夏はもう終わったのか?

夏は終わったのか?
なんとも言えませんが、
残虐な灼熱の日々が終焉すれば、恐らくは、穏やかな秋となるはずです。
多肉植物が眠りから覚め、どんどん大きくなります。
水を下手にやり過ぎ、徒長しなければ、中味の充実した重みの有るしっかりした成長を遂げます。
温度、日光が彼らにとっては命です。
それから風通しの良さですね。
病気、虫の発生を考えるととても肝心な要因となります。
硬くなった土の取り替えも兼ねて、鉢を一回り大きくするのもよいでしょう。
その時、根に綿虫カイガラムシなどついてないか、また少し根切りした方が良いかどうかも、良く観る必要があります。
暴れた株はこの時期の株分けが最適です。
それを夏にやるとまずほとんどは失敗します。
綺麗にまとめるとすれば、これからです。
サボテン用の培養土に赤玉を混ぜたり、細かい砂を混ぜるのもよいです。
鉢の底は必ず水はけ用の小石をたっぶり入れてください。
多肉植物、サボテンは何より水はけの良さが大切ですので。
彼らは育てるのが簡単のようによく言われていますが、根腐れし易いとてもデリケートな植物です。
彼らの元の生育環境は、雨季と乾期に分かれていますが、雨があまり長く続くようなら、雨の当たらぬ場所に移動しておいた方が良いですね。
やはり水には弱いです。
秋の話でした、、、。
秋と言うと、わたしには多肉植物となります。
この時期の彼らの成長は面白いほど露骨で生命の不気味さに満ち満ちていますから。
葉っぱを幾つも場所を決めて置いておくと、そこに子株がコロコロとどんどん育っていきます。
その速いこと、キモかわなこと。
それこそアーティフィシャルな生き物です。
単純で抽象的な形を大胆に試し、様々なパタンを生み出す。
本当に機械のようです。
ソフトマシーン。
機械状無意識とはこういうことかと思う程。
われわれの機械としての生命の在り方を照射してくれるおもいです。
恍惚とします。
純粋に成長の夢を見続ける機械のめくるめく姿。
いつまでも観ていられる。
そう、芸術の秋でしたっけ。
秋だけ芸術するのも可笑しいものですが、ものことを深く感じるには良い環境だとおもいます。
だから、わたしにとって読書にも向いてますね。
夏が終わったのなら、きっと多肉植物は元気になり、わたしも読書を始めていることでしょう。
多分。

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多肉植物の恍惚 変奏補遺。
多肉植物の恍惚
多肉植物もぷくぷく!おはようございます♡
多肉植物も元気になってきた
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