透明な身体性

wwwを発明したヒトは大したものだ。
今、われわれが何かやる時の透明な前提は正にそれだ。
われわれにとって空気と同じと言ってもよいほどそれは抵抗がない。
完全に日常に溶け込み、電気が通っているところに端末は必ずあり、そこからほとんど何にでもアクセスが出来きる。
そもそも、
それがあっての仕事であり、趣味であり、遊びである。
また、友との繋がりである。
URLである。
そしてアウトプットの出来ない庶民からの飛翔である。
もう既に随分前から取り込んでいる身体性である。
勿論、今やアプリの世界がURLを隠蔽しつつあるが。
それでは、もうウェブとは言えない。
ウェブが見えなくなったらお仕舞いだ。
アナーキズムが無くなる。
アナーキストは、
やはりウェブが面白い。
しかし、ちょっとしたバグやミスでそこに入れなくなる。
これは体調を崩すというより、病気で動けなくなるに等しい。
いや、等しい、ではなくレアルに病む。
身体のかなりの核の部分まで血が巡らなくなる。
壊死してしまう。
早くメンテが必要だ。
早く入らなければならない。
ウェブの中に。

にほんブログ村
