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タイガーハウス

tiger.jpg

Tiger House
2015年イギリス・南アフリカ映画
トーマス・デイリー監督

カヤ・スコデラーリオ主演、、、悪い大人相手に独りで闘う女子高生、、、旬の女優だ。
アルバトロスとは知らずに観てしまったが、例の「E/T」などより、遥かによかった。
キャストが揃っており、作りがタイトで、かなりの力作と言える。
(特にキャストにお金をかけているのが分かる。新しい「トランスポーター」の人もいるではないか(驚!)
これは観て損はない映画である。
「ロシアンスナイパー」も観てみたい。

「トリプルヘッドジョーズ」はゴメンだが。(「志村けんのバカ殿様」の方がずっと面白いはず)。
「ダブルヘッドジョーズ」でまだ懲りず、トリプルヘッドときた(憤。これだから、アルバトロスは訳分からん。

しかし、たまに良いものがあるというもの。
ここは高校の映画部より予算と人材を投入していない「ダブルヘッド、、、」もあれば、かなりの水準をいく本作など、落差があまりに激しい。

さて、タイガーハウス、すんなりと入って行けるが、緊張感は途切れることがない。
(映画によっては、入り込むまでの敷居が高いものもある)。
ギャングや彼氏の義父と母親などそれぞれの人格が不足なく描かれていて、脚本が熟れている上にカメラワークも安定していることが大きいであろう。
無論、役者も言うことなし。
これといって、物語構成や絵に特別な拘りの無い分、シンプルにわれわれをストーリーに乗せてくれる。
しかし一点、カヤ・スコデラーリオが終始裸足で奮戦していたが、ガラスの飛び散る窓から飛び降りるなど、足に怪我しないか、そっちの方でハラハラした。(いつ靴を履いてくれるのかが、気がかりとはなった)。

話自体これといって複雑な伏線も敷かずスリルもアクションも特に驚くようなシーンはない。
彼女が体操選手らしい身のこなしを見せ、その時々パニックになりながらも、ハサミやガラスの破片やボーガンを使ってギャングに太刀打ちしてゆく。(とは言え、上手くスレスレで物陰に隠れるのがメインではあるが)。
解り易くしっかり魅せるプロットである。
しかし、一点だけ(また一点(笑)、最後のカヤのシーンには驚いた。
彼氏の義父の企みにより強奪した金を、こともあろうにミニクーパーにしこたま積ませ、乗り出してゆく場面には、「やられた感?」があった。

一度、車を止め、家の爆破も確認してニンマリして行く彼女!

この娘、何者?
確かに、彼氏の子供を身篭ったにも関わらず、僕には将来があるといって、母親とともに彼女を見放す男ではある。
が、それまで彼氏の身を案じ、彼女を煙たがるその母親すら身を呈して助けようと、ギャング相手に死に物狂いで闘ってきた健気な彼女であるのに、、、。
やはり、それでも彼女を見放した彼らへの不信感と失望があまりに大きかったか。
義父も助けてやったと思ったら、実は彼こそが金の強奪計画の首謀者であったり、彼氏の母親も浮気をしており、偶然訪ねてきた浮気相手が目の前でギャングに叩き殺されたり、、、人間不信となるのも仕方ない。
その、仕返しなのか、見限りなのか、自分の身の保身からなのか、、、?
彼女の絶体絶命の時に、瀕死のギャング実行犯のボスが改心して、彼女を射殺しようとするチンピラを撃ち殺すところなど、結構、オシャレである。(その展開は充分予想はつくのだが)。
ちょっと、フランス映画っぽい感じもしたものだ。

でも、絵や演出にあの特有の雰囲気や格調は、ないな。
ハリウッド映画とも違う、しかしアルバトラス提供の映画では、出色の出来だ。



こういう映画もいいと思う。
主演のカヤ・スコデラーリオはこれからどんどん売れてゆきそうだ。


いらん話だが彼女、あの金を使った途端、足がつく事は知っているだろうか?
素足の足裏の心配と同様に、つまらない事を気にかけてしまうわたしであった、、、。





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絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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