前作ったデモを流す事にする。
そうしたらその霊はニコニコして去って行った。単純な事案もあるらしい(日本ならもっとしつこいはず)。

Piece of Mind004

まあこういった鬱陶しい障害は当人にとり、それに酷く悩まされていることを認めてくれる他者がいるかどうかで大きく違う。
この元画家は職場の同僚の献身的な女性とカウンセラーの方法論の転換により解放~快方に向く。
この同僚とは恋仲となり、カウンセラーは見えないのに見えるわあなたが正しかったのねと彼の苦しみには寄り添う。
抱えている問題を汲み取ってもらえるかどうかの差は天と地の差となる。

下手をすればこの画家も自殺していたかも知れないのだ。
こうした信頼の拠り所があれば、周囲の雑音は然程きにかからなくなる。
薄れて消えてゆく。


共感できるかどうかは、観る人による。
映画の出来は、そこそこ。





AmazonPrimeにて





トウキョウ・リビング・デッド・アイドル

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2018

熊谷祐紀 監督・脚本

浅川梨奈、、、神谷ミク(「TOKYO27区」のセンターメンバー)
阿部夢梨、、、三浦モエ(「TOKYO27区」のメンバー)
尾澤ルナ、、、福井ユリ(「TOKYO27区」のメンバー、リーダー)
星守紗凪、、、如月(上級ゾンビハンター、神谷ミクのファン)
尚玄、、、犬田満男(私立探偵)
中山優貴、、、吉岡(「TOKYO27区」のファンオタク)
山口智也、、、長岡(「TOKYO27区」のファンオタク)
亜紗美、、、手強いゾンビ剣士


小学生でもこれくらいの本なら書ける。
にも拘らず何となく観れる。1時間半くらいで隙間時間に観れる。
そんな映画を探していたのでピッタリよ(小学生の方がもっと整合性のあるものを書くとは思うが)。

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浅川梨奈ファンならきっと愉しく見れるはず。
ファンでなくてもそこそこ愉しく見れるので問題ない(イクちゃんファンのわたしでも)。
噺とか全くどうでもよいので、星守紗凪と(後半)浅川梨奈がゾンビを倒しまくるアクションなどで盛り上がれば良いでしょ。

そう、監督は恐らくアクションを観てもらいたいのだ。
見せ場はそこである。
その他には全く何もない。ゾンビの存在感も薄かった。不気味さも怖さも全くない。

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ゾンビに噛まれて72時間の間に何とかしなけりゃというタイムリミットモノである(よくある定番)。
途中でマッドサイエンティストが開発した血清のあることを知り、それを打てばゾンビ化を免れる為、その血清を持つ監禁された少女を探しに奔走する(特定の少女が持っていたのね)。そこに行き着くまでに手強いゾンビたち相手に戦う、という分かり易い筋書き。だが分かり難い。

何でそうなるの?だらけなので、ストーリーには全面的に目をつぶる必要あり。
ギャグも入るが、どういう意図のギャグだか分らない。
全く意味のないアクションに興じるゾンビも出て来るが、ゾンビの自己満足か監督の趣味なのか。

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意味不明な中、腕をゾンビに噛まれたアイドルグループ「TOKYO27区」のセンター神谷ミクと何とかしてと泣きつかれて同行する探偵の犬田満男がほぼ何の当てもなく血清を求めて彷徨い歩く。血清を持つ少女の存在は情報屋から仕入れるが。
ここで言うのは「血清治療」のはずだが、つまり免疫抗体を持つ対象の血液から血清を分離して投与するもの(遠心分離機を通して)。
しかしミクは探し当てた少女の血液を採取してダイレクトに自分に注射しただけ。これはただの輸血でないの。
そもそも血液型も調べずにいきなり輸血したら、大変な副作用も起きる可能性大。O型ならともかく。フ~これで助かったって何よ。

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この少女に関する情報は、国家の重要機密にあたるもので、政府も深く関与しているみたいなことを探偵も言っていたのだし、街を何となくうろついていて見つかる道理はないだろうが。タイムリミットのある中。しかも思い出の野外舞台に来て歌を唄って思いに耽っている場合では尚更なかろうに。やる気あるのか状態であるが、そこに上級ゾンビハンターの如月が現れ、父に命ぜられたとおりにミクを抹殺処分に処すのかと思いきや、わたしあなたのファンなの、と来てその抗体を保持する少女の居場所知ってるわよ、案内するわと来た。
何なのこれ。ご都合主義とか言う次元ですらない。というところで、都庁の地下に潜り込み、その少女を3人で探すことに。
手強い進化型ゾンビが現れ立ちはだかる(自分の意思を持つゾンビだと)。
アクションだけは力が入っているが、探偵がハチの巣にされたのにまだ生きていて相手の手榴弾を爆破させ諸共に吹き飛ぶとか、剣で刺されたのに、如月は血清でゾンビ化を免れた身である為か(ある意味不死身でもあるってことなの?)、普通に起き上がってミクと少女と共に生還するのだ。探偵は完全に無理だが(ミクの巻き添え以外の何ものでもないが、彼女は助かったと安堵するのみ)。

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突飛な荒唐無稽な筋や設定でも一向に構わないのだが、文脈上納得のいく説明もなく訳の分らぬことを普通にやられても困る。
これはこういうことになっているから大丈夫ということは最低限嵌め込んでおいて欲しい。
それは謂わない約束であったが、どうにも障害となってくる部分はある。
この映画はそれを言い出したらキリがない。いくら元警官だからと言って探偵が銃を撃ちまくれるはずもないとか、、、
あげだしたらキリがないのよ。

