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エイリアン2

alians.jpg

alians

1986年アメリカ映画
ジェームズ・キャメロン監督

シガーニー・ウィーヴァー 、、、リプリー
マイケル・ビーン 、、、ヒックス
キャリー・ヘン 、、、レベッカ・“ニュート”・ジョーダン
ランス・ヘンリクセン 、、、ビショップ
ポール・ライザー 、、、バーク
ジャネット・ゴールドスタイン 、、、ヴァスクェス
ビル・パクストン 、、、ハドソン


完全に前回の続編であり、リプリーがまた今回もエイリアン退治に乗り出すこととなる。
彼女を取り巻くドラマは進展している。
ノストロモ号での惨劇から独り生き残り、57年間の冷凍睡眠状態から救出され地球に戻ったが、11歳であった娘が今の自分より年老い最近亡くなったという事実に悲しみ打ちひしがれる。
更にエイリアンとの死闘が根深いトラウマとなっており、普通の睡眠には戻らず、悪夢に魘される毎晩。
エイリアンの恐ろしさをただひとり知る人物であり、会社の上層部からは全く理解をされないことが更に彼女を苦境に立たせる。

今回文字通り”alians”複数である。
そのクリーチャーは前作のギーガーのデザインを継承しているが、今回は大挙して潜み、襲いかかってくる。(実は5体作り演出で大勢に見せているそうだ)。
その上、卵を次々に産む巨大で威厳あるクイーンが初のお目見え。
物凄いフォルムだが、どことなくレディを感じさせるように見えるのは、わたしだけか?
動きがエイリアンならでは、という工夫がなされている事はよく分かる。


前作に引き続きシガニー・ウィーバーがエレン・リプリーのまま主演。
今やテラホーミングとなっている小惑星LV426のコロニー唯一の生存者である少女ニュート。
ユタニ社お得意のヒューマノイド(前回のアッシュの改造型)ビショップ。
また、この会社相変わらず懲りずに、エイリアン生捕りや会社施設を守る為暗躍する社員バークも派遣させている。
その他今回は沢山の荒くれ海兵隊が戦闘の為、組織された。
彼らの中での確執やそれぞれの個性も活き活きと描かれている。

リプリーは、自らのトラウマ克服の為と、エイリアン殲滅の使命感にもつき動かせられ、調査船に乗り込む決意を下した。
かつてエイリアンを葬った経験を買われ、アドバイザーとして彼らに加わることになったのだ。
そして結局、戦いのプロではないリプリーが独りで前回より遥かに強そうなクイーンを宇宙空間に放り出すことで2連勝をあげる。
(今回も決まり手は、似たようなものである)。

この作品の場合、基本的に導入に説得力と必然性があれば、後は如何に緩急をつけ、特撮を駆使しリアリティ溢れるアクションを魅せてゆくかが全てであろう。
今回はデザインは前作を踏襲している為、動きのリアリティに拘っている。
確かにこの動きはエイリアンに他ならない。
前回が秀逸な物質感の対比を際立たせる静かな空間的芸術性香る作品であったが、”2”は、明らかに動きを狙っている。流れ、キャラクタ、ガジェット、武器、装甲兵員輸送車や飛行艇そして人物間の感情の揺れや確執など全てが動的に練られていた。
暗い場面が多かったが、やはり「タイタニック」、「アバター」の監督の絵作りだ。


リプリーは当初、ヒューマノイドの存在を嫌悪していたが、前回と異なり新型のビショップはその誠実さから気に入ったようであった。
恐らく今回の任務遂行と、嫌悪感をもたらしていた源イメージが上書きされた事で、気持ちが楽になったはずだ。
しかも娘を亡くしたこころの傷を癒すかの如く、ニュートが心を開き自分に懐いてくれたことは、大きい。
最後の「おかあさん!」でリプリーは、しっかり立ち直れる確信を得た。
彼女にとっては、結果的に行ってよかった討伐であったが、他の隊員にはたまったものではないとしか言いようがない。
結局、お約束とは言え、リプリーと少女、怪我をした分隊長に体を半分ちぎられ上半身だけのビショップだけで何とか帰還である。
限りなく全滅に近い。



しかしもう、シガニー・ウィーバーにはこうした役は、少し痛々しいものを感じた。
「エイリアン」の時の彼女が鮮烈過ぎたせいか?




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絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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