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イルマーレ

the lake house
”the lake house”
イルマーレは主人公が逢うはずであった有名レストラン。

これはドラえもんのリメイク実写版だ。
ドラえもんへのオマージュか?
ハリウッドがそれと気づかれぬように作っていたのだ。
表向きは、韓国映画のリメイクと言っているが。
実はそうなのだ。(バカボンのパパか?)

それにしてもこんな”the lake house”ガラス張りの家には住みたくない。
落ち着かないではないか。
朝寝坊も恐らくできまい。残酷な光に晒され大変なことになるに違いない。
湖畔も増水したら怖い。
おちおち暮らせない。

ドラえもん的な映画であった。
あのポスト、もお手軽であったが、あれがなければそもそも話が始まらない。
前提であるからよしとする。
ポストに限定すれば破綻は少なく済んだかも知れない。
ほんの僅かな時間流の交錯する場所であり、そこでは同時制で手紙の交換ができる、と。
しかし、2006年と2004年という場所ー時空は、同時に存在できない。
物理原理に反する。異なる場所が同一化してしまう。
時間を空間化した典型的な誤謬となろう。
ポストはよいとしても、最後にふたりが会うことは断じて有り得ない。
彼がすでに死んでいる時間系で生成されてきた世界に、唐突に彼が死んでいない時間系が入れ替わる。
電車の線路切り替えのように空間的に考えてしまっている。
これをしてしまっては、それまでの面白いお話が台無しではないか?
エンディングだけでも考え直してくれーっというところだ。
これも既に遅い。

時折、最後にやっちまったーっという映画に出くわすが、これほどの痛手を食った映画もあるまい。
珍しいほどだ。
結構面白く見ていたのに残念である。
実は最後だけではなく、彼女のバースデイパーティーでも彼は声をかけダンスをしてキスもしている。
あったばかりで。彼としては2年前の彼女であるが。
時間流というより場所の交錯がしょっちゅう起きている。
マンション前に木を植えたのも。街の散策の途中の壁の落書きも。
ほんの僅かな変更でも影響は想定できないものを生む。
こういうことが実際に起きたなら、意図せぬ事態が巻き起こる可能性も少なくない。

あのふたりでめいめいに、2年差の街並みを歩いて回るところなど結構素敵なシーンであった。
気持ちがどんどん手紙によって近くなってきても、終始こんな風に展開していっても充分ラブストーリーになると思うが。
どうであろう。
手紙は、ともかく良いものだ、ということを再認識した次第である。

この映画、実はやっちまったのはラストだけではない。
最初の交通事故だ。
もうあそこで、彼氏が死んでしまったのね、と分かってしまうのだ。
(バカボンのパパか?)
それを気にしないで観ていこうと思い直して観るのだが、弟の打明話を待ってましたと思って観ているのはどうしたものか。
あまりに全てのものがご都合主義に組み合わされていて、かえって白けないか?
時間を扱うのは難しい。
また、この映画は間違ってもSFではなく、ラブストーリーをドラえもんベースに組み上げたものだ。
「どこでもポスト。」
それだけでは、ラブストーリーは難しいか?


エンドロールのポールマッカートニーの曲はよかった。
如何にもポールらしいメロディーだ。
終わりよければすべてよし?


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