見事な剣による殺陣を見せていた星守紗凪女史は、声優で歌手でもある人。
最近、声優アーティストとか言ってやたらと声優さんがステージで歌やパフォーマンスを披露したり劇で俳優やったりが多くなった。
この人も女優でも充分にやって行けると思う。だいたい声優だから活舌が良いし言葉~発声の演技はしっかりしている(当たり前だが)。
もごもご喋る俳優よりずっと何を言ってるかは分かる。

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まあともかく、浅川梨奈ファンには、彼女が始めから最後までずっと出ているので、有難い映画であろう。
わたしも何となく星守紗凪の殺陣を観て愉しめたからよしとしたい。
退屈なラブコメよりも味があると思う。





AmazonPrimeにて










風のない夜

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うちのトラがやけに”オハヨウ”が上手い。
わたしが朝、トラに向け「おはよう」と言うとその音を真似て”オハヨウ”と返す。
どう聞いても”オハヨウ”としか聞こえない。

この猫め。こんな特技を隠していたか、、、
流石は「雲黒斎」。
野望を秘めてるな、と感心する。いや警戒する。

「こんばんは」は一向に謂わない。
企みを感じる。
今夜は全く風の鳴る音がしない。

あやつめ。
そういえばさっき、鼻先でこじ開けるようにしてクローゼットの中のバッグの谷間に潜り込んでいた。
黙々と何をかやっている。

音もなく。
今日は朝からずっと、風が無い。
亀も光る水面に鼻先を出していた。

夜の帳が落ちても、カラッとしたまま。
密かに渦巻くものが無い。
シッポを隠している。

トラが心配。
かつて一度だけ次女の上着にウンチを気持ちよくしたことがあるやつだ(爆。
引き釣り出しに行かねば。

まだ、クローゼットの中で転寝をしていた。
トラのしっぽを掴み、引き抜くが
音のない夜だった。

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夜風

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風が強いと体感温度も低く感じる。
気温自体はもう然程寒くはないのだが。
夜は寒い。

とても寒い。
いや冷えるのか。
痛むのだ。

空洞のような鈍痛。
宙吊りのまま動けない。
何処にも繋がらないで時を失う。

今話すことなど何もない。
元々手持ちの札など無いのだ。
いや、気づいたらジョーカーを握らされていただけ。

残っているのは、離れること。
共有可能な何かが焙りだされるのを待って。
地に降り立つ術を。

初めから足場が無いのだ。何処にも。
暗い風だけが吹く。
凍えた鈍い痛み

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ベイビー・キャッチャー

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Still/Born
2017
カナダ

ブランドン・クリステンセン監督・脚本
コリン・ミニハン脚本

クリスティー・バーク、、、メアリー(妻)
ジェシー・モス、、、ジャック(夫)
マイケル・アイアンサイド、、、カウンセラー
シーラ・マッカーシー、、、メアリーの母
レベッカ・オルソン、、、レイチェル(近所のメアリーのママ友)
ジェン・グリフィン
ショーン・ロジャーソン
ディラン・プレーフェア


今日は最初に凄いロシアSFを観てしまい、、、途中で放棄してこっちに飛び乗った。
1時間半ちょっとのホラーだ。ホラーには最近重宝している。何も考えずにただ観ていれば良いということで。
先に観たのは、酷く評論家ウケの良さそうなロシア映画であったが、今わたしが観るには余裕がなさ過ぎた。
別の機会にどっしり腰を落ち着けて観てみたい。
飛んでもない通好みの映画であった。如何にも専門家、評論家には好評に違いないというタイプの映画はある。
その典型的なタイプのもの、、、。そのうち書くかも。

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じわじわ危ういタイトロープの上を渡って来るような映画ではある。
出産時に双子の片方を失ったことから、残った赤ん坊を巡り大きな騒動が起きる。
奥さんにとっては飛んでもないホラーに見舞われているが、周囲には産後鬱としか捉えられない。
カウンセラーに病だと謂われ強迫観念を和らげる薬を飲まされる。まあ通常こういう流れにしかならないが。

だが、このような現実は大変多い。と言うより全てがこういう構造でしかない。
ことばで自分の現実をどれだけ相手に伝えられるものか。
まず無理だろう。それが不条理な事であれば尚更。
そこを突いてくるのはホラーの定石でもあるが、この映画はそこが徹底している。
最後の最後まで悪魔が赤ん坊を狙って来るのか、奥さんの重度の産後鬱から来る幻視・幻聴なのか、定かでないのだ。
この辺は上手い。ただ奥さんの追い詰められっぷりが尋常ではない。

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但し内容的にずっと引っ掛かり続けるところはある。
何で向うの人は、生まれたばかりの赤ん坊を階の違う部屋~個室に1人で寝かせるのか。
そこに収音マイクや監視カメラを設置して二階の自分のベッドルームで様子を窺っている。
別に問題ないなら余計な口を挟む義理ではないが、生まれたばかりの乳幼児にとり母の心音を直截感じスキンシップを密にして過ごすことは、子供の心身にとり大変重要なものであることは立証されている。生まれたばかりのサルをプラスチック製の作り物の母に抱かせ乳だけしっかり飲めるようにしていても直ぐに死んでしまうという実験があった。
何でもないならともかく、モニタやスピーカーにしょっちゅう奇怪な事態が見出せ、その都度キャーキャー言いながら階段を駆け下り息子の部屋に飛び込むのなら、同じ部屋にベビーベッドを置くとか母親と一緒に寝かすとか、しないのか。
文化~風習・習慣的にそういう例がないにしても悪魔に喰われるような事態が発生していると謂うなら、噺は違うだろう。

