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ファインディング・ニモ 娘と3Dも観るかどうか検討中

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Finding Nemo
2003年
アメリカ

アンドリュー・スタントン、リー・アンクリッチ監督
アンドリュー・スタントン、ボブ・ピーターソン脚本

ニモ(クマノミ、ひとつだけ残った卵から生まれる)
マーリン(ニモの過保護な父)
ドリー(忘れっぽいナンヨウハギ)

ピクサーの中でも”ニモ”は特にお気に入り映画であり、3Dの噂にも、なにもあれだけ良いものをあえてまた3D化しなくてもよいではないか、と思っていたのだが、3Dがまた素晴らしい体験だった、という声を聴くにつけ、観ようかどうしようか迷いはじめている。
海の描写が半端でなくて、まるでダイバーになったみたい、と目を輝かせて言われてしまっては、そのまま無視できない。
子供に観せたい。
一緒に観たい。
と、思うようになった。
勿論、ニモは海が舞台のとても感動的な冒険譚である。
ファンタジーである。

海については3Dをそのうち手に入れてどれほどのものか観てみよう。

うちの娘たちは海はまだまともに見た事がない。

江ノ島の海辺を少しばかり歩かせたことはある。
江ノ電に乗って。
鎌倉高校で降りて、、、。

もう覚えてないだろうし、海体験と言うには程遠い。
海の匂いと風は僅かに感じたろうが記憶に残っているとは思えない。
夕日ともども、、、。あの永遠の片鱗も。

勿論、ニモで自然を学べるものではない。
それは情報量がいかに多くても単なる映像表現であり、全く異質の形式に過ぎない。
知識にすらならない。映画としての知識とはなるだろうが。
自然は美しいとか楽しいとか癒される、というより恐ろしいものである。
もちろんそれなしでわれわれの生存は不可能なものであるが、常に死に直結し死を湛えている。
自然の偉大さは、そこにあると言ってよい。
もっとも、ニモたちにとっては人間社会が極めて危険な死と間近な世界である。
そこからのスリリングでハードな逃走劇である。
つまり、うちの娘たちがニモのもっとも危険な敵という構図でもある。
それらも含め、やはりこんな映像があるということで観せたい。


ということで、だいぶ以前に購入したDVD版”ファインディング・ニモ”を明日観せてみたいと思う。
いまは、幼稚園のお泊まり行事で始めて彼女らは家にはいない。
夜いないのは、病院に入院していたときくらいだ。
妙な気分だ。
しんっと静まりかえっている。
なにもかもがだ。
本当に静かだ。
静謐とはこんな時間を指すのだ。
この時間はどこに属するのだろう?

明日、2人が家に戻って来るまでは、恐らく全ての音も画像も意味がない。
そして明日は、2人の娘の誕生日でもある。
この時間というものは、自然なのか人間社会のものなのか?
考えてみれば、極めて意味深い場である。


ニモは一人息子と父の教育的な物語ともとれるが、わたしも改めて彼女らと一緒に観てみたい。
可愛い子には旅をさせろ、か。
ちょうど自転車にもなんとか乗り始めたところだし。
周りの危険にばかり気を取られてダメだしばかりせずに、彼女らを信頼してもっと任せてみたい。
ニモほどの冒険をいきなり始められてはかなわないが、、、
強く逞しく育ってほしい。


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