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女子ーズ  ~夜の上海

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キッチュな娯楽映画で、内容の面白さというより作りの面白さがポイントです。
「地球の平和を守る」というナンセンスもののパロディを「普通の女子」による”女子ーズ”というこれまた虚構のキャラクターを使って、表現する。
となれば、各キャラクターの誇張された人格やその面白さ、場面ごとのやり取りにおいてのズレや間が肝心となりましょう。
特にストーリーらしいものなどはなく、展開らしい展開もないため、当然キャラクター自体にウエイトがかかってきます。
やはりそこにはお金をかけたのか、今が旬の若手有名女優を当てています。

豪華キャストで何を演じさせるかと思えば、「普通の女子」です。
「普通の女子」が「緩く」「かわいく」各自の仕事や怪人倒しを協力してまじめにやっていくという映画です。


しかしどうなのだろう、この脱力・ゆるネタは、実際見る者にどのくらいの効果があるのか?
少なくともわたしにとっては、想定内のネタであり、やられた!と唸ってしまうような場面はなかった。
腹を抱えて笑うようなものではない、思わずニヤッとしてしまう面白さを散りばめていることは分かるのだが。
ほとんど先の読めるズレ・ユルネタで進められる水戸黄門的な運びであり、それをそれとしてトレースして楽しむものでしょう。
そういった意味では、なかなか楽しめた。

深夜の連続ドラマでやっていそうなものをそのまま映画にしつらえたような。
しかし、わたしでも知っている有名女優をこれだけ揃えるのは、ちょっとしたドラマでは無理か。
もうこれだけのメンバーで”2”を出すのは、困難かも知れませんね。

基本この映画は御ひいきキャストを見るに適した映画であり、「桐谷美玲・命」というヒトなら、もう何遍でも見直す価値のある映画となるでしょう。(他のキャストについても同様)

わたしも”2”が出ればまた見ます。




外国旅行の醍醐味は、知らない場所で、言葉の分からぬ人たちの中で、自分や日本を見つめなおすよい機会ー空間だと思われる。
しかし、そこで財布ーお金も携帯も持たず、おまけに自分のいたホテルの名前も覚えていないときたら、これは緊急事態であろう。
しかし主人公は自ら迷い出てしまいます。
身一つで、夜の上海に、、、。

今をときめくカリスマ美容師といえども、中国のヒトが誰でも知っている分けではありません。
しかも日本人。
ファッション関係者かおしゃれに興味のあるヒトくらいでしょう。
そして相手は上海の女性タクシー運転手。

しかし「夜の上海」とは、こういう光-ネオンの海なのですね。
この幻惑する光と闇の世界は、ここだけのものかも知れません、、、。
主人公と女性ドライバーは小気味よく無鉄砲に走り回る車で長い長い濃密な夜を過ごします。
その車は故意にクラッシュします。
何度も主人公を乗せたり降ろしたり、を繰り返しつつ、迷い込んでは引き返しまた進みます。
しかし夜が終わるように、やっとふたりの車は彼のホテルに到着します。
入り組んだ幾重もの夢からふと解けるように。
この夜は本当に長かった。

そして翌朝、そこが新たなふたりの起点となる。
彼は彼女にドレスを選びメイクを施す。
この絶妙な接触。
この鮮烈なインターフェイスから生まれたものは、
恋。


参りました。
それまでこの深い夜の迷走はどうなるのか、、、
最終的な決着は想定していても、実際どう結ぶのか、ソワソワしながら観ていたのですが。

本当にお洒落な着地。

こうなると想っていても、驚きました。
心地よいハッピー・エンド。

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