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実に頭の固い連中だ。
それはそれとして、悪魔が前の子は旨かったから、もう一人も喰わせろと言って来て何度も連れて行こうとしたり、旦那とママ友の浮気偽造ビデオを見せたり、監視カメラを観るとこれまた自分が子供を殺そうと画策していたり、と生成AI並みの動画偽造スキルも持っているのか、そうではなく奥さんの病的妄想なのかをどちらとも取れる形で引っ張るのは、噺としては面白い。
(但し旦那のジャックが自分で取り付けさせたカメラにわざわざ写るような構図で浮気をするか、ちょっとは冷静に考える事は出来ないものか。悪魔も甘いが奥さんは単純で思慮が無さ過ぎる)。

旦那は実に優しい気配りの出来る、働き者の旦那であるが、出張が多いことが、悪魔~奥さんに付け入る隙を与える。
ママ友もとてもフレンドリーで話も聞いてくれる面倒見の良い人であるが、浮気ビデオにより奥さんは大きく惑わされる。
更にウェブ上にわたしは子供を悪魔に攫われたという記事を上げている夫人の噺の影響も大きい。
ただし太腿に付いた痣の形が、その夫人の子と同じ形なのだ。この辺も大いに不安を煽る。
旦那も各部屋に監視カメラを像説したのもその痣を発見してからだ(奥さんの他害を疑った部分である)。

StillBorn05.jpg

しかしもっと子供を身近に密に置けばかなりの問題は解消されるはず。
カナダってこうなの?ちょっと驚く。
また悪魔という観念がキリスト教徒の絡みでやはり根深いものなのね。
日本におけるお化けとは、日常の文脈への絡み方が違うことは、これなど見ると察することはできる。
何か良からぬ事があると悪魔の仕業かと思えてしまう人はいるんだろうな。
ここでは双子の片方の流産であった。
全てはここから始まる。

それにしてももっとも大きなとばっちりを受けたのはママ友である。
悪魔の噺~情報から、代わりに生贄を差し出せば、自分の子を助けられるというネタを仕入れてしまった為、もう正気を失った奥さんがママ友の赤ん坊を差し出そうとするのだ。これ飛んでもない自己中な考えであり許されるものではない。
この奥さん、全般的に見て、あまり頭が良くないことは分かる。
赤ん坊を手にかけるすんでのところで、彼女は射殺される。これは仕方ない。その直後に知らせを聞いた旦那が子供を抱き駆けつける。奥さんは既に悪魔に子供は連れ去られたと信じていた。

StillBorn06.jpg

奥さんとそれ以外の人間の幻想が違い過ぎた。
この映画では誰も悪意の人はいない。
旦那もママ友も実に良い人だ。
抱く幻想の違いにより、これ程の悲劇が生まれる。
しかし最後にテープレコーダーの再生により、旦那は射殺された奥さんの生前の現実を垣間見る。
そして赤ん坊は無事にベッドに寝ているのかどうか、それを確かめるところで終わる。





AmazonPrimeにて









自立には遊ぶこと

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そろそろ家を出る娘たちは、友達と毎日何処かに遊びに行っている。
コロナ以前は、よく家族単位で出掛けていたが、漸く外に出られるようになったら、親とのお出かけはしなくなった。
昨日は叔父夫婦がお祝いに来てくれた関係で、まる一日家で食事会であったが。
こんなに娘と食事時間を共にしたのも何年振りかという感じであった。
何と言うかコロナ後、初めて人を呼んで談笑しながらの食事会でもある。
その為か妙に疲れた。

今、わたしとしては、彼らが一番噺のしやすい外部の人々である。
2人とも若く、活力が漲っている為、一緒にいて愉しい。
どちらも一流企業で順調に昇進もしている。
この先の不安がない。
何と言うか元気に充ちているのだ。
わたしに最もないモノ。
ここは羨ましいところであり、どうにかしたいところ、、、。

今、娘たちは、今日は映画、明日はディズニーランドとかいうペースで遊んでいるが、独りで外に(長女は寮で)暮らすことに不安を抱えている。期待より不安の方が大きそうにも感じられる。
かと言って何らかの有効な対策を講じる訳ではなく、取り敢えず気持ちを逸らすことに逃げているようにも思える。
せめてゴミの分別処理や片付け、整理整頓を意識するなどはまずは肝心なところであろうが、、、
家に残ったテキストプリント・教科書・ノート類の整理もする気にはなれないみたいだ。
(まだ復習に使う可能性も考えてはいるらしいが。わたしだったら直ぐに捨てる)。

まだ自分で出来る事がほとんどないし、そういった自立に関する訓練をしようと言う意思もない。
生きる力における実質的なスキルを身に付けようという気持ちが特に持てないでいる。
そういう段階ではないという気持ちもあるのか。
それを甘えで括ってよいかどうかも、こちらも判断がつかないでいる。
だが彼女らに、家族と離れて生きたい意思は強い。
「外」というより、まず離れること、であろうか。
生活が出来、周りとの円滑なコミュニケーションが取れるかどうかは置いておいて。
取り敢えず、離れてという気持ちだけで、具体的~実質的に方法や手順などを詰める気持ちにはまだなれないのだ。
確実に自立への一歩とは思う。

だが不安も拭えない。
具体的に実質的なバックボーンがないため。
取り敢えず、こうして毎日のように友達と外に遊びに出ている事だけでも他者との関りは多少は身について行くか。
外に出るだけで、想定外の接触、感覚的な刺激はある。
新たな受容と発動。この契機は外に出なければ生じない。
こちらの思惑と彼女らの気持ちの辛うじて接続する部分だ。

