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フォレスト・ガンプ 一期一会

forest.jpg
”Forrest Gump”
1994。アメリカ。

フォレスト・ガンプのような人は、あんな風に孤独ではあっても、成功するんだ?
ってことは、流石にないでしょう。
特に何も望まない、無欲さがかえって良いのか、余程運が良いのか、どうか?
一種の寓話として観るべきか。

子供の頃は脚に不自由があり矯正器をつけて歩き、知能指数が低いことから公立学校入学が危ぶまれたが母親の力で入学する。その時、彼の世界に生涯住み続けることになる恋人ジェニーと出会う。彼は同級生からイジメに遭うが、それから逃れるために、ジェニーに「走って逃げて。」と言われた時から矯正具なしでとても速く走れるようになる。ここから奇跡の始まりなのか?

その走りを認められ、アメリカンフットボールで大学へ推薦されて大活躍し、アメリカ代表選手になりヒーローとなるや、その後もトントン拍子。
陸軍に志願すれば、言われたことを素直にこなすのが性にあっている彼は高く評価され、戦下に負傷兵の命を救った功績を讃えられ議会栄誉勲章まで受ける。
余暇で始めた卓球にも才能を発揮し、中国との「ピンポン外交」で名を馳せ、スポンサーまでつく。
そこで得た資金を元に、エビ漁で成功し億万長者となる。
ジェニーの愛はなかなか勝ち取れないが、ただ走りたくなって始めたマラソン(アメリカ横断)でさらに全米の有名人に。
取り巻き(信奉者)もたくさん現れる。
そこに意味を被せたい人々だ。
だが、フォレストに関わるとみな、成功してしまうらしい。
最たる者は、ダン中尉である。仕事のパートナーとなり運命を切り開いたとも言えそう。
先見の明でアップル株も大量に買い込んで資産運営にも成功していた。
しかしあるとき、フォレストは走り疲れたので家に帰ることにする。

この当時のアメリカンポップ-ロックミュージックもポンポンと飛び出してきて、時代を感じさせるに充分な演出になっていた。
それまで何人もの大統領に面会し、ジョン・レノンやエルビス・プレスリーとも親しく触れ合ってきた、、、。
そのCG合成がまたよく出来ていて、見所のひとつだろう。思わずにんまりしてしまう。(CMでも使われていたことを思い出した)。

(と、書いているうちに何やらアホらしくなる)。
しかし、彼は孤独であった。
一番肝心なジェニーの心を捕らえられないからである。


ベンチに座り、たまたま隣合ったヒトにこれまでの経験を話す流れはそれなりに面白い。
しかし感慨深いところは、ジェニーが不治の病となり、フォレストのところに彼の息子と共に戻った場面からだ。
ここは、「17歳のカルテ」的な部分である。
ジェニーの幼少時、父親から受けた外傷経験は、深く彼女の精神を彷徨わせることとなった。
自分の運命からの逃走を図り、非常に大きな回り道をする。二人にとってである。
そしてようやく、不治の病に掛かり、自分の道を見出す。
フォレストは一途にただ待つのみであったが、二人に残された時間は僅かであった。
誰もが運命に翻弄される。
「人生はチョコレートの箱、開けてみるまで分からない」。
やはり、フォレストのように、出てきたチョコは何でも美味しく食べることが大切なのでは、、、。


ゲイリー・シニーズはこれまで観た彼の役では、一番良かった。
「ミッショントゥマーズ」等より何倍も良い。
かなりの見応えであった。

トム・ハンクスも自閉症の役作りは見事である。
演じている感じがもはやしない域に達している。


しかし同年に上映された「ショーシャンクの空に」のように揺すぶられることは、無かった。

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