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GOMA28

Author:GOMA28
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魔女の宅急便 実写版

kiki.jpg

アニメ映画は見ている。
しかしほとんど覚えていない。
今回の実写版はそれとの比較では観ることができない。
この映画のみでの感想となる。

もともとこの「魔女の宅急便」は、宮崎駿のオリジナル(原作)ではなく、児童書ですでに刊行されていたものだ、ということは知っていた。シリーズものだという。

しかし、それとも比較はできない。その児童書は見たこともない。
それであくまでもこれだけ、である。


ひとことで言えばファンタジー映画であろう。
架空であることは、しっかりその構造を作らないと今ひとつ入りにくくなる。

まず、この映画、場所も時代も判然としない。
しかし、物語の光景は、不思議にとてもエキゾチシズムがあり懐かしさに溢れている。
様々な家具や小物、街の建物、広場、海の見晴らし、など妙な既視感をもって沁みてくる。
ストーリーは、魔女見習いの素直で前向きな少女が、いくつもの試練を乗り越え成長してゆくという、あまりにも王道をゆく物語枠だ。

昭和のまだ一般家庭にパソコンが普及してない頃の、どこか教会などが街の真ん中にある西洋文化の影響大の島のような、、、。(なんだかドイツ村のある宮古島を少しばかり連想した)
こちらの身体感覚が馴染んでくると、登場人物たちもそれぞれ生き生きと動いていた。
当初抱いた環境に対して話が枠にハマりすぎている居心地の悪さは、次第に安らぎに変わっていった。


出てくる人たちが皆、人形的である。
人形劇にしてもきっと面白いはず。
そんな箱庭のおとぎ話風に思えて安心するのか?
少年・少女期に連れ戻される感覚もあり。
いづれにせよ、この環境に複雑なストーリーなど必要ない。
お決まりの展開で充分。
アーティフィシャルなヴィジュアル世界をこそ楽しみたい。

主人公キキに対して、周りの人の少し突き放したような優しさや素朴さが心地よい。
少し極端なキャラも人形ぽさが出ている。
変に入り込まずにさっぱりした励ましをくれるパン屋の女将おそのさんやオタク飛行家トンボが、とても良い味を出している。昔歌手の独特の雰囲気の女性にはちょっと唖然としたが、彼女は本業は歌手なのか?女優には見えない。
彼らが過剰な内面的感情などを発しないため、物語の抽象性は保たれてゆく。

クロネコジジやカバのCGはちょっとぎこちなさがまた面白かった。
ホーキをまたいで飛び回る少女も、架空の島の街によく溶け込んでいて、自然であった。
やはりキキである。
若さもあるが、新鮮な輝きが素敵だ。
この映画、彼女の魅力で支えられている。
観ているうちに彼女に自然に肩入れしている。
どちらかというと保護者的な立場でだが(笑。
周りのみんなもそうなってゆく。


めでたしめでたし、である。
子供たちにも観せたい。
キャストが思いの他豪華であった。


ちょっと嬉しかったことがひとつあります。
わたしたちのよく行く公園が撮影場所に使われていました。
そこの特徴がよく分かるアングルがありました。
思わずニンマリしました。
娘にも伝えないと、、、。

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