Secondhand Daylight ありきたりな日の出

最近、予定が急に変更になったり、文字通り想定外のことが起こったり、しています。
家族も含めこちらの体調についても機械の調子についてもです。
その日の約束が、幾つも流れた連絡が入る。更には中止も。
思いもかけない事で、人も去る。
歯医者で痛い目に合うと長女も歯が取れる。これは乳歯だが。
他の件は具体的には書けないことばかりですが、、、。
鈍痛が何時までも残る。
別に悪いこととはっきり断言できることは何一つないのですが。
中には助かったと思ったことも幾つかあるにせよ。
そして何と、娘たちの帰国が伸びた!
全てにおいて、調子がおかしい。
不思議の国の時間流に乗っかりました。
または、その目まぐるしさと無力感から乱気流に呑まれたような、そんな感じです。
それなのに。
どうにもリアリティがない。
それらの事柄自体もそうだが、それを記述する文章にも。
何か文にしようとすると、全てが比喩になりますね。と言うより、良くって隠喩です。アナロジー。
こうではない記述をしたいのですが、なかなかそうもいかない、歯がゆさ。
しかしこんな風に書かなければ、どうにも書きようがない。
その結果、非現術的なことに何かわざとらしい胡散臭さが加わる。
恐らく、いちいち人に言うことではないことかも知れない。
が、やはりわたしには、最も大きな、と言うより唯一の現実なのだ。
それが、こんな物語に収束しようとする。
さらに呑み込まれる。
この流れは何なのか?
この異様で一度きりの朝が、もうすり切れるほど反復された果ての朝としか思えない。
この使い古された一日。
名状し難い一日の終わり。

にほんブログ村

- 関連記事
-
- エヴァンゲリオンはまだ見て興奮する。
- 夏の感触の残る冷気
- Secondhand Daylight ありきたりな日の出
- 去年の夏は?
- 霊的なもの