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GOMA28

Author:GOMA28
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隣人X

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隣人Xとか言う映画を観た。大変忙しい中。無理やり観た感じ。
原作があり、かなり映画は変えてあるそうだ。
その表現形式の違いから来るものというより、登場人物や筋・設定も変えてあるようだ。
飽くまでも映画を観た範囲で。

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難民異星人を既にアメリカが受け入れているとかで、日本もその方針で、受け容れることにした、とか。
どういう経過を辿ってそうなったのか、人々の反応を見ると唐突に決まったように窺えるが。
異星人が潜り込んでいた事実も初めて知ったみたいな。そんなアホな。
人間には害をなさない異星人だと謂うが、何の根拠から?
トレースしてその人間になり切るって全く意味が分からない。
オリジナルを残して擬態したもう一人の自分が新たに出現するの?
そとれとも元を乗っ取るのか?だとしたら害どころの噺ではない。元の人間は消滅という事だ。立派な殺人。
トレースして普通に混ざってずっと何の支障もなく溶け込んで生活しているってどういう形で?
オリジナルを残してという事なら、戸籍や住民票やらマイナンバーから就職時に書き込むような全ての事柄~経歴などどうなっているの。オリジナルを乗っ取っているのならよくある恐怖のSF映画。

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何だか基本設定が分からないままラブロマンス風に進展して行くが、XでもYでもよいが、そのトレース版がどういう形で日常文脈に嵌めこまれているのかサッパリ分からない。ずっと気づかれずに普通に過ごして来て今回の政府の発表らしいが。
そんな大事な事を或る日いきなりこうなったなどとアナウンスして、そうですか、で済むはずはあるまい。
そして、生理的に違和感を覚える一般大衆がざわつき異を唱えるのも当然、メディアも政府のやり方に抗議するなら分かるが、いきなりXを炙り出し吊るし上げる行為に出るのはキチガイ沙汰であろう。まさに魔女狩りだ。

ここでは国大出て36まで独身のコンビニと宝籤ブースでバイトしている女性と台湾から地震予測の勉強に来ている女子留学生の2人が、主人公記者の担当するX候補者となる。彼女らに張り付いて写真を撮り接触して噺を聴いたり物的証拠を探ってゆく。
全くのアウトローの世界かい?普通こういったとてもナイーブな問題はキチっと細かいガイドラインが政府から下ろされ国民周知のものにされて然るべき。ただ宇宙難民を受け入れたよ、でお仕舞はない。
メディアにX個人を吊るし上げる自由など端から与える訳はない。
もう何なのという感じで進むから、上野樹里がニヒルで素敵とか思っても入って行けないぞ。

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おまけに同列で台湾の女史も言葉がまだ拙いことから差別や虐めを受ける。だがそれも実に不自然。
日本は自分と異なる者への差別意識は強いとは言え、言葉の分らぬ外国人をあからさまに馬鹿にするようなことはない。
異星人も外国人も外部から来た他者という扱いで差別し異様な目で見ると謂うのは無理がある。そんな単純な反応ばかりではないもの。特にマスコミがあれでは酷すぎる。集団リンチではないか。
しかもまだ「容疑者」ですらないのだ。何の確証もなくでっち上げられただけの対象にあそこまで踏み込むこと自体あり得ない。
まずこの段階で、週刊誌の記事として成立しない。実際に記事を書いた主人公が、これはフェイク記事ではないかと怒っていたのはどの部分だったか。編集校正の段階で何やら売れ線の煽情的で刺激的な面白記事にでもされたのか写真が違うモノへ差し替えまたは修正でもされたか。何にしてもアウトローの世界にでもなったのかい、という感じ。

4人の中心人物で、かろうじてリアリティを保持していたのは上野樹里くらいか。母がいい加減結婚しなさいというよくあるパタンの娘である。後の主人公の記者や台湾の女子学生、彼女と彼氏となったロックミュージシャンはそれぞれ変。チグハグで何で?といちいち言ってしまう(笑。特にロックの彼は何で女子学生とバイト先が一緒なのに彼女の扱いが悪いと抗議してそこを辞めて独りにさせてしまうのか、この仕打ちにはびっくりした。ちょっと真面目に見れなくなってしまうのよ。
主人公が上野のお父さんの毛髪が欲しいからって、髪の毛を一本ダイレクトに抜くってするか?普通の映画なら洗面所からブラシに付いた毛髪をそれとなく拝借して行くぞ。何かこうわざとらしくてぎこちなくて思慮が無くて、、、そうそう主人公が上野を食事に誘うところから極めて不自然だったし。あの距離の詰め方自体ないわ。
それはないわで、もうひとつ。記者が既に(各自で)調査を進めている段階でバカリズムが対象のDNAを鑑定しろと。皆そうだそうだって、そんな思い付きみたいな形での提案をその都度加えてゆくの?最初にどのような形で調査を進めてゆくか会議は無いのか。トレースした人間の形でいても飽くまでも中身が異星人であるなら身体の構成情報は異なるはずでしょう。乗っ取り同化しているのでなければ。

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テーマは多様性の時代、自分と異なる他者を受け容れてゆきましょうみたいなもの?
最後に本好きな上野が、「星の王子様」の絵本を子供たちに読み聞かせ、「大事な事は見えない。こころの目で見ないと」とかで締めくくっていたが、ちょっとね。こころの目が問題なのよ。こころで観るからそうなるのだし。見えるものとはこころ自体の反映でしかないのだから。
思考形態が変わらないと。その人間のことばが変わらないと。


ともかく他にも色々あり過ぎでいちいち挙げてゆく気もしない。
いくら上野樹里だからと言ってお勧めは出来ないな。

それで自分を裏切り傷付けた者を最後に許すって、、、スクラッチカードを絡めて粋に決めたかのような終わり方であったが、小学生がスクラッチやってるか?そのカードをお礼に上野に渡すと謂うのも変だけど。ポケモンカードならともかく、、、。

もう辞めよう。「心霊もの」が飽きたとか何とか言ってしまったが、これなら「心霊もの」の方が余程リアルで面白い。
上野樹里は出るモノ選んでね。




AmazonPrimeにて






最後に主人公が自らをXだとメディアを通じて表明し、Xとして生きてゆくという。
(上野の父をXとして週刊誌に記事を出し、彼らの家庭はメディアに踏みにじられる。しかし本は、売り切れ状態となり特別ボーナスまで支給されたが世間からは人権侵害、名誉棄損などの抗議を受け退職する)。
しかしこの段階でも、Xが何であるか、誰がXなのかも分からない。
果たしてXなどというモノがいたのかどうかも怪しい。
では、Xという観念~存在自体何から生じて来たモノなのか。どういうメカニズムで、、、。
象徴的である。
かつての魔女がこんなものだった。

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