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サカナクション 

sakanaction001.jpg
sakanaction

ボーカル(フロントマン)の山口氏の表情が非常に印象的であった。
先日、テレビでライブの一部を観たのだ。
確信に満ちた晴れ晴れとした顔がやけに脳裏に焼き付いたのだ。
サウンドにも少し聴いただけだったが、惹かれた。気にかかった。

かの山口氏、誰かに似ていると思ったら、田辺画伯ではないか(笑。
違うか、、、ともかくわたしは、サカナクションを初めて聴いた。(グループ名は知っていたのだが、、、)


良かった。
日本のミュージシャンも少し聴いてみようと再び思った。
以前、そう思ったのは、Salyuに接してのことであった。
Salyuは圧倒的存在であった。
瞠目した。
その前に聴いていたのは、遊佐未森と越美晴とナーヴ・カッツェか、、、。
随分前だ。
わたしの持っているLP約500枚とCD約2000枚は、ほとんど海外アーティストのものだが、iTunesで買い始めた音楽のうち200曲は少なくとも日本のミュージシャンのものだ。小林太郎が一番の注目株であるが、、、。

わたしがロックとクラシックと現代音楽を聴いてきたのは、それが日本でない(起源と必然をもたない)音楽であるからである。
わたしは、日本的なものが尽く気色悪く、神経に触り、深い憎悪の対象となっていた。
それは、近親憎悪にもピッタリ対応する。(自分のルーツは大変ベタな縄文人という感じなのだが(笑)。
わたしのアイデンティティは、日本的なものからあらん限り遠ざかることで形成されてきた経緯がある。
だから気に入るものは、普遍性に達したものとなる。(ヨーロッパ的なものがよいとかいうものではない)。
無国籍的とかワールドミュージックとかではなく、アナキズムにベクトルの向いたもの、、、。


話を戻す。
彼らの”sakanaction”は聴き応えを感じた。
わたしは、徹底したサウンド派であるが、時折詩も確認はする。(訳することもある(笑)
彼らは歌詞に重きを置いてる。
女性ベーシストの演奏がなかなか目立つ。
オルタナティブ・ロックという懐かしい言葉を思い出す。

kikUUikiとDocumentaLyも合わせて一度聴いてみた。
バッハやクレーまで、出てきた。
一種拘りのある歌詞であった。
このサウンドの質感、エレクトロでもあるか、、、
それを引き合いに出せば、アフリカ・バンバータでクラフト・ワークに繋がる。
繋がる。
何も、電気グルーブばかりじゃない(爆。
良い感触だ。

アルバムとしてはDocumentaLyからkikUUikiそしてsakanactionと来るようだが、一度に聴く分には、その流れに意味は特に感じない。彼らをリアルタイムに聴いてきたら流れに感想はいろいろ持つのだろうか、、、。
それぞれに対しまだ何とも言えないが、かなり印象的な曲もあり、いずれまた書く機会は持ちたい。
気になる曲はある。

一度に聴いたら、どれがどれという感じではないのだが、sakanactionが一番吹っ切れたサウンドに聴こえた。
普遍性が高く、洗練されておりヨーロッパでもどこで流れても違和感はない感じがした。
ということは、わたしにとって聴きやすかったことを意味する。
すんなり飲み込めた。

DocumentaLyは、エレクトロ色が強く残り、全体を覆う孤独感に好感はもった。
kikUUikiでは、Paradise of Sunnyが特に面白かった。トータル性もありまとまりも感じる。
どちらも一筋縄ではない、ペシミスティックだが解放に向かおうとする世界観を形作っている。


全体として聴いて、”sakanaction”が一番心地よかった。
わたしは、無機的なものが好きなのだが、このアルバムは様々な要素がアマルガム化され昇華・蒸溜されたものに想える。
それで、とてもすっきりした後味を覚える。

更に懐かしい。
何かに似ているのだが、それを指し示せない。
だが、聴いたことがあるサウンドなのだ。
これまで聴いてきた音の奔流が、ここにも溢れてきたのかと感じられた、、、。

音楽というものがたぶん、そういうものなのだ。





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