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GOMA28

Author:GOMA28
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臨界点

rinkai.jpg

雨がしとしと降る。
何か内側に溜まっていくように。
やんだかと思っても降っている。
(やんでいる時も実際あるようだが)。
この何かの猛毒に徐々に侵されていく感触。
(放射能か病原菌か呪いか)。

外には出ない。
大雨ならスッキリするのだが、これでは外に出る気分にならない。
外を確かめることから不快なのだ。
息が詰まりそうになる。
全てのものを内側から腐さらせ忽然と倒壊させる悪意に満ちた気を感じる。
宇宙の悪意を。
毒には毒をという感じで、、、

Lily Chou-Chou (Salyu) の「呼吸」を聴いている。
「アラベスク」は昔”クレプスキュール”から出ていてもおかしくない曲だ。
典型的な名曲だ。
、、、ならばスッキリしているはずだが、、、

わたしには、やはり「飽和」と「共鳴」が特にしっくりくる。
が、どれも良い。
「回復する傷」と「グライド」も気に入っている。
全体に懐かしい響きで、郷愁を誘う曲ばかりだ。
しかし、物質的な何らかの記憶に行き当たるわけではない。
残り火をデジャヴのように感じる。
(何故か大岡昇平の”野火”を思い出した)。

いまの気分と相殺する何かではない。
わたしが消えない。
つまり、新たな場所が生じない。
(転移が起きない)。

全曲聴き終えて、iTunesリストにある次の曲は、Sightだ。
同じく小林武史氏の。
これこそ昔懐かしいクレプスキュールだ。
これはかなり心地よい。

もう少し長い曲だったらもっと良かったのにと思う。
すぐ終わってしまい名残惜しい。
ウィン・メルテンがその次に入っている。
ここでは”Maximizing The Audience”が。

特にリリカルなミニマムミュージックでよいのは、いつまでも流れていることである。
徐々に変化(僅かに更新)しながら反復する。
それは永劫回帰を感じさせる。
ヒトという歴史を。
大いなる反復。

うんと劇的なのは昔よく聴いていたラベルの「ボレロ」だったが。
ちょうどその頃、フィギュアスケートの選手がよく使っていた。
特に、アイスダンスの競技でそれはとても激情的で、効果的であった。
(何というペアだったか、名前は忘れた。満点をよくとっていた)。

現代音楽(ミニマムミュージック)では非常に静謐でリリカルにこみ上げる反復である。
時間が長いので催眠効果がある。
魔術的である。
麻薬である。
しばし痛みを忘れる。


明日は、ジェーンカンピオンの”ピアノレッスン”でマイケル・ナイマンを堪能しよう。
そんな気分だ。


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