カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

ディープインパクト

deep impact

Deep Impact

1998年
アメリカ映画

ミミ・レダー監督
スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮

ロバート・デュヴァル 、、、スパージョン・“フィッシュ”・タナー船長
ティア・レオーニ 、、、ジェニー・ラーナー
イライジャ・ウッド 、、、レオ・ビーダーマン
ヴァネッサ・レッドグレーヴ 、、、ロビン・ラーナー
マクシミリアン・シェル 、、、ジェイソン・ラーナー
リーリー・ソビエスキー 、、、サラ・ホッチナー
モーガン・フリーマン 、、、トム・ベック大統領
ジェームズ・クロムウェル 、、、アラン・リッテンハウス


久しぶりにTVで「ディープインパクト」を観た。
結構カットがあったが、思い出すには良い機会である。
同じ年に「アルマゲドン」も発表され、比較され話題となった作品であった。
「ディープインパクト」はCGによるエンターテイメントより、3人の人物を軸にした人間ドラマが丁寧に切々と描かれてゆく。
更にモーガン・フリーマンの大統領の似合うこと。
彼の演説がドラマの枠組みを支えている。
人類未曾有の危機を前に、苦悩し苦渋の選択をする精神がひしひしと伝わってきた。
彼の包容力がこんな時、最期の救いに感じられる。
(これがブッシュであったら死んでも死に切れまい)。

「メランコリア」では、容赦ない完全な壊滅を見たが、ここでは多大な犠牲を払った上での、ハッピーエンドというべきか。
人々の受け止め方は様々であるが、静かに運命を受け容れる(使命を自覚する)彼らの姿が美しかった。
人類、いや生命を存続させたい、という根源的希望と祈り、愛するものをただ守りたいという、ある意味ヒトの本性が発動する場であろう。(当然それ以外の混乱はあるだろうが)。

ニュースキャスター、天体観測少年、宇宙船「メサイア」の船長それぞれの苦悩と葛藤。
そして決断。
それまでの流れにしても充分に納得できる。
実際にこうしたものだろう。
確実な死を前にして、ヒトはジタバタするよりも、超越的(究極的)な価値を何かに求めたりするはずだ。
しかし、それは結局父との和解にあったり、大切な者と運命を共にすることであったり、自らの命と引換えに任務を遂行する行為の内にあった。
ヒトは精神そのものの姿を見せる。

彗星爆破の作業で失明した飛行士が、スクリーン越しの子供の様子を教えられ、愛おしそうに子供の頬に手をのせる姿に、こみあげるものを抑えきれなかった。
その直後「メサイア」は地球の全生命に決定的な打撃を与える大きな彗星の破片「ビーダーマン」を自爆により破壊する。
最悪のシナリオが書き換えられたことを祝うかの如く、人々が見上げる空を美しい花火が埋めていた。


そして重大な事実。
誰もが確実に死ぬ。
わたしにとって唯一確実なこと。
他人事のように、感動している場合ではない。
彗星が地球に衝突する確率は、数万年単位で見れば100%である。
そこで、一旦地球文明は消滅-リセット。
しかしその前に、今現在の自分である。
何となく生きていれば、スパージョン船長のような覚悟をする間もなくあっけなく途切れてしまう。


これを観て思うことは、しっかり意識して、死のイベントに臨みたいということだ。



関連記事

COMMENT

EDIT COMMENT

非公開コメント

プロフィール

GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
コメント、メッセージ頂ければ嬉しいです。

*当サイトはリンクフリーです。

検索フォーム
ブロとも申請フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: