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娘たちのピアノ発表会

piano001.jpg

昨年は長女の発表会であったが、今回は次女も加わった。
次女は昨年は、発表会をする人数のいない個人教室に通っていたが、今年から姉と同じ教室になった為である。

まだ、はじめてちょうど二年目で、欲もなくただ教室に通わされているレベルである。
こんなふうに、みんなが弾くところをみれば、刺激を受け意識も変わるかと期待できる機会ではあった。
他の生徒がどれくらい弾くのかは、普段ほとんど分からない。
教室に送りに行った時、前の子の演奏が少しだけ聴けたりすることはあるが。

全体的に、皆よく弾けていた。
ときめきを感じる演奏もあった。
うちの子のものではない(笑。
正直、うちの子の演奏は、聴きに行ってそれはないが、出来れば聴きたくない。
と言うより、聴いていられない。
ドキドキものである。だいたい、うちで聴いているからもうどんなものかは知っている。
だが、参加しなければならないため、来ているという感じだ。
しんどいというのが、率直のところ、、、。

しかしこの第一部で、ショパンまで聴けるとは思わなかった。
(第二部になると、高校生や大学生も加わり、難曲が披露されるというが)。
車のBGMでよく聴いていた『千と千尋の神隠し』のテーマソングの「いのちの名前」や今気になっている「エリーゼのために」があって印象に残ったようだが、「いのちの名前」は完璧に弾きこなされていた。
お決まりのことなのだろうが、途中何度も止まり、こちらがヒヤヒヤしてしまう子もいた。
どの子についても、親の立場に半ばなってしまっている。

うちの娘も、確実に一箇所ずつ間違えている。
しんと静まり返った本番に際し、しっかり弾きこなせるだけの実力を身につけていなければならない。
先は長い。自覚までは、まだまだ。
うちの子と同じくらいの年格好の少年が、補助のペダルをつけてもらって「小さな黒人」をきれいに弾いていたのには、参った。
あれくらい弾きたいと思ったみたいだ、、、。ドビュッシーはやはり何を聴いてもよい。
知らなかった曲だが「演奏会用練習曲」(中田喜直作曲)という曲も腕前を見せられる曲に思えた。
弾いてる子の表情が如何にもという感じで、同じ作曲家の「エチュード・アレグロ」も聴かせた。(すぐ後で知ったが、こういう発表会では、定番曲のようだ)。
定番というかよく弾かれるものでは、ブルグミュラーの「バラード」もあり、耳に馴染んでしまう。
「いのちの名前」以外にもこのステージではなかったが、「となりのトトロ」や「もののけ姫」などの久石譲ものは必ず何曲かは入るようだ。
しかし、運動会ではないし「クシコスポスト」はちょっと聴きたくない。(トトロも運動会の定番だが)。

最後はショパンの「ワルツ」とブラームスの「4手のためのハンガリー舞曲」が締めであったが、聴き応えがあった。
演奏者はもう中学生のようだったが、風格を感じた。

何が一番良かったか、と聞いたら、「お人形の夢と目覚め」が長女で、次女は「乙女の祈り」だそうだ。
「エリーゼのために」でも「いのちの名前で」もなかったようだ。
実は、それらの曲に2人ともかなりのこだわりを示していたのだが。
実際に聴いてみると、良いと思う曲が幾つも発見できたらしい、、、。

普段、家でほとんど触れることのない曲を身近に感じられるお友達が弾くのを聴く機会は大切である。
正直、次女があんなに背筋を伸ばして、長い時間鑑賞が出来るとは思わなかった。
親と違う席というのもよかった。


しかし、沢山の人の中で、ステージ上に自分の子の演奏を聴くというのは、まだまだしんどい、、、。
しんどくない時が来るとは思えないと、つくづく思う。
蛇足だが費用も、前年度より遥かにかかった。(これもしんどく感じた)。
勝手にお花をグレードアップしたのは、こちらの都合であるが、参加費も上がり、昨年度は自分の子供の写真・ビデオ撮影はOKであったのが、今年は一切禁止とされてしまった為、かなりお高い業者物を買わざる負得なくなってしまった。
送料含め、馬鹿にならない。自分のカメラで撮れれば全くの、タダである。

年に一度のことで、細かいことはどうでも良いのだが、何よりお花をステージ上で持てなかったのは少し残念であった。
会場にすら持ち込めなかったのだ。
受付にお預けである。
それも禁止となってしまった。(お花の大きさが不揃いなのが問題のひとつのようで)。
ちょっと世知辛い。

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