このまま徐々に離陸するしかない。
今日は実に変な映画を二つ観てしまった。例によって書きようがないほど詰まらぬモノ。
詰まらないものに引っ掛からないようにするか、そこにも面白味を何とか見出して行こうとするか、、、。
彼女らもトライ&エラーでやって行くしかないのだろうな。


自分の部屋でやってもらいたいことがひとつだけある。
読書だ。
一時だけでも電子ツール・アイテムから離れ、紙ベースの本を是非読んでもらいたい。
ローッテックにこそハイテクを超える感覚に溢れている実感がある。
他者や周囲との繋がりも基本生身の感覚だ。
そこを研ぎ澄まして欲しい。


Moonwalker002.jpg




僕の愛しい妖怪ガールフレンド

bokunoitosii001.jpg

2024
Amazon Prime Video連続ドラマ

三木孝浩 監督
ヤルン・トゥ、ザック・ハインズ脚本
水曜日のカンパネラ「たまものまえ」主題歌

佐野勇斗、、、犬飼忠士(ハチ、ゲームオタクの大學生、eスポーツチーム)
吉川愛、、、イジー(伊崇那忌鬼姫、妖狐)
反町隆史、、、犬飼忠義(警部、忠士の父)
北村有起哉、、、天廻(護人に仕える剣士)
アントニー、、、田貫R世凪(タヌキ、忠士の親友ゲームオタク、同じチーム)
吉柳咲良、、、小宮山光(忠士と同じチーム、ハッキングが得意)
桜田通、、、三国紅太郎(忠士と同じチームリーダー)
加藤諒、、、寺内和典(忠士と同じチームチーム)
平祐奈、、、連城ありさ(連城家の一人娘、教授の助手、妖怪ハンター)
石井杏奈、、、鈴木丹子(犬飼忠義の部下、刑事)
栗原類、、、鹿園弘毅(忠士と同じ大学の学生、オカルトオタク、ゾンビ、禁断の書を盗む)
齊藤なぎさ、、、犬飼美沙(忠士の妹)
望月歩、、、一本木将人(5本槍である一本木隼人の従弟)
板谷由夏、、、忠士の母
竹中直人、、、一本木健(一本木建設社長、隼人の父)
橋本じゅん、、、二之宮斎玄(二浄寺の住職、護人、5本槍のひとり)
真飛聖、、、三廻部海運社長(5本槍のひとり)
野間口徹、、、四方田酒造社長(5本槍のひとり)
袴田吉彦、、、連城左近(一本木社顧問弁護士、護人の使い、連城ありさの叔父)
濱田マリ、、、澤田夏子(忠士のゼミの古代民俗学教授)
夏木マリ、、、五郎丸沙織(5本槍会長、忠士の祖母)
藤井美菜、、、妃叉那(伊崇那忌鬼姫の母)
塚地武雅、、、70年代ディスコオタク(天廻の現世での新しい友人、ワゴン車の旅人)
詩羽(水曜日のカンパネラ)、、、eスポーツの大会のMC


アメリカ人脚本家ということで、なかなか笑わせてくれる。きっと彼らもかなりのオタクのはず。そう思わせる内容(笑。
面白い(妖怪オタク)ラブコメだ。かなり安易な。ちょいと禁断の書の呪文を唱えるとひょいと妖怪の召喚に成功する。
キャストも良い。500年越しの復讐に現世に現れた吉川愛の圧倒的ヴィジュアルで魅せる劇でもある。
コミカルな面もかなりあるが、鈴木丹子と鹿園弘毅と田貫が良い味を出していた。
確実にSeason2に繋がる終わり方であったが、当然それも観る!

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このヒロイン、召喚した人間と契りを結ぶことで、この世に存在し続けることが可能となり本来の能力も発揮できるという妖狐らしい。
主人公はその宿主という事になる。
「影の世界」を通りどこにでも行ける。ドラえもんみたいで便利!一緒に連れていかれた人間はジェットコースターに乗った気分だという。
おもろい。

妖怪を500年前に滅ぼし、その後人間の世を5本槍の家系が護人としてその役を受け継いで来た。
イジーは現在5本槍となっている子孫を皆首を斬ってそれを並べて儀式を行い、無間地獄に落ちている妖怪を解放しようとする。
護人である5本槍に仕える天廻とイジーのキレキレの剣バトルアクションはなかなかシャープで良い。
天廻は妖力も使う為凄く手強い。
肝心の5本槍は簡単にイジーにやられてしまう。実に不甲斐ない。ラスボスは敢えて言えば五郎丸沙織であろうが、実際に対峙し闘うシーンはない。
最初から最後まで凄腕剣士の天廻とイジーとのバトルシーンばかりであった(二之宮斎玄とのバトルもあるが)。
5本槍で強かったのは、「絆を変えるには相手に共感することが必要だ」と唱える寺の住職、二之宮斎玄だけで、他は何なのよと言うレベル。
特にお魚に変身したところを首を斬られた剣士、三廻部海運社長は斬られた後の頭も魚のままであった。これウケ狙い以外の何でもなかろうが。

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忠士は折角、凄い美人の彼女が出来たのに、首を次々に斬る為に、何とか別れようと画策するが、どんどん深みに嵌るだけ。
契りを結んだために、永遠の絆が生まれ離れられない運命に。
イジーは同胞にかけられた呪いを解くために5本槍の首を撥ねようとするが、忠士にとりそれは殺人でしかない。
しかし彼女がこの世に来てやるべきことはそれしかないのだ。
彼女に深く惹かれつつ葛藤も激しくなる。恐怖と不安も増すばかり、、、。
自分たちの絆は愛情によるものか呪いなのか。

