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火星~冥王星~セレス

ここのところ、太陽系の惑星、準惑星に発見が続いている。
NASAからの続報が待ち遠しい。
特に、火星、冥王星、セレス(ケレス)はこれからである。
キーワードは氷か?


火星
mars001.jpg

オポチュニティー が火星の地表を探査中である。
2004年からであるから、もう11年も働いていることになる。
直径が3mmの球体の集積している場所が見つかった。

mars rock water

本当に球体でビックリした。
今後の解析が楽しみだ。
冥王星、セレスの探査と違い、こちらは地表にぴったり張り付き移動中である。

mars.jpg

望遠鏡ではなく顕微鏡で見るレベルまで調べられる。ここが強みだ。
これまでにも、ドライアイスの雪崩とか、随分気の早い、移住した時の「氷の家」のモデルまで発表されていた。
先ごろのオポチュニティー からのデータから、「水和塩鉱物」 の存在の可能性が示唆された。

mars002.jpg

どうやら、水の含有土壌があるようで、初の地球外生命体の発見も、そんなに遠くではない。



冥王星
plute.jpg

太陽系外縁天体に属する準惑星。月よりも小さい。しかし衛星のカロンは冥王星の半分以上の直径を持つ。
そのため2重星と見られる場合もあるようだ。

caron plute


大きさも正確なところは、少し前まで分からぬままでいた。
ようやくニューホライズンズのお陰で、測定でき直径2370kmであることが分かった。
2006年には、国際天文学連合で準惑星にされた。太陽系外縁にあるエリスの方が大きいことが分かったこともあり、冥王星を惑星に留めると、惑星候補がたくさん出てきて、覚えるのも大変なことになってしまう。
(実は、以下の衛星よりも小さい。ガニメデ、タイタン、カリスト、イオ、月、エウロパ、トリトン )
長いあいだ、冥王星はボヤッとした画像でしか、見ることができなかったが、大変詳細なデータがニューホライズンズから送られて来ている。ニューホライズンズは2006年に打ち上げられ、今地球から50億km離れた空間まで来ている。
高精細な画像から、地表には非常に多種多様な地形が見られることが分かった。
平坦な雪原の広がった場所と険しい起伏の続く場所など、非常に複雑な様相を呈していることが分かる。
大平原にはクレーターはなく、一酸化炭素の氷が確認されてたようだ。

caron.jpg


さらに衛星、カロンの高解像度写真も公開された。
東西に走る谷が明瞭に見て取れる。
グランドキャニオンの4倍長く、2倍深いということだ。
小さな衛星に見合わぬ、複雑で激しい地殻活動が想像される。

今現在、ニューホライズンズから送られてくるデータは圧縮データであるが、非圧縮データも遅れて送られてくることになっており、より高解像度画像が見られるはず。


セレス(ケレス)
ceres.jpg

火星と木星の間(小惑星帯)にある準惑星である。
小惑星帯の全質量の三分の一を占める最も大きな惑星(水星の五分の一)である。
2007年に打ち上げられた探査機ドーンが今、セレスの周回軌道に乗っている。
表面はクレーターだらけであるが、綺麗な球体をしている。

クレーターの中に輝く光が発見され、話題を呼んだ。
それは、太陽の影に入ったとき、光らなかったため、発光体ではなく反射物であることが分かった。
氷の面であるという説が有力視されている。
当初、2つ発見されていたが、観測の精度が上がるにつけ、その数は増えるばかりである。

ロンリー・マウンテン と呼ばれる高さ6kmの突起物が何で出来ており、なぜ出来たのかが話題である。
NASAは一般に意見を求めている。
氷の塊であろうという声が大半を占めているようだ。
太陽系の起源の情報を保持している惑星として、今後の研究に大きな期待がかかっている。

ドーンは最終的に、セレスに対し高度375キロの最終軌道にまで到達するそうだ。
今後、より精細なデータとその解析結果が明かされることになろう。



   *画像は全て米航空宇宙局(NASA)の公開画像。

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