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『北京ヴァイオリン』を観て

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2002年
中国

チェン・カイコー監督・脚本


唐韻(タン・ユン)、、、小春(シャオチュン) 天才ヴァイオリニスト
劉佩琦(リウ・ペイチー)、、、劉成(リウ) 小春の育ての父
王志文(ワン・チーウェン)、、、江(チアン)先生 小春を最初に育てる先生
陳凱歌(チェン・カイコー)、、、余(ユイ)教授 大学の著名な音楽の教授
陳紅(チェン・ホン)、、、莉莉(リリ) モデル
章婧(チャン・チン)、、、林雨(リン) 余教授の弟子で、小春のライバル


「初恋の来た道」と「北京ヴァイオリン」は、ほぼ同時期に観て、見直すときも同じ日に観たりしている。
3回は観たと思う。
こういう、直球で来る映画は必ず定期的に観たくなる。

男が刑務所帰りに、鉄道事故現場から、赤子とバイオリンを拾うところから始まる熱いが爽やかなドラマ。

母親の形見のヴァイオリンを素晴らしい腕前で弾く少年とその育ての父親との絆を元に、音楽を通し周囲をも巻き込んで展開してゆく物語。他の登場人物もそれぞれに活き活きした自分の生を色濃く生き、深く絡んでいる。

映画で弾かれるクラシックも多彩だ。チャイコフスキー、パガニーニ、シベリウス、、、あと何があったか、沢山弾かれる。

息子の才能を信じ、父親が北京へと息子を連れて行き、そこで正規の教育を受けさせ音楽界で大成させようとする。その過程で様々な人間ドラマが見られ、息子も葛藤の中から自らの道を選びとってゆく。

達者な役者が揃っているが、特に父親は素晴らしい。あの正直さと直向きさ。教養のなさからくる粗雑さや押し付けがましさはあるが、それらを全て打ち消して余りある無償の、いや無垢な愛情に満ち満ちている。まるでヒトのささくれ立った心を暖かく溶かしてしまうような。
また、主人公の少年の反発しながら迸る情熱と才能を発散してゆく姿にも共感できる。(実際の収録ではアフレコだそうだが、本当に弾いている)

最後の自分の進むべき方向を選んだ後の少年の吹っ切れた表情で弾くチャイコフスキーには、清々しい風を感じた。
コンクールから身を引いたとしても、これもひとつの在り方なのだ、という。




サントラの収録曲を調べた、、、

メイン・タイトルズ(趙麟)
ヴァイオリン協奏曲第5番イ短調(抜粋)(ヴュータン)
サンシャイン・オーヴァー・タシュコーガン(原題:陽光照耀著塔什庫爾干)(陳剛)
ヴァイオリン協奏曲ホ短調(抜粋)(コーヌス)
オペラ 『ナブッコ』第3幕~「行け,わが想いよ,金色の翼にのって」(ヴェルディ)
カプリース第1番ホ長調(パガニーニ)
コンソレーション第3番(リスト)
ヴァイオリン協奏曲ニ長調(第3楽章)(チャイコフスキー)
スコットランド幻想曲作品46(抜粋)(ブルッフ)
ヴァイオリン協奏曲ニ短調(第3楽章)(シベリウス)
メイン・タイトルズ2(趙麟)



これだけ演奏していたのだ、、、かなりの聴き応えだ。
特に映画を観てから聴いてみると、、、
映画の場面が浮かんでくるはず。
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