天廻と鹿園弘毅の関係も面白い。
殺しておきながら何度もゾンビとして蘇らせ、パソコンで忠士たちの行方を捜させたりする。
70年代ディスコミュージックオタクのワゴン車の男とも友達になったりしてちょいと面白い。70年代ディスコにも嵌っていた。
その車を借りてゾンビ軍団を束ねイジーと忠士たちを襲撃したりする。
しかしそんな手間を省くには、そもそも妖怪の宿主を殺せば妖怪も死ぬと謂うのだから、忠士を殺せば全て解決でしょ。
それやっちゃうとドラマお仕舞だから、わざと強い方と闘うのね(ここ無理がある、一番)。

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(純粋な湧き水のある)泉がキーともなっている。
忠士が幼い頃、祖母に飲まされた水(護符と共に)、深手を負ったイジーの傷を快癒させた泉。
そしてその泉を守る寺の住職は5本槍のひとりでもあり。

誰にも見つからそうなイジーの隠れ家を探すが、廃校では電気が使えないと思うが、携帯の充電、マッサージチェアなどどうするのか。
忠士は話し合いで護人である5本槍と解決を図れないかと食い下がるが、それは無理なことは言うまでもない。
この提案の陳腐さが分からないと謂うのは、それこそ話にならない。

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護人探知機の竜の勾玉もポイント。
三廻部海運や四方田酒造などを次々に探し当てるが、最後の最後に忠士に対しても光り出す。
忠士が5人目の護人にされていたのだ。幼い頃祖母、五郎丸沙織によって。
ここはどんでん返しという感じだが、何でよりによって護人が妖狐を召喚するのよ。これが運命なら、、、。
これ典型的なラブコメのロミオとジュリエットとかその線のものじゃん。
地下洞窟でイジーはゾンビの告白を聴いた後、再び天廻と壮絶なバトルになる。当然分かっていたことだが、そこに何故足手まといとなるのに忠士を友人たちと一緒に逃がさなかったのか意味が掴めない。直ぐに引くしかないのに、無駄な事をしている。
まあ、寺の墓と大学の図書館の地下が繋がっていることが分かるが。
如何にもという感じのどや顔の連城ありさがそれ程のやり手でもなく(言うべきことはハッキリ言う度胸もあるが)、結局両親を妖怪に殺害されたという幼い頃の記憶が行動原理になっていたが、叔父の連城左近により否定される。この後この人はどう振舞うのか。

基本的に演出がきめ細かく愉しい。
特に気休めの幻覚を忠士に見せる場面など上手いところ。
吉川愛の存在感が圧倒的。
しかし、彼女が元のところに戻されたはずなのに現世にいて、忠士もそういう確信をもって探すと謂うのはどういうことか。

ともかく、Season2をこれでもかという感じで期待させる流れが後半からタップリ溢れ出す。
期待したい。





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片付けシーズン

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この時期、ガラッと生活形態が変わり大方付けすることはある。
ただ1年から2年へ進級などという場合と、中学から高校へ進学とは随分状況が違う。
特に家を出る場合、ほぼ全てきれいさっぱり片付けないと。
これまでのものは、取り敢えず処分。
その他、生活に必要なものをまとめて持って出る(持って行けるものについては)。

とは言え、独りで住むに当たり必要なものは、山ほど出て来る。
わたしはまず長女用に1週間かけて買い物リストを作り、買い集めた。
個人的な趣味に関わるものについては、当人に任す。シャンプー、リンス、トリートメント、ハンカチ、タオル、バスタオル、カップ、スリッパ等々、、、。その他は新たに買った。
その間、もう必要ないモノ、特にテキスト、プリント、ノート類の整理と処分をやっておくように伝えたが、全く動かない。
要らないものを入れる袋を用意し、ここに入れてと言ってあるのだが、、、。
やだ。の一言。どうするつもりか、これから相談である。

家の女どもは日頃から気になっているのだが、全く整理整頓、片付け処分が出来ない。
何処にも置いたまま、放り出したまま、でいる。
結局わたしがいちいち拾って歩くことに。
洗濯、干しもの、掃除、猫の世話、亀の世話、買い物、これだけで一杯になる場合もある。
それに加え、進学オプション、、、そこにもってきてあまり気の進まぬ映画も観て、、、は考えなければ。
「ゴジラ-1.0」は観たいが。

最近は、何処に置けばよいか分らぬものについては、空いた次女のベッドの一階に置いておくことになっている。
長女は、もう3年前にベッド一階を卒業し、わたしが以前使っていた部屋のキングサイズベッドを遣っていたが、ここほぼ一年は外にマンション借りてそこを全面的に使ってきた。3LDKあれば家族4人でも暮らせるところ。因みに2年間だけわたしが外に借りていたアパートは、ワンルームの天井がやたらと高い、中二階のついた独り者のもの。天井にランプが付けられず5000円支払いつけてもらった。出る時にまた同金額取られるため、置きっぱなしにして出たのだが。LEDのシャンデリアっぽいやつで気に入っていたが家に持ち帰ってもどうにもならないし。
ふたりともわたしのはいっていたところの3倍かかる。これからが大変。食費や上下水道、ガス電気などの光熱費も含めるとどれくらいかさむか。大体の試算はしているが、恐らくそれ以上だろう。

