暴風雨注意報がわたしのエリアでも出る~がそれだけではなかった!

車の左後輪で大切にしていた多肉植物をひとつ鉢ごと轢いてしまった。
今日1日掛りで妻と娘たちがスパリゾートホテルに遊びに行っており、夕刻迎えに来るように連絡が入ったため、車を出したときのことであった。
いつの間に棚から落ちたのか、見事に轢いてしまっていた。
ただし、多肉なら、修復はいくらでも効く。アニメに見る不死身のキャラさながらに。
秋には何とかしておこう。
しかしタイヤに鋭く刺さるような形で割れている陶器の鉢の破片が気になる。
トヨタで見て貰った方が良いかも、と思いながら車を出した。
嫌な感じだ。少しイライラする。
ここのところ、突然の風雨もあり、夏休みの我が家の行事は様子見状態になっていた。
一つは、ディズニーリゾートへホテルを取っての丸一日のお楽しみもまだ、予約を取れず。
もう一つは新江ノ島水族館「ナイトアクアリウム」 の大水槽で3Dプロジェクションマッピング を堪能したいとのこと。
とは言え、なかなか実現せず、園のお泊まり会でも飽き足らず、家で喧嘩ばかりしているので、幼稚園のお友達家族とスパリゾートで落ち合い遊ぶこととなったものだ。
折しも、全国区TVで暴風雨警報の堂々と出された日にである。
わたしは今ひとつ、3Dプロジェクションマッピングというものがよく分からないのだが、映画がスクリーンに映像を映すのと基本的に同じだと思うが、ただそれを意外な場所に写して見せているだけのことだと理解している。だとすれば、水槽という対象に映すのは魚たちの様々な動きや水の透明な流れやそれらの影響で生じる多彩な光の表情が加わり、どこかの壁などを使うより複雑な効果が得られるだろうなと想像はできる。特に3D画像も魚との融合を考えると、緩急の動きやシンクロ、奥行を工夫し面白いものがつくれる余地も大きいはず。
さらに娘達が最近見たファインディング・ニモに被らせて想像を膨らめていることも確かで、彼女らがその気でなければわざわざ行く気は起きなかったと思う。
ただ、近くの宇宙科学研究所にある”はやぶさ”を観て思ったが、これらのものは記念碑としてもオブジェとしてもしばし見入ってしまう味がある。
新江ノ島水族館には引退した”しんかい2000”が置いてある。ただ置いとくだけでなく、いつでも潜れるように定期的にメンテを施しつつ展示しているという。確かに相模湾にはよく潜っていたようだし。良いところで余生を送っている、”しんかい2000”にちょっと逢ってみたい。
ついでに群れなす魚や亀、クラゲ、マッコウクジラなども。昼間のうちにイルカショー、一度出てお昼をゆっくり食べ散歩などして再入場、夕方(夜)には「ナイトアクアリウム」と思っている。恐らく誰でもそうだろうが。
さて、例の呼び出されたスパリゾート前につくと、エントランスからガラス越しに3人ともこちらが確認できる場所におり、すぐに風の中をこちらに向け飛び出て来た。
車に乗り込むと次女がずっとメソメソ泣いている。
今日は温泉を誰よりも楽しみにしていた次女だ。
クラスの誰より仲の良い男の子の家族と一緒でもある。(それが一番嬉しかったはず)
どうしたのか聞くと、「お風呂で転んで頭をぶつけたの」ということ。
なんとまあ、、、。
絶句である。
にこやかに帰って来るとばかり信じていたのに。
世の中何が在るか分からない。
風が強いことから多肉の上棚から鉢が落下することくらいは想定内におかなければならないが。
(あるいは悪い予感か?synchronicityを感じる。)
浴槽から出て、普通に歩いていて足を滑らし頭を打つなど。
水が床上をかなり溢れていたのだそうだ。
帰宅後もしばらくの間、泣いていた。
今夜は様子を注意して見てみるつもりだが、こういうのは一番まずいパタンだ。
自然に対する身体の対応を少し研ぎ澄まさねば。
もうすぐにも国外に彼女らは飛び立つ予定が入っている。(3人での海外旅行)
くれぐれも無理はさせないようにしたい。

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