夏眠の季節〜目眩く陽射しの中で

いつしか卒倒しそうになりながら
辛うじて意識の闇に引っかかってくることを拾ってみる。
1969年の昨日、アポロ11号が月面着陸した。
モノクロ映画の1シーンのように、今でも蘇ってくる。
静かの海をフワフワと跳ねながら歩く、アームストロング。
アメリカ国旗を刺す姿、これまたモノクロ映画の様な。
小さな自動模型の動く姿。
AppleとIBMが業務提携だと。
企業mobileのセキュリティ関係のソフト、サービス開発が主のようだ。
巨大企業の優秀なサービスとビッグデータの共有だが、一般にはどのような影響、波及が見られるか?
ジョブスとIBMの付き合いは長い。
ところで、Appleの新製品はそれと何らかの関連はあるのか、どうなのか?
山岸凉子のパニュキスに久々に泣く。
わたしは特にこのような小品が好きだ。
ハリーはまるでバナナフィッシュのアッシュの様に優秀。
ギャングのボスではないアッシュ。
死んでしまうが、かけがえのないものを後に残す。
秀でた者とは、とかくそうしたものだ。
しかし、創作というものの意味を改めて確認する。
やはり、自分を知るには創作しかない。
変わるのはまた別のことだとしても。
"ああ、パニュキス ぼくはきみを
好きにならずにはいられない
同じ所に住み同じ年のぼくたち
ぼくは木の実で青いカブト虫を
入れるカゴをつくってあげる
そして、今朝、海辺の水たまりで
きれいな貝をみつけた
ぼくは、きみのために
それに土を入れ花を植えよう" (アンドレ・シェニエ)
あつさのせいではない(笑
この作品の胸を締め付ける切なさはたまらない。
暑いときは、体を冷やすより、
感情の水位を高めた方がよい。
もはや、暑さも寒さもない。


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