しかし2人がいなくなると家の中は閑散とするのも見えて来る。
大変淋しくなるはず。
だいたい、ピアノの音も聴こえなくなるし。
喧嘩もなくなる。これはホッとする方が大きい。
向うで電子ピアノ弾くから買ってくれとは謂われている。
それは約束だから買うが。
部屋も充分広い為、入れることに問題はない。ヘッドフォンつけて演奏する分には。
ただ片付けが出来るかどうか、家で出来た事がない為、それが心配。
いやそれ以上に、他人の中で如何にやって行けるかである。

まあ、家からは通えない距離なので独りで頑張ってもらおう。
これを良い機会にしたい。

明日は妻の兄の子夫婦が訪ねて来る。
進学お祝いだ。
前回は外の店で行ったが、今回は家でやることにした。

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悪魔の沼

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Eaten Alive
1977
アメリカ

トビー・フーパー監督・脚本
アルヴィン・L・ファスト、キム・ヘンケル脚本

ネヴィル・ブランド、、、ジャッド(モーテル「スターライト・ホテル」の主)
メル・ファーラー、、、ハーヴェイ・ウッド(クララを捜索する父)
スチュアート・ホイットマン、、、マーティン保安官
マリリン・バーンズ、、、フェイ(ロイの妻)
ウィリアム・フィンレイ、、、ロイ(夫)
カイル・リチャーズ、、、アンジー(ロイ夫妻の幼い娘)
ロバート・イングランド、、、バック(金を持った不良)
クリスティン・シンクレア 、、、リビー・ウッド(ハーヴェイの娘、クララの姉)
キャロリン・ジョーンズ、、、ハッティ(売春宿主)
ロバータ・コリンズ、、、クララ(家出娘)
ベティ・コール、、、ルビー(売春宿従業員)
ジャネス・ブライス、、、リネット(バックの恋人)


やはりホラーが軽いノリで観れるのでわたしには都合が良い。
少し古めのアメリカンホラーにした。
トビー・フーパー監督は『悪魔のいけにえ』で有名。
この映画も独特の風合いがあり、粗目でヌメッと暗い画質も丁度良い。

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セットと一目で分かるモーテルの中とその周囲だけで噺が進むのだが、どうも気温が全く掴めない。
まあ夜だし、雨でなければ天気は気にはならぬが、出て来る女性が皆軽装なのだ。
というか、とてもしっかりした淑女風の人がコートの下は裸であったり、、、。
何だか空気が分からない。

女性陣は皆綺麗で脚線美なのだが、それがシャワーや風呂に入ると言う訳でもなく、分かるのだ。
文句を言うところではないが、1人がそうなのではなく皆が同じ調子なので、きっとアメリカの暑い土地なんだろうと思う。
クロコダイル飼っているのだ。そのモーテルで。寒いはずは無いな。

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出て来る男が皆訳アリで、変というのも面白い。
たまたま1人がそうなのではなく、保安官(これもちょっと怪しい)以外は少なくとも皆、変。
病みまくっているのだ。極端に。
特に病んでいるのがモーテルのオーナー。
汚いことこの上ないモーテルに折角入って来た客を皆、クロコダイルの餌にしてしまう。
だいたい、モーテルのこれ沼なの?池に見えるが、まあそんなモノが飼える水場があるのが、変。
日本だったら鯉だと思う。そういうところは幾つも観たことがある(とても小綺麗で風情があった)。
クロコダイルはこうして育てて来たのね。ここではスヌーピーというアンジーのペットの犬が最初に喰われる。
(この時、鰐がハリボテであることがはっきり分かる。しかし鰐に噛まれればアウトである以上、鰐のスペックではなく、飽くまでもその水に落とされるかどうかの問題となる)。皆、隙だらけなので面白いように落とされる(笑。

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これまでに相当な数の人が行方不明となっているはずだが、、、
で、ちょっと調べてみると、ジョー・ボール事件という1930年ごろにテキサスであった事件を元にしているという。
そういえば、「悪魔のいけにえ」も何とかという事件をモチーフにしていたみたいだが、監督は思い切って自由に作ったみたい。
多分、本作もそうであろう。女性たちの服装がよく分からないのだが、監督の趣味の問題と言うなら気にしない。

しかし、フェイとリビーのギャーギャー騒ぐ声、途轍もなかった。これでは夫のロイがノイローゼになるのも無理もない。
家でも事ある毎にキーキーギャーギャー母娘で騒いでいたに違いない。
これ同情するわ。ホント。
ここでも二人ともフルパワーで騒ぎ続ける。
ベッドに縛り付けられた母のフェイはずっとドッシン・ドッシン暴れ続けるタフさを発揮。
娘のアンジーは床下に潜り込み、キエーキエーと金切り声を発する。ネズミも驚く。
ジャッドもイライラが頂点に達する。
(とは言え彼が鰐に喰わせようとするからだが)。

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この物語、唯一の病気軍団ではない(とは言えまともとも謂い難い)嫌みなキャラであるバックがやたらと金をちらつかして、遊びまくっている。
売春宿で特別待遇で遊んでから恋人のリネット連れてよりにもよって「スターライト・ホテル」にやって来た。
この日の「スターライト・ホテル」は大繁盛だ。次から次に客が来るのだ。
凄い汚いモーテルにも関わらず。
主のジャッドとバックには因縁がありそうで、露骨に彼を嫌っているが、金を握らされ部屋に入れることに。

