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シグナル

The Signal

THE SIGNAL
2014年アメリカ映画。
ウィリアム・ユーバンク監督。

「第九地区」や「クロニクル」を凌ぐSFなどと宣伝された日には、そりゃ観るしかない、と普通思う。
それで、観てみた。
そして見終わった。


前半のマサチューセッツ工科大学の学生たち3人が、挑発的にハッキングしてきた相手を車で探しに行くシーンは惹きつけられた。
ハンディカムカメラで追われる光景も臨場感、緊張感たっぷりで、期待が膨らむばかり。
しかし主人公ニック(ブレントン・スウェイツ)が、真っ白い病院で目覚めてから流れが滞る。
そこを脱走してからは、物語自体が迷走を始めたように思えた。
映像の片々は、脳裏に舞ってはいるが、どういう映画であったか思い起こせない。
物忘れがここまでひどくなってしまったか、、、。

記事も印象深いものから拾い上げてゆく形になる。
不明な部分も多い。
コラージュかパッチワークみたいなものになりそうだ。


あそこは一体何処だったのか?
地球ではないのか?
エリア51風の箱庭のあるエイリアンの宇宙ステーションなの?
エイリアンと人類の融合実験を繰り返しているところと思われるが。
アメリカ政府の極秘軍事機関が行っているのか、エイリアン主体で進められているのか、両者間の提携の元実施されているのか。(普通に考えて3つ目であろう)。
一体何の目的でやっているのかは、誰にも明かされない。
エイリアン自体も一度も現れない。
(ローレンス・フィッシュバーンを見るだけで何故か充分な気がしてしまうのだが)。
その代わりというのも何だが、「牛」がいた。
乳搾りの牛であったかどうかは、定かではない。

ローレンス・フィッシュバーンの不気味なほどのドヤ顔が普通の人類ではないと、一目見て思ったのだがズバリ当たってしまった。
最後の彼の頭部には、こちらとしてどう反応すればよいのか、戸惑ったものだが、一際ドヤ顔なのだ。
あれは、改造でドヤ顔になったのか?
普段から彼ローレンス・フィッシュバーンは、ドヤ顔で暮らしているのか?
あのドヤ顔で、「お前は地球人か?」などと聞かれ、主人公ニックはよく素直に答えられたものだ。
(ドヤ顔は、映画の主題には大きく関わるものではないようなので、以降拘らないことにしたい)。
あそこに居るのは、皆融合体(ハイブリッド)なのか、どうなのか分からないが、ニックの動かない脚が、エイトマン(古!)みたいに速く走れるようになったのは、喜ぶべきか?余計なお世話か?
あの赤く発光するメカ丸出しのメタリックな脚は、驚嘆の代物である。
本人も満更ではない様子ではあった。
(玉より速いのだから、まさにエイトマンだし)。
しかし、あんなところにいたのでは、到底得意のトライアスロンレースに参加は出来まい。
そんなレースはあのドヤ顔(また書いてしまった)主任?は開いてくれそうもない。
The Signal02


あの脚の速さを今後、何に生かしてゆけば良いのか、という悩みを抱えるであろうニックに少し同情してしまった。
オリヴィア・クック扮するヘイリーはヘリで運ばれて何処に連れ去られたのか?
改造された跡はあったが、具体的に彼女がどのような機能を得たのか解らずじまい。
これには不満が残るはず。是非観てみたかった。
施設職員は皆物々しい防護服を着ていたが、感染とは結局何であったのか?
それから、何故エリア51風の舞台を設える必要があったのか?
まるであの病院から感染者が抜け出すことを前提にしているみたいだ。
単にもっと厳重な生体実験所だけでよいのではないか?
更に何故か生身の地球人もエリア内に何人か住んでいるのだが、何でいるのか。あれも演出のサクラか?
病院施設の者たちは地球の通常兵器・機関銃などを使用していたが、エイリアンの方がよいものを持っているのでは、、、。
兎も角この点を見れば、地球のある組織とエイリアンが組んで何をかやっていることは、確認できる。
そもそも最後の光景からして、地球がしっかりあるのかどうかも心配になったのだが、、、。


伏線めいたものがほとんどノイズに過ぎない。
必要な情報に乏しいため、想像が広げられない。
この作品の大きな流れの先を想像させるというのはよいが、もう少し描き込んでもらわないと、考える前提となるものが無い。

ちょうど、ピースが足りず、完成できないパズルに当たってしまった感じだ。
取り敢えず、ピースだけはないと、、、。
至るところ隙間だらけのパズルなのである。
これをこちらで勝手に埋めろと投げられても、流石に酷であろう。


「第九地区」や「クロニクル」の後にSF映画を作ろうとすること自体、非常にハードルの高い仕事となるはず。
The Signal3


この映画、結局ローレンス・フィッシュバーンのドヤ顔に尽きる気がしてきた。

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