お茶の間陶芸
娘ふたりと、そのお友達、それからお友達のママを対象に、自宅リビングにシートを敷き粘土教室を開く。
準備したものは、陶芸粘土。どべ。布。のし棒。たたら。
石膏のボール用の型。コーヒー缶(飲み終えたもの)。プラスチックトレイ(トレイも作るなら)。片栗粉。
それから、型抜き(クッキー用)。ヘラ。竹串。紙(広告のもの)。ハサミ。セロテープ。
特別に、陶芸用下絵の具と本焼きのときに使える色ガラスなども参考までに。
素焼きと本焼きの説明に少しは役立つ。
さて、娘のお友達の希望で、マグカップから作る。
コーヒー缶に丁度缶を展開した長方形に切った広告の纸を巻きセロテープで固定する。
布の上に粘土を適量置き、たたらで挟み、のし棒でたたらの厚みになるまで粘土を平に広げる。
ちなみにうちのたたらは5mm。
へらで粘土を長方形に切り取り、纸を巻いた缶の上にしっかり巻きつける。
固定したところで、底の面を切り取り側面にしっかり固定する。
プレーンな表面にヘラ、串などで模様や絵を描く。
小学校前の子供だと、幾何学模様より自分の好きな絵を描くことが多い。
3人ともおばけやハロウィン関係の絵であった。かぼちゃが面白かった。
串の代わりに鉛筆で上手に描いた。描く線の深さも丁度よい。
握りやすかったのだと思う。普段使っているし。
さらに型抜きで気に入った形を抜いたものをどべで綺麗に貼り付けるのもよし。
絵柄付けが終われば、とってを付ける番だ。
蛇を作り適当な場所にどべを使いとってらしく貼り付ける。
ここは、丁寧にしっかり貼り付けたい。
全体の形や飲み口が平らであるか、尖っていないかなど確認する。
そんなところでよいと思う。
最後に釉薬もかけるし。
乾燥を待つ。
素焼きのことを説明し、その後の下絵の具による着彩、釉掛け、本焼きの手順も簡単にお話しておく。
さて、次は石膏型を使ったボールである。
石膏型には前もって片栗粉を塗しておく。
先のマグカップの時のような長方形ではなく正方形に近い形に平にする。
そして、充分たたらの厚みにまで引き伸ばしたところで、型の上にぴったりと乗せ手でぱんぱんやりながらくっつける。
この時、空間が粘土と型の間に出来ないようにする。
側面に絵柄や言葉や型抜きで抜いた形をどべで貼り付けても良い。
下つまりボールの一番上の部分をヘラなどで切り取り、余分な粘土を取り去る。
切り取ったあとも平らになっているか、ひっくり返してしっかり確認して滑らかに直す。
ヒビや割れ目などは、どべを流し込むように擦り付ける。
これで綺麗な補修ができる。
さてこれも普段人が立ち寄らないような場所に置いてしっかり乾かそう。
乾きが不十分だと素焼きの際に割る可能性が高い。
また、厚すぎるとそこに閉じ込められた気泡のせいで破裂することがある。
薄く作って充分に乾燥させたい。
素焼きで割れていなければ、まず最後まで行く。
釉薬が思った通りに発色していて下絵の具が綺麗に出ていれば言うことない。
友達はボールの段階で飽きて、暴れまわり、お母さんが続きを丁寧に作って帰って行った。
うちの2人はいろいろわがままを言いつつも、そこそこ楽しい絵柄のマグカップとボールを仕上げた。
これで野菜サラダをたくさん食べてくれるといいのだが。

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準備したものは、陶芸粘土。どべ。布。のし棒。たたら。
石膏のボール用の型。コーヒー缶(飲み終えたもの)。プラスチックトレイ(トレイも作るなら)。片栗粉。
それから、型抜き(クッキー用)。ヘラ。竹串。紙(広告のもの)。ハサミ。セロテープ。
特別に、陶芸用下絵の具と本焼きのときに使える色ガラスなども参考までに。
素焼きと本焼きの説明に少しは役立つ。
さて、娘のお友達の希望で、マグカップから作る。
コーヒー缶に丁度缶を展開した長方形に切った広告の纸を巻きセロテープで固定する。
布の上に粘土を適量置き、たたらで挟み、のし棒でたたらの厚みになるまで粘土を平に広げる。
ちなみにうちのたたらは5mm。
へらで粘土を長方形に切り取り、纸を巻いた缶の上にしっかり巻きつける。
固定したところで、底の面を切り取り側面にしっかり固定する。
プレーンな表面にヘラ、串などで模様や絵を描く。
小学校前の子供だと、幾何学模様より自分の好きな絵を描くことが多い。
3人ともおばけやハロウィン関係の絵であった。かぼちゃが面白かった。
串の代わりに鉛筆で上手に描いた。描く線の深さも丁度よい。
握りやすかったのだと思う。普段使っているし。
さらに型抜きで気に入った形を抜いたものをどべで綺麗に貼り付けるのもよし。
絵柄付けが終われば、とってを付ける番だ。
蛇を作り適当な場所にどべを使いとってらしく貼り付ける。
ここは、丁寧にしっかり貼り付けたい。
全体の形や飲み口が平らであるか、尖っていないかなど確認する。
そんなところでよいと思う。
最後に釉薬もかけるし。
乾燥を待つ。
素焼きのことを説明し、その後の下絵の具による着彩、釉掛け、本焼きの手順も簡単にお話しておく。
さて、次は石膏型を使ったボールである。
石膏型には前もって片栗粉を塗しておく。
先のマグカップの時のような長方形ではなく正方形に近い形に平にする。
そして、充分たたらの厚みにまで引き伸ばしたところで、型の上にぴったりと乗せ手でぱんぱんやりながらくっつける。
この時、空間が粘土と型の間に出来ないようにする。
側面に絵柄や言葉や型抜きで抜いた形をどべで貼り付けても良い。
下つまりボールの一番上の部分をヘラなどで切り取り、余分な粘土を取り去る。
切り取ったあとも平らになっているか、ひっくり返してしっかり確認して滑らかに直す。
ヒビや割れ目などは、どべを流し込むように擦り付ける。
これで綺麗な補修ができる。
さてこれも普段人が立ち寄らないような場所に置いてしっかり乾かそう。
乾きが不十分だと素焼きの際に割る可能性が高い。
また、厚すぎるとそこに閉じ込められた気泡のせいで破裂することがある。
薄く作って充分に乾燥させたい。
素焼きで割れていなければ、まず最後まで行く。
釉薬が思った通りに発色していて下絵の具が綺麗に出ていれば言うことない。
友達はボールの段階で飽きて、暴れまわり、お母さんが続きを丁寧に作って帰って行った。
うちの2人はいろいろわがままを言いつつも、そこそこ楽しい絵柄のマグカップとボールを仕上げた。
これで野菜サラダをたくさん食べてくれるといいのだが。

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以前、釉薬の色が想定外で残念であったことをブログでお伝えしたが、それを受け取られた方が、「その色を楽しみたいです。」と仰るので、そのままお任せすることにした。
すべてはことばと同じで、どのような場所―コンテクストで語られるかだと思う。
その方の生活に自然な形で乗ってくれればよいなと思う。
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