そしてロイやハーヴェイと同じように鰐の餌となる(笑。この日は鰐にとって満腹と言うより、喰い過ぎの日ではなかったか。
だが、恋人のリネットはほぼ裸のまま逃げ切る。通りかかった車に拾われ。
これで救援が来るか、と思ったのだが全く関係なかった。そういう女ではもとよりない。もう登場もしない。
ずっとフェイとアンジーはヒステリックに助けを求め叫び続け、リビーにも危険が迫る。
せめてあの保安官にと思うのだが、、、
この辺、妙にシリアスではある(笑。

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この物語、モーテルの主人が鰐を飼おうとしたところで、こうなる運命であった。
自分の片足を喰いちぎった鰐を律義に飼うという神経はどういうものか。
鎌を振り回し、義足で素早い動きも出来ないのにせっせと餌となる人間を襲ってゆくのだ。
鰐は彼に感謝すべきだろう。

最後の最後にフェイを襲い重傷を負わせた後、アンジーを助けようとするリビーたちを襲おうとして、自分が鰐の沼に落とされる。
暫くして義足が水面に浮かんできてお仕舞。
クララ捜索に来たハーヴェイとリビー父娘との関りでこの一件の担当となったマーティン保安官が全て終わったところで「大丈夫か」と駆けつける。毎度のことだが。
言っておくが、大丈夫ではない。

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この粗い画面の質感が物語にピタリ合っていた。
観終わってみると、それぞれのひとにとり鰐の洗礼の儀式はどのようなものであったか、、、。
感慨深いものである。
かなり好感のもてる怪作であった。

わたしは一番最初にさらっと犠牲となるクララが生き残るヒロインに相応しく思ったのだが、最後にルビーに借りた金を返しに行く。
それでお仕舞、がすっきりしていて良い。クララには何処かに逃げて身を隠していてもらいたかった。
もしわたしがリメイクするなら、そうしたい(爆。






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変な天気

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雷が鳴るだけ。
少しだけ暗くなったが、雨も何も降らず、ほぼ晴れたり曇ったりだけの一日で、傘の心配もなく買い物出来た。
元々家では外に洗濯物は干さないので、雨の心配はしないが。
その時降っていれば買い物に出ないだけの噺。

クルマを処分してしまって何かと不便になるかと思っていたが、無ければ無いで自転車で事足りる。
大概の事は。
長距離移動の時だけ、タクシーを頼めば良い。
でも最近、道を全く知らない、説明しても分からない運転手に出くわす。
仕方ないから終盤は、そこを右、先の交差点を左とかいちいち教えて近いところに辿り着くというケースも。
そういうタクシーの方が金もかかる。無駄道を途中まで走る為。
まさか知らずに走っていたとはこちらも分からず。
「初めてくるところだったもんですから」って、これでタクシーやられたら堪ったもんじゃない。

そう謂えば、タクシー会社にドライバーが戻らないとか言っていたな。
どこも人材不足の様相を呈している。
近くの薬局もそうだ。レジも処方箋受け付けるコーナーもサービスのレベルが極めて低い。
確かに人による。

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人によって激しく異なる。コミュニケーションスキルも仕事自体のスキルも。
この薬局の特徴的なのは、その担当者が変わってホントにスムーズになり良かったのだが、何と薬の紙袋への正確な印字が出来ないのだ。わたしよりずっと若いのにパソコン音痴なのだ。わたしは30年間職場のIT主任していたこともあるが、そんなことが難しい訳がない。わたしの薬は、朝夕1錠と朝1錠、夕1錠の3タイプあるのだが、それを分けて出力出来ない。その他の担当者の時はしっかりやってくれていた。その男の時だけ、全部朝夕1錠。これ間違って飲んだら大変。薬の数も合ってるのかどうか心配になる。
そのくせ薬の量の調節で数がまばらになると、まさかと思ったがこちらのせいにして、ちゃんと数を間違えずに飲んでくださいと食って掛かる。薬によっては、それを飲んではならない時もあり必ずズレて来るもの(例えば胃カメラ飲む時や歯を抜くとき、傷の治療などが入るときは所謂血液をサラサラにする薬は止めなければならない)。人に文句を言う前にちゃんと印字が出来る程度のスキルをつけろということ。だがその前にコミュニケーションスキルがまるでダメなので、客商売には向いていない。薬剤師としても大いに怪しい。薬の動きの状況が読めないところなど。

まあ、、、客に対して無礼な店は幾らでもある。
一度頭にきてスレをあげたら物凄い人数が見に来たモノがあったが、わたしはどうやらお父さには見えないらしく(笑、物を買う時も独り者に見えるらしい。その割に大量に買う事も少なくないのだが。以前、娘に飲ませようとR1を3本だけレジに出したら、強制的にレジの女が1本だけ残し、他を撤収してしまった。何で?と聞くと1人でも多くのお客に飲んでもらう為、独りに1本としているだと?!連れがいるのならその分は売るとか何とか、そんなに品薄なら店頭に置くな、、、馬鹿か!!!これには非常に頭にきて怒りのほどを消費者センターなどでは何もしてくれない為、お店評のネットにあげた。そこそこ店も気にしたみたいではあったが、その程度。
ただこちらの怒りは収まるはずがない。その後、買い物ついでにR1を箱で3箱1度に購入して帰った。
レジは普通に通過した。当たり前だ。ふざけるな。何なんだ。

相変わらずプロバイダー関係の詐欺電話はかかって来るは、もう変な連中が多すぎる。変な!だ。
もっと変なのは、斜め前に住んでいるが。許せる範囲をはっきり逸脱した奴が。

