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GOZZILLA ゴジラ 

GODZILLA.jpg

Godzilla

2014
アメリカ

ギャレス・エドワーズ監督

アーロン・テイラー=ジョンソン、、、フォード・ブロディ大尉
渡辺謙、、、芹沢猪四郎博士
ブライアン・クランストン、、、ジョー・ブロディ(フォードの父)
エリザベス・オルセン、、、エル・ブロディ(フォードの妻)
カーソン・ボルド、、、サム・ブロディ(フォードとエルの息子)
ジュリエット・ビノシュ、、、サンドラ・ブロディ(ジョーの妻)


確かにゴジラだった。
ゴジラへのオマージュを受けとった。

それで良いと思う。
ゴジラをよく理解して作っていることが分かる。
コモドオオトカゲなどをもとにしているのか、戦いの最中にも一休みをいれる。
戦い終わってもじっくり休む。
死んだように眠って、目覚めて吠えてから、静かに海に去ってゆく。

もっとも、実際のオオトカゲは体力の消耗というより、変温動物なので体を岩場でじっくり温めているのだが。
そうしないと動けない。
いざ動くとなると思いの外速かったりする。
だがサボテンを食べているときなどのんびりとしていて、ゆっくりだ。
食べながら何を思うのか、暫く止まっていたりする。
(考え事も多いのだろう)。

ゴジラも全体にゆっくりな動作で、威厳も感じられ単なる怪獣の域は明らかに超えていた。
霊獣とも言えようか。
そこは、この監督の天晴なところである。
少なくとも前回のハリウッドゴジラの比ではない。
(あれと比べたら怒られる)。

自然の調和を取り戻す象徴的な力の表れとして描かれている。
しかしその割には戦い方が危なっかしく、覚束ない。
もう少し圧倒的な存在力を誇示してほしい。
本来、口から発射する放射能?も放つ前に背びれが数回発光し、喉の奥に光が溢れてから、激烈に放射される。
しっぽでムートウとかいうのを一撃で撃退したのは良いが、放射能でもウルトラマンのスペシウム光線みたいに一発で相手を粉々にしてほしいものだ。

あのムートウというもの、ガメラに対するギャオスのようなものか?
やはり繁殖を目的に登場する。
恐らく、何にしてもそうであろう。
しかし繁殖されたら地球は当然彼らの星になってしまう。
まず、電気を奪われた時点で人類はほとんどお手上げだ。

今回のゴジラは、完全に人類に対してガメラと同じポジションをとっていた。
ゴジラのほうがもっと、さり気無いが。
ダンディである。
基本的にゴジラもガメラも人類からは(一部を除き)信用されないが、それは仕方ない。
そういうヒーローなのである。
(ゴジラもガメラも橋のシーンが印象的である)。

全体的に夜のシーンが多く閃光の明滅でシルエットが浮かび上がり、昼間も部分的ディテール描写により荒涼さを際立てる。
勿論、怪獣に荒らされ全てが廃墟であるが、扉の一つ向うの救い難い事態が幾つも明かされてゆくのは、過激な演出であった。
廃炉と津波に立ち入り禁止地区。生々しくいくつかの記憶を呼び覚ます。
その場所の廃墟からもズレ落ちてしまった荒廃と秘匿性。
恐れを感じまばらに次々とまいとぶ黒い鳥影。
電気制御を失いバラバラと落ちてくるジェット戦闘機。

渡辺謙も終始、博士としてストイックな役を、秘めた感情を抑えるように、こなしていた。
他の役者も適役でよい流れを作っていたが、ジュリエット・ビノシュが出てきたと思ったら死んでしまうのは、あまりにもったいない、というか贅沢過ぎる主役級女優の使い方だ。もう少し演技させても良いのではないか?
宝田明さんが出ると聞いてたが出ていなかった。あれは単なるデマであったのか?

最後に渡辺謙のゴジラを見送る表情には共感する。


ゴジラに対してはノーベル平和賞を検討してもらいたい。




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