一服 「ポンペイ」 そして 「舟を編む」
つい最近、「ポンペイ」(「ポンペイ最後の日」ではありません)と「舟を編む」をほぼ同時期に観ました。
何故か無性に、「メトロポリス」を観たくなり、今日一日(つい先ほどまで)VHSテープを探していたのですが、見つかりません。
もしかしたらDVDでもっているかもです。
以前観てますから。
最近、物が見つかりません。
知らず、捨てているのか?
わたしが複数いる気配が高まる今日この頃。
やはり病のためか、強烈なものを観るには、耐性が低すぎますね。
「ポンペイ」については、どうしてもリドリー・スコットの「グラディエーター」が脳裏に浮かんでしまい、分が悪いです。
真っ新な気持ちで見るのが難しい。
ただ、迫力が凄い、これほどブルーレイの威力を感じたのは初めてです、多分。
何なんだ!と感じたりしました。
「グラディエーター」はDVDでしたもので。
情報量には差が出ます。
血圧が自ずと上がります。
しかし、この映画を見ようという人はほとんど、この迫力を期待して見るのでしょうから、良いとは思います。
キーファー・サザーランドもやたらめったら憎たらしい役を好演していました。
そこも見所かも知れません。
他に際立つところは、、、白い馬がかなり印象的でした。
後は、闘技場と噴火。水蒸気爆発。火砕流。ひたすら逃げ惑い呑み込まれる人々。
感動よりも刺激・衝撃をという人は、お勧めします。
しかしそれを求めるような人は、すでにかなりの衝撃をそれとは感じないくらいのレヴェルになっているでしょうから、、、
アクションや破壊にあまり期待しすぎないで見てください、というべきでしょう。
では、何を観れば良いか、キーファー・サザーランドの憎たらしさでしょうか?
かつて、悪役を好演していた役者が、あまりに真に迫りすぎて、舞台上で殺された事件があったそうですが、彼なら充分に殺される資格があります。
「舟を編む」は、とても静謐な抑えられた演出で、人々の心情が丁寧に描かれていました。
松田優作さんのお子さんたちはよい仕事してますねえ。
ここでは、長男の方です。
本当に、まじめさんになりきっているようでした。
ああいう人はいいですね。
わたしは好きです。
信用できます。
宮崎さん(かぐやさん)は、まじめさんにまさにぴったりの人でしょう。
というより、それ以外の人とまじめさんが結ばれるでしょうか?
と、思うくらい。
つまりですね、まじめさんという人は、天職とも言える辞書作りの仕事と地球上でほぼ一人と言えるような人を配偶者に得て、まさにスーパーマンと言ってしまいたいのです。
地味に見えて、実は変身しないだけのスーパーマンなのです。
おそらく余計な雑念もなく、妙な欲ももたず、ひたすら自分のやるべきことを淡々と行ってきたから、宇宙が自然にサポートしてもっともあり得べき環境-絆を実現してしまったのでしょうね。
そういう気になってしまう映画でした。
それにしても、まじめさん、わたしが過去に見たヒーローものの中でも、ダントツのヒーローでした。
完璧でしょう。
おそらく、明日は「メトロポリス」を観ます。
おやすみなさい。


何故か無性に、「メトロポリス」を観たくなり、今日一日(つい先ほどまで)VHSテープを探していたのですが、見つかりません。
もしかしたらDVDでもっているかもです。
以前観てますから。
最近、物が見つかりません。
知らず、捨てているのか?
わたしが複数いる気配が高まる今日この頃。
やはり病のためか、強烈なものを観るには、耐性が低すぎますね。
「ポンペイ」については、どうしてもリドリー・スコットの「グラディエーター」が脳裏に浮かんでしまい、分が悪いです。
真っ新な気持ちで見るのが難しい。
ただ、迫力が凄い、これほどブルーレイの威力を感じたのは初めてです、多分。
何なんだ!と感じたりしました。
「グラディエーター」はDVDでしたもので。
情報量には差が出ます。
血圧が自ずと上がります。
しかし、この映画を見ようという人はほとんど、この迫力を期待して見るのでしょうから、良いとは思います。
キーファー・サザーランドもやたらめったら憎たらしい役を好演していました。
そこも見所かも知れません。
他に際立つところは、、、白い馬がかなり印象的でした。
後は、闘技場と噴火。水蒸気爆発。火砕流。ひたすら逃げ惑い呑み込まれる人々。
感動よりも刺激・衝撃をという人は、お勧めします。
しかしそれを求めるような人は、すでにかなりの衝撃をそれとは感じないくらいのレヴェルになっているでしょうから、、、
アクションや破壊にあまり期待しすぎないで見てください、というべきでしょう。
では、何を観れば良いか、キーファー・サザーランドの憎たらしさでしょうか?
かつて、悪役を好演していた役者が、あまりに真に迫りすぎて、舞台上で殺された事件があったそうですが、彼なら充分に殺される資格があります。
「舟を編む」は、とても静謐な抑えられた演出で、人々の心情が丁寧に描かれていました。
松田優作さんのお子さんたちはよい仕事してますねえ。
ここでは、長男の方です。
本当に、まじめさんになりきっているようでした。
ああいう人はいいですね。
わたしは好きです。
信用できます。
宮崎さん(かぐやさん)は、まじめさんにまさにぴったりの人でしょう。
というより、それ以外の人とまじめさんが結ばれるでしょうか?
と、思うくらい。
つまりですね、まじめさんという人は、天職とも言える辞書作りの仕事と地球上でほぼ一人と言えるような人を配偶者に得て、まさにスーパーマンと言ってしまいたいのです。
地味に見えて、実は変身しないだけのスーパーマンなのです。
おそらく余計な雑念もなく、妙な欲ももたず、ひたすら自分のやるべきことを淡々と行ってきたから、宇宙が自然にサポートしてもっともあり得べき環境-絆を実現してしまったのでしょうね。
そういう気になってしまう映画でした。
それにしても、まじめさん、わたしが過去に見たヒーローものの中でも、ダントツのヒーローでした。
完璧でしょう。
おそらく、明日は「メトロポリス」を観ます。
おやすみなさい。


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