跳鼓舞(ちょうこま)太鼓の舞台を観る!

跳鼓舞を調布で見る。
日頃、お世話になっている友人が跳鼓舞というグループで太鼓のコンサートを開くというので見に行った。
勿論、太鼓に関する知識などない。どんなものかほとんど分からず会場に飛び込んだが、一言、凄かった。
なんでも跳鼓舞の50周年記念コンサートということで、海外から彼らの影響を受け彼らに太鼓を教わったという2つのグループもフルに加わり、エネルギッシュでパワフルでしかもエキゾチックな演目が揃っていた。
"かりゆしの夜"など、聴き覚えのあるものもあったが、独自の編曲でより勇壮な魅力も加わり、聴きごたえがあった。
なかでも今日のピークはテクと華麗なバチさばきの圧倒的な石狩太鼓であった。そこでの友人が主人公的な中心の位置にいたのが驚きであり、その技術は見事であった。
余程の研鑽を積んだのだろうなと思ったが、それより何よりほんとに活き活きと正に水を得た魚のように演奏していたことが印象的であった。こんなに好きなことがあり、それに身を投じていることは、きっと幸せなことであろう。
最後にわたしの音楽の琴線に最も触れたものは、アメリカオレゴン州から今回参加しているグループの作品"倭奴国"である。
外国人の笛の重奏の音が素晴らしく、マジカルでミステリアスとプログラムにあるとおり、繊細で無国籍な、ジャンルを超えた美しい響きが太鼓のリズムに鮮明に絡み、静かな感動を覚えた。
正直、前半の部の4曲目であったが、ここからわたしはこのコンサートに入り込んだと言える。倭奴国の源流を感じるサウンドであった。
POPでもクラシックでもなく、何処かの民族音楽とも特定しかねる美しい楽曲だった。
太鼓の舞台演奏というものの奥深さを味わえた、良い機会であった。
友人にお礼を言いたい。

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お腹に直接来る、太鼓の音ー振動は身体にもよさそうな気がする。
太鼓の音で病を治しているヒトいるという。
そういうヒトは音の叩き方で相手を病にもできるそうだし。
かつて天才ドラマーミルフォード・グレイヴスが言っていた。
最近、ちょっとの暇にiPhoneでアップすることが増え、時間が効率的に使えているかというと、そうでもない。
考える暇が確実になくなっている。
この駅過ぎたら、すぐ保存だなどと端折っている。
気をつけたい。
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