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それにしても今日は変な天気だった。
どうでもよいが、あまたつさんがとても寒くなりますと注意を促していたがちっとも寒くはなかった。
雨もなかったし、まあそんなものか。
変なものだ。







パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女

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Special Delivery 特送
2023
韓国

パク・デミン監督・脚本

パク・ソダム、、、チャン・ウナ(凄腕配送ドライバー)
ソン・セビョク、、、チョ・ギョンピル(悪徳警官)
キム・ウィソン、、、ペク・カンチョル(特殊配送会社「ペクガン産業」社長)
チョン・ヒョンジュン、、、キム・ソウォン(ドゥシクの息子)
ヨン・ウジン、、、キム・ドゥシク(賭博ブローカー、配送依頼人)
ヨム・ヘラン、、、ハン・ミヨン(国家情報院職員)
ハン・ヒョンミン、、、アシフ(特急車両修理専門家)


カーアクションが何だか分からないが凄い。
トランスポーター」の女性版かと思うと 「レオン」のそれみたいでもあり、ともかくパク・ソダムが圧巻。
そうそう、「ベイビー・ドライバー」もあったな(最近の傑作)。
チャン・ウナ、ニヒルで辛口で、カッコ良いとしか言えない。100%依頼された訳アリモノを送り届けるプロ。
パラサイト 半地下の家族」の長女役で大ブレイクした人(それ以前から賞など貰いまくっているの)だが、その時出ていた少年チョン・ヒョンジュンと再タッグというのも面白い。
この少年がいちいち足を引っ張り彼女をピンチに陥れる。
子供役は兎角そんな役割だ。

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ソン・セビョク演じる悪徳警官チョ・ギョンピルがこれまた悪魔すぎる(笑。
ここまでねちっこいとちょっと食傷気味となる。
しかし韓国映画には悪徳警官よく出るね。
こういう警官しかいないような感覚になるわ。
ここでは完全なギャングのボス以外の何者でもない。

チャン・ウナの愛猫も出て来る。なかなか良い演技である。如何にも猫らしい。地の演技。
彼女は脱北者という立場。
一緒に働くメカニックのアシフはインドからの不法移民らしい。
そういった弱い立場の人間を匿うように雇ってるのが特殊配送会社「ペクガン産業」社長のペク・カンチョル。
味のある温かみのある人だが、チョ・ギョンピルにリンチを受け惨殺される。
まあ、このチョ・ギョンピルの憎ったらしいこと。手下に対しころあいが分からねえ奴だと注意するが、自分が一番分かっていない。

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彼女確かに天才ドライバーであることは分かるが、喧嘩もやたらと強い。
プロの殺し屋にも負けないファイターでもあった。
ただ子供のお陰で不意を突かれ相当なダメージを喰らい満身創痍になって追い込まれる。
何とも凄いのは、海の中に引っ張り込まれ、手錠で脚に敵の躯の腕が繋がれ万事休すと思われたときに鍵が上から落ちて来る。
どうにか自力で水から上がったみたいだが、、、
ここでも国家情報院とか言うのが気が付いて駆け付けるが遅い。少しは助けろと謂いたい。
如何にもやり手のような風情で役には立っていないでないのハン・ミヨン(よくあるパタン。イライラするところ)。

ホントは訳アリ父・息子を秘密裏に出国させるだけの任務であったが、結局、父を殺された子供を守り逃げることに意に反してなる(想定外の荷物)、イマイチその身の隠し方や逃亡方法・手段が杜撰に感じられるところも多々あり。
子供と大金と貸し金庫のキーを預かって逃がすと謂うのは彼女にとり、既に任務を逸脱した行為である。これまでにないパタンであるが、愛猫の心配もしながら全力で挑む。
彼女の心情の変化などポーカーフェイスの中にじわじわ感じられるところはやはり上手い。

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しかしあんなに手当たり次第、車を盗みナンバー付け替え、逃亡するのは勿論スリリングで面白いが、持っていかれたオーナーはたまったもんじゃないわね。
色々な車とその走りっぷり魅せてくれるので愉しいものだが。
捕まったら罪に問われるのは免れないか。

何と言うか、何か書こうと思って書き始めたのだが、ほぼ書くことがないことに気付く(爆。
そんな映画だ。
面白いし役者は芸達者でいろいろやっているが、内容や展開、またはディテールについては、特に言う事もない。
結構詰め込まれてはいるがシンプルで、ちょいと杜撰に思えるところもあり隙のある映画でもある。
だがそこをつついて文句を言う気にはならない。

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パク・ソダムの映画になっていた。
それでよいと思う。
悪が余りに悪く、ちょいとやり過ぎ感もあったが、韓国映画である。これが普通だろう。
脱北者で両親を失ったヒロインは影があり果敢なげだが強い意志を持つ。
飛び抜けたドライビングテクニックと格闘技にも才能もあり、この先もしぶとく生き抜くだろうという事が分かる。
後味は悪くない。
少年については余り感情的には応援する気にはなれなかったが、まあ良いか。

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結局、300億ウォンはどうなったのか。
キーは確か彼女が手にしていたはずだが。
どうも終盤の流れがよく分からないでいる。
愛猫と離れて生活しているようであったが、結局また戻れたのか。
少年とも再会しその後どうするのか。このシーンはない方がよかったな。手紙で彼女の無事を示す程度に収めた方が良い。
何か終わりがよく分からない。あの携帯の写真は、、、学校に送る前に寄ってゆくところがあると。
意味深なところで終わるが、ハッピーエンドとは謂えるようだ。続編の匂いはなかったが、どうなのか。

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イーストウッドの『運び屋』まだ観ていない。それに気づいた。




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