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GOMA28

Author:GOMA28
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The Night Watch ~Live At The Amsterdam 1973

king crimson

”King Crimson”はわたしにとってもっとも特別で自然な存在である。
わたしの中核を成す存在である。
それなのにクリムゾンなしの生活をずっと長いこと続けてきた。
確かに”Discipline"以降はあまり聴かなくなった。
”the construKction of light”までしかアルバムも買ってはいない。
しかし、2期までの音はずっとこころの基調として響き続けていたのも事実だ。
だが実際に聴いてこなかった。故意にそうしなかったのだと思う。あまりに順応しようとしていた環境がそれと異なりすぎたからだろう。

それは両生類なのに陸上オンリーで暮らしてきたようなものかも知れない。
体調に異変が出るはずだ。

説明・証明の余地なく、クリムゾンは絶対的存在である。
正式に出された(海賊版ではなく)、2期までのアルバムはほとんど聴いているが、常に所謂、音楽鑑賞ではない。
(そうこれはわたしにとって腐海の謎-存在でもあるのだ)。
"King Crimson"とは、、、。

そのことを少し以前”Epitaph”で思い出させてもらい、今日”Fracture”を本当に何十年ぶりに聴いただろうか!
”Fracture”
何故、わたしはわたしでいることを長いことやめていたのか!
激烈な怒りを覚えた。
目覚めてしまった。ポセイドンの眼醒めだ!

なかでも、この”The Night Watch ~Live At The Amsterdam 1973”は特別だ。

昨今耳にする音楽など一瞬にして価値を失い脳裏から掻き消えてしまう。
(元々、頭に残るものではないが)。
凄まじいインパクトだ、などと呑気な感想を述べている余裕もない。
次元が全く異なる。
未だに絶対的な破壊・解体力を持ち続けている。
これは、大音響で聴かなければならない。
不可避的にそう仕向けられる。
大音響以外に聴きようがない。

Liveでスタジオ録音より創造性の高い音をうみだすアーティストは、キング・クリムゾンとルー・リードだけかも知れない。
(ソフトマシーンも入るか?)
Starless&BibleBlack(暗黒の世界)はこのライブ音源をほとんどそのまま使っている。
信じられなかった。歓声だけ処理され消されていたのだ。
スコアの再現(ELPやYES)ではなく、フリージャズの技見せ的なインプロビゼーションではなく、現代音楽の理知的な構築美でもなく、真の創造の現場の体験である。”Improvisation”の意味が他のアーティストとは明らかに異なる。


"Trio"と"Book of Saturday","The Night Watch"やはり美しい。漆黒の哀愁。甘さも湿り気も微塵もない美とはこういうものか。
"Exiles"は壮大さ、広がりがImprovisationにより際立った。
”Easy Money","Lament"はこの中では幾分ポップでタイトであったが、リズム陣の凄まじい切れと”Starless~”に極まる彼らならではのImprovisationはやはり他に比較するものがない。その圧倒的なハードさだけでも、ヘビー・メタルロックのどれをとっても生ぬるさは禁じえない。

"Talking Drum"はジェイミー・ミューアのパーカッションが入っていないのが唯一残念なところであるが、ビル・ブラッフォードが見事に穴を埋めて余りあるリズムを叩きだしている。呪術的なサウンドはいやが上にもトランス状態に誘い、Larks'Tongues in Aspic (PartⅡ)へと大変な強度を保ち引き継がれる。
彼らのテーマ曲でもあり、PartⅣまではわたしも聴いているが、もはや恐ろしい確信に満ちた、鋭利に研ぎ澄まされたサウンドに昇華されている。
締めくくりの"21st Century Schizoid Man"は更に凶暴化していた。
ELPのライブでの演出的凶暴さとは明らかに違う、破壊衝動と創造のギリギリのせめぎ合いの結果のサウンドである。
まさにその曲の輪郭であるのに、ファーストの先頭の曲とは似て非なるものだ。
全く2期クリムゾンのためのナンバーになっているには驚いた。

しかし、やはり”Fracture”である!
クリムゾンが唯一絶対であるところの理由はこれに尽きる!
これは、音楽がたどり着いたひとつの極であることは間違いない。
レッド・ツェッペリンの「天国への階段」では到底行き着くことの不可能な頂きである。
それだけは間違いない!


Epitaph

The wall on which the prophets wrote
Is cracking at the seams.
Upon the instruments of death
The sunlight brightly gleams.
When every man is torn apart
With nightmares and with dreams,
Will no one lay the laurel wreath
As silence drowns the screams.
Between the iron gates of fate,
The seeds of time were sown,
And watered by the deeds of those
Who know and who are known;
Knowledge is a deadly friend
When no-one sets the rules.
The fate of all mankind I see
Is in the hands of fools.
Confusion will be my epitaph.
As I crawl a cracked and broken path
If we make it we can all sit back
and laugh.
But I fear tomorrow I'll be crying,
Yes I fear tomorrow I'll be crying.



これから、いよいよエピタフと現実が重なる。

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