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ガール

girl.jpg

何故かとても感動した。30代キャリアウーマンが様々な悩みに立ち向かい克服せんとして頑張る映画である。
何にどう揺れ動かされたのかは、判然としないのだが、入り込んでしまった。
とても面白かったのは事実だ。
これが”女性”であり、”ガール”であるのかはともかく、作品として充分に楽しめた。

ほとんど何も期待せず見たのだが、大当たりであった。
しかしどう良かったのか、今の段階ではさっぱり分からない。
では、一週間くらいおけば、その辺を分析して、ここに理由を書けるかとなると、、、
ほとんどそれは見込めそうにない。

どうなのだろう?
TVドラマ(トレンディドラマ)はこんな感じなのだろうか?
わたしは、TVドラマは見ないし、録画した映画以外にTV自体ほとんど見ないため、よく解らないのだが。
しかし、4人のまさに生き様が絡み合いつつ、進行してゆく流れは映画という尺と枠が有効に機能していると感じた。

1時間やって、次週にという塊の繋がりでは、この濃密な時間は表現できないと思われる。
4人がそれぞれ確かな関係性の広がりを持ち個性が際立っていて、しかも適宜絡み合いに深みがある。
また、4人以外の登場人物も充分な(誇張された人格も見られたが)質量を持った活き活きした存在であった。
特に初音映莉子さんが出てきたのには、得した気分になった。

どんなに表面的に恵まれて見えても、誰もが普遍的に持ちうる迷い、葛藤や欲望はある。
そこを細やかな感情の起伏を大切に丁寧に描いてゆく。
檀れい、加藤ローサがとりわけドラマに躍動感と奥行を与えていた。 
かなりの役作りをして臨んでいる感があり、キャストはぴったりであったと思う。

所謂、ドラマであった。誰もが楽しめる内容であると思われる。
ただ、この4人、かなり恵まれた立場にいると感じられる。
心理描写は自然であり、境遇に対する悩みや頑張りにも説得力があり、爽やかである。
しかし、実際にこの4人のような女性がいたら、憧れを持たれる側であろう。

対男社会という権力抗争も普通に入ってくるが、それに全体として傾き過ぎないところもバランスが取れていた。
基本的に男女は友好的であり、筋を通せば受け入れられるのだ。
そして女性にとってのお洒落の重要性である。
ここが女性がガールたる所以であろう。

香里奈にとってこれほどの適役はないと思う。
他3人麻生久美子、吉瀬美智子、板谷由夏の存在感も申し分ない。
最後にみんなが活き活き晴れやかな雰囲気で閉じるのも心地よいものだ。
こういう映画もないことには。


女性は、いつまでたってもガール以外の何者でもない。
と香里奈の言うことは、この映画で理解できる。



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