PICKUP
ザ・ミスト
末期の目
美しき冒険旅行
レヴェナント: 蘇えりし者
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
シャイン
トイレのピエタ
カッシーニ グランドフィナーレ
ゴッド ファーザー
それでも恋するバルセロナ
シチズンフォー  スノーデンの暴露
透明な身体性
森羅万象を描く デューラーから柄澤齊へ
ヴィデオドローム2 ~イスラム国 ~アノニマス
魔術師
ブラック・スワン Black Swan
見えない重力を描く Ⅱ
美の翳りに寄せて
LUCY ルーシー
ミツバチのささやき
娘ふたりと女子美へ☆彡
父 パードレ・パドローネ
写真についてーⅡ
去年マリエンバートで
午前零時の奇蹟(シュル・レアリスム覚醒の時間)
パーフェクト・デイ ~ルーリード ~ローリー・アンダーソン ~スーザン・ボイル
未来派の画家~ウンベルト・ボッチョーニ
Balthus ~ バルテュス展行ってまいりました。
「ゴールドベルグ変奏曲」 バッハ  ~グールド ~P・オトゥール ~ニーチェ
大昔のスケッチ(詩画集のための試作)
すでに世界は終わっていたのか ~ ヒエロニムス・ボスその1
スヌーズレン002
情報リテラシー  ~華氏911 ~不都合な真実
南伸坊「歴史上の本人」
プラトーン
カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Living In the Heart of the Beast

000007.jpg

ヘンリー・カウを聴いていた。
2009年のライブで、ダグマー・クラウゼのボーカルに、ロバートワイアットのスキャットが絡む。
凄まじい美しさだ。
最高の贅沢だ。
最も好きな現代音楽の曲の一つである。

ライブというのは、つくづく凄いものだと思う。
K・クリムゾンやLou Reedもそうであるが、極めて微分方程式的な生成が連動してゆく。
ライブとは、彼らのような存在にとっては特に実験の要素が強いのだろう。
人生そのものが実験ではあるが、、、それを最大限に増幅し優美に抽象化した波動。
その公開-共振の場である。
カオスモスというのか、これを、、、名付けない方がよいか。
ここでは高貴な野生が、次々に目覚める。
わたしと仮に呼んでおくこの場に、蠢く何兆もの生がそれぞれ騒めき立つ。
よいものに触れたとき、ほとんど「わたし」は消え失せる。
それが「ほんとう」なのだと。

ちなみに、わたしのiTunesをそのままほったらかしておくと、次にアルビノーニのアダージョへと引き継がれる。
カラヤン・ベルリン・フィルのものだ。
それが終え息を潜めた瞬間、何故かコルレリの「クリスマス・コンチェルト」が始まる。
究極の愛らしさ。
ビバルディより前の作曲家である。
であるから、バッハより更に前に生きていた。
しかし、その旋律の圧倒的な美しさは、厳格な対位法にさほど縛られていないせいであろうか。
古さ、固さを感じさせない。
大いなる予定調和と健康を感じ、何とも清々しい。
野生の小さなスミレに触れた時の感触に近い。

そのままにしておくと、ビバルディになっていた。

音楽の効用は、身体を「自己」から解き放つものだろう。
それが、何であっても、、、。
せいぜいビバルディまでで良かった。
このまま、進んでいくと、確かモーツァルトが待っている。
(わたし)はモーツァルトのマイナーにやたらと煽られる。
クリムゾンの二期とモーツァルトのマイナーには、過剰に反応してしまう。
今日はやめる。

(わたし)がいなくなるのはよいことなのだが、その代わり多くのモノが色めき立つのだ。
ある意味、身がもたないのだが、快感であることは理るまでもない。
ギリギリまで横溢する。
このディテールを、きっと強度というのだ!






関連記事

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
日々思うことを綴ってゆきます。
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ることもあります。
悪しからず。
コメント、メッセージ頂ければ嬉しいです。

*当サイトはリンクフリーです。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QR
最新トラックバック