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GOMA28

Author:GOMA28
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フォーレ レクイエム

G faure

”Requiem”
ニ短調作品48
ガブリエル・フォーレ作曲

早朝薄暗い時から聴いていた。
楽曲の流れとともに朝の明るみが音連れた。
何と気持ちの良い美しい朝だ、、、。


「主よ、私を解き放ってください。永遠の死から。」

第1曲 イントロイトゥスとキリエ(Introitus et Kyrie) 厳かなコラール 慈悲をお与えください主よ、、、最初のユニゾンによる降下が特に印象的 永遠の安息をお与えください 絶えることのない光が彼らに輝きますように
最も力強く長いパート eleisonで終わる

第2曲 オッフェルトリウム(Offertorium) 奉納である 怒りの日はない 転調が繰り返される 伴奏なしのうた 解き放ってください 死せる者の魂を 深い淵より アーメンのリフレイン 落ち込みませんように 闇の中に 深さと複雑な陰影を感じるところ

第3曲 サンクトゥス(Sanctus) 短いが荘厳で幻惑的なパート 天と地があなたの栄光に満ちています 聖なるかな の呼びかけとよせるような応え バイオリンの天上の燦めきの効果 アルペジオで始まりアルペジオに終わる 息を呑む美しさ

第4曲 ピエ・イェズ(Pie Jesu) いつまでも続く安息を彼らにお与えください 切々と独り歌うソプラノ 合唱のない谷間の静けさ
深淵に響く歌の音

第5曲 アニュス・デイ(Agnus Dei) とても好きなところ 何と優しい幻惑的な楽の音か 神の子羊 世の過ちを取り去る方 ここでいつも感極まる 永遠の光が彼らに輝きますように 後半の転調で曲の雰囲気は一瞬激変する  不安になるが最初のテーマに回帰し終わる

第6曲 リベラ・メ(Libera me) 「主よ、私を解き放ってください。永遠の死から。」このバリトンの独唱がこの楽曲全体で一番印象的だ それを覆うようにユニゾンの合唱が続き その後当初から転調したバリトンがその歌を引き取る

第7曲 イン・パラディスム(In paradisum) 楽園へと天使たちが導きますように 厳かで優しいオルガンのアルペジオに始まり それに終わる いや第1曲冒頭のRequiemに回帰して終わる 明確な作品上の意図が見える

あくまでも素人の独りよがりな感想である
大概、掃除をしながら聴いたりしているが、第5曲あたりで嗚咽してしまい、座り込んで聴く。


「怒りの日」がない。
「死の恐ろしさ」を煽る部分がない。
制作当時カトリック教会に批判された事柄であるが。
「死は永遠の至福に満ちた開放感に他ならない。」(G・フォーレ)であれば、まさにこれ以上の(斬新な)レクイエムはない。
何より、美しい。ひたすら優しく美しい。
純粋な音楽として、これ程ぴったりな誕生日プレゼントはなかった。

そう最初に聴いたのは、高校二年の時、弟からの誕生日プレゼントで貰って、その夕方に聴いたものだ。
次の日は、ほぼ一日中レコードを回しっぱなしでいた。
わたしの特権であるが、誕生日の翌日は常に休みなのだ。
そこは恵まれた運命だとつくづく思う。
(今は、娘たちから羨ましがられている)。
窒息しそうになる前に、定期的に聴いてきた。
薬か?そうだ、薬だ、、、。

よい空気を流したい時に、この楽曲はなくてはならない。
勿論、モーツァルトのそれのようにオドロオドロしい大傑作もあるが。
まったく違う気分に浸る。
ベルディのそれとも違う。
ただ、美しい音楽に包まれたい時にこれを聴く。


良い音楽は、常にそれ以上の何かだ。





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COMMENT

私の大切な場所“New Order ”に感謝を込めて☆

幾度も幾度も頷きながら
拝読させて戴きました。

随所に共感が息づき
改めてこのような記事を書いて下さる 
GOMA さまとこうして交流が持てますこと
こころから嬉しく感じています。

レクイエムに始まりレクイエムに終わる
フォーレの鎮魂の楽曲

サグラダファミリアで聴いたときは
ほんとうに、
指先が痺れるほどこころに響いて
それは
もうすべてがどうなってもいい
とさえ感じるほど満ち足りた

永遠なる時間で。 



辛いときは
部屋の灯りを消して
膝を抱え
ひとり
瞳を閉じて
ヘッドフォンで
この曲に救いを求めています。



お誕生日の贈り物とは
粋な弟さんですね。

ラテン語ではやすらぎを
意味するレクイエムですゆえ
生涯忘れ得ぬ
その愛を感じます。



最期になりましたが
第4曲 “深淵の響き”だけに
唯一こだまする
あの美しきフルートの音色に
GOMA さまご快癒の
祈りを捧げています・・・。





紗希


こちらこそ感謝でいっぱいです☆


唯一木霊するフルートの音。

スミマセン。
今日の今日まで気づきませんでした。
それで、救いがなかったのか?
わたしの解像度では析出出来なかった。

ありがとうございます。
真実が明かされた感があります。

とても感謝します。


クリュイダンス指揮のものを聴いています。

楽器も使用される稿によって異なる場合もあるかもしれませんが、、、
フルートがあったりなかったりは流石にないでしょうね(笑。


確かに、初めて煌びやかに登場するバイオリンと穏やかで優しいオルガンの音色に、そのアルペジオに。そして、ソプラノの独唱に、バリトンの深々とした声に惹かれ、それでもう音という音は、わたしのこころから静寂に零れていってしまいました。
きっと、いつかフルートの美しい響きは、救いとともに聴こえてくるでしょう。

何にしても、ほとんど音を拾えていない自分に気づきます。

しかしそれにしても美しい楽曲です。
耳のないコブラにとっても、恐らく、、、。


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