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絵本のために

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i.ナルシス

意識に注目することとはどうしたことだろう。
~についての、という概念の発明から
こころについてのこころ。意識についての意識。精神についての精神。

それはいつでも実体化しフェティシズムに凝固する。

意識を意識することの言語矛盾。
「意識」が存在するのではなく、われわれは常に何をか外部を根拠とした内容を告げ知らされたとき、はじめてそれをそれとして意識しているに過ぎません。
そのような在り方でしか在りえない。

目を開くと同時に――光の速度で――われわれは表象に取り巻かれています。
(それらをそれらとして知るには眼球微動――>言語的編成を経ます。当然遅延はあります)
そして非視覚的表象(感情)に至るまで様々なレベルの表象を知覚しますが、すべて受け身です。
無意識(身体)的原理に基づく外界の対象化といえましょう。

「意識」の裏側には回り込めない。

表象の由来は反省的思考により事後的に解釈されたものに過ぎない。
諸表象を前にわれわれの受ける快・不快はわれわれが形作る表象の価値・意味の審級により生じています。

意識に注目するとはどうしたことだろう。
対象化出来ないモノを対象として扱う事。
ロボット。人工知能の問題。

意識は別世界に通じる水面――鏡に似ている。(タルコフスキーの「鏡」)
それは非現実的な表面です。
近づくには狂気をもってするしかない。
恐るべき虚空間がわれわれの現実の根拠となっている。
その水面――鏡には様々なイマージュが去来しています。

自分の顔などどこにもない。
ただ単に、絶対的な距離と非人称的な自分というモノがその都度、認知されるだけ。




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絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
基本的に、日々思うことを綴ってゆきます。悪しからず。
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