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GOMA28

Author:GOMA28
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メトロポリス {クラフトワークも少し}

metropolis.jpg

kraftwark.jpg

メトロポリスという言葉からは、映画より先にクラフトワークの同名タイトル曲が流れ出す。
流れ出したら止まらない。耳の奥で鳴りっぱなしである。
まさしく、”Music Non Stop!”である。
それくらいクラフトワークの印象が強い。
(傑作ぞろいの彼らのアルバムのなかでも、あの「人間解体」はとてつもない傑作だった)
この映画、1927年の作品であるから仕方ないが、クラフトワークが音楽担当していたらと、いろいろ空想を膨らめてしまう。

「サイレント」映画であるが、一時も目を離せない緊張感だ。
寧ろサイレントであるための抽象的ーアーティフィシャルな魅力に惹きつけられてしまう。
勿論、バックのピアノも、十分に映像にマッチしており、集中を切らせる要素は全くない。
所謂、通常の映画(トーキー)とは別の芸術を鑑賞している気分に浸っている。
それもとりわけ崇高な芸術に。

映画のなかの何処の部分を切っても、幻想的な絵になる。
この世界は、決して特定の未来(またはテクノロジー)を想定して制作されたものではない。
普遍的で優れたメタファーによって形成されたものだ。
であるから、古臭さなどは微塵も感じさせず極めて新鮮な感動を呼ぶ。
まさに、唯一無比のSF作品に思える。

針時計のインターフェイス。汽車を思わせる工場の白煙噴射。未来派の建造物。
どれも夢に出てくるほど印象深い。
淀川さんも強調していたが、とりわけあの女性ロボットは、偶像のような神がかった神秘性と美しさを湛えていた。
これ以降のロボットなど、それに比べればガラクタおもちゃのレヴェルであろう。
(とは言え、わたしはそれらも好きなのだが、、、)
ヴィリエ・ド・リラダンの未来のイブを視覚化したらあのような姿になるはずだ。

しかし、その元型ロボットが、マリアと同一化する過程の映像はこれまた優れてメタフィジカルであったが、実際マリアになってしまうと、何か物足りなさを感じてしまったのは、わたしだけだろうか?
あの元型ロボットがあまりに美しかったので、普通の人になってしまったのが惜しい気がした。
(あのままで少し活躍の場を与えたいものであった)
勿論、物語上あのマリアになるのが当たり前だが。

最後の、脳と手が和解すれば、、、というような旨があったが、手と脳は同じである。
手は脳である。機能であって肉体(物質)に過ぎない。
寧ろ、手ー脳とこころとか、そういう問題だと思う。
この映画に対し異議を申し立てる気などあろうはずないが、バベルの物語に絡めて最後に出したと思うが、無くても良かったかなとは思う。

一緒に、「未来世紀ブラジル」を観た。
これまた、すっ飛んだ映画であった。
以前から観たいと思いつつまだ観ていないつもりであったが、既視感が強烈にある映画であった。
何処かで、やはり見ていたかもしれない。
メトロポリスとも混ざってこんがらがってしまうところもあった。






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COMMENT

祈り・・

Metropolisと云えば
私とっては”古代都市”で
GOMAさまにとっては”ディストピ”
な印象なんですけれど
このギャップが、たぶん私たちで
私なんてとてもとても
GOMAさまについて行けるようななにものも
持ち合わせていないんですね
けれど
いずれも古代ギリシア由来の言葉です故
今日のエストリルのクリスマスローズ
僭越ですがGOMAさまに贈らせて下さいね
GOMAさま、どうかご無理なさらず
ご快癒を切に切に祈りながら・・。

なるほど、確かに

> Metropolisと云えば
> 私とっては”古代都市”で
> GOMAさまにとっては”ディストピア”

わたしは、自分がもしかしたら、解離性自己同一性障害ではないかと疑うくらいデストピアにいます。
これは客観的には全く理解不能でしょうし、主観的にも意識的には解明不能です。
気の利いた物語が制作出来ません。
物語化出来なければ、対象化してそれに介入することは無理です。
諸表象そのものの成立に関わる問題だと考えます。

これは超越者なしに解決不可能です。
しかし、ちょっと気になるのが、催眠です。
これってどうなのでしょうか?
とても興味あります。

No title

研ぎ澄まされた繊細な感性を備えたGOMA さまゆえ
この闘いの時に
想像を遥かに超える苦悩のなかにいらっしゃっるなか
催眠は視野を奪いますゆえ
どうでしょう

狭さではできればなくて
高みで視界を遮らない見晴らしのよさを
なんて
今日もGOMA さまを思います。

Re: No title


> 催眠は視野を奪いますゆえ
> どうでしょう
>
催眠療法で過去の再構成を図る所謂セラピーがあるようなのです。
意識を開放し無意識に任せるというような、、、。
根本がそのへんからの問題だと思えるのですが、、、。(病の本源として)
何の確証もありませんが。
確かに「視界」は奪われます。
そこを危惧しています。

> 高みで視界を遮らない見晴らしのよさを

「未来世紀ブラジル」の鳥人を思い浮かべました。
夢もまた超越的で外部にありますね。(精神も外部という意味で)
ただ、これらは第三者の関わりが必須となるため、どんな人をメンターを選ぶかにかかってくる様な問題になります。
そうなんです。
わたしは飛べないのです。
それで飛ぶ話ばかりしている。

もう少し自分の中で確認してみます。

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