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久しぶりの散策

kinkannissyoku.jpg
いつもより涼しくなっているので、娘2人とお散歩に出た。どこへ行くでもなく、町並みを眺めて帰りにコンビニでアイスクリームを買って帰る。娘たちも健脚になり、かなり速いペースで長距離を歩行出来るようになった。にしても、落ち着かない。車が来ると冷やりとする。縁石や手すりに直ぐに飛び乗る。お猿さんか?とたしなめる。本当に今は幼い娘であるが、生まれたばかりの頃はまったく異質のなにかであった。猿ともほとんど見分けのつかない。

動植物は進化の過程で自分の体の形態や器官をはっきりと変化させてきた。しかしヒトに至っては、猿との差はほとんど「亜目」程度の差で、ほとんど変わりはない。すましていても尻尾の痕跡すら残っているのだから。

ある意味、人間はまったく新しい生物だった。

体のかたちはほとんど変えることなく進化する始めての生物だった。
道具という物を自分の「外」に生産し、それを爆発的に進化させる。
そしてそれまでとはまったく異質の生活環境を形成・拡大して行く。

蝶は美しい模様を自らの体に描く。ヒトはそれを絵筆と絵の具をもってする。
これが基本原理。

生物として、地表を体表感覚をもって覆う植物層。植物の生成する酸素と有機物を摂取して動き回る外骨格と内骨格の動物層。それらに対する言語・道具をもったヒトの作る精神層。構築した巨大ビルディングの並ぶ都市とセットで。これらが重層的に地球を覆っている。

ここの所の幻想的地球温暖化論に乗じ、植物の伸び広がろうとする成長衝動が抑えられなくなっている夢想に浸り込んでみる。そういえば、アンコール・ワットなどの遺跡もかつて植物に押し潰された格好だった。
勿論、伐採も依然衰えないペースでおこなわれているが。

ブライアン・オールディズの描く植物の逆襲を前に、高齢化の進む郊外の過疎区などに緑の廃園が静かに波紋のように増えてゆく。その光景にいつの間にか慣れている。あたりまえのように。植物はやはり思考を麻痺させる。

三つの層はやはり白昼夢の中でせめぎあっている。




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THEME:博物学・自然・生き物 | GENRE:学問・文化・芸術 |

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