26話まで観る。

たった今観終わるが、もう今日は終わり。
書く時間は無い(笑。
13話以降もどれも遜色ない出来。
凄い名作(シリーズ)があったものだ。
やはりアンテナは立てておくべき。
2005年の作品である。
これまで観なかったのが不思議。
やはりTVものは、全話観るとなると覚悟が必要となり、わたしのように常に突発的雑事に脅かされる身には重い。
特別編と続編も後日、観たいが、こんなに一日に10本以上観るような作品ではない。
一日一本じっくり味わって観るべきものだ。
だが色々とリズムを崩すファクターが多すぎて、コンスタントに物事は進まない。
ギンコの蟲を寄せる体質というのも興味深い。
確かに特異な流れを引き寄せる体質というのはある。
わたし自身がそうだ。
まあ、特異な環境に育った帰結ではあるが。
土地自体にも蟲の湧きやすい場所があるという。
そう思う。土地も生き物だ。

ギンコにすれば、蟲とは「奇妙な隣人」であると。
実に謂い得ている。
好きでいるのも自由だが、うかつにこころを許せる相手かどうか分からない。
そして花や小動物や月や火や人に~自分の子供に、そっくりだったりする。
しかしそれらは「似て非なるモノ」なのだ。
場合によっては命取りとなる。
自分にとりもはやとっても大事な存在になってしまっていても、、、
相手は「ことばを覚えてしまった為に肝心な習性を忘れてしまった」こちらの命を奪う禍々しい他者であったりもする。
この辺の際どい絡みが実にスリリングなのだ。
ともにあるべき形であるだけなのに、障りが生じる。
そこにスポットが当てられる能力~異能をもっていても対処の仕方が異なったりもする。
蟲師の個性であり資質であり経験値であり人徳によるところだったりも。
様々なドラマの余地が生じるところ。

しかしこの題材と着想は凄いものだが、その物語化も実に練れてる。
人間存在に対する考察が鋭い。
そして確かにこのような別の系と見えない作用は幾重にもあるのだという感覚を超えた認識を呼ぶ。
そう感覚や想像など全く覚束ないものなのだ。
必要なのは異質~異なる価値体系の論理。
いずれにせよ、外に出る事。
12分ではここまで(笑。
明日は特別編にでも飛んでみるか、続編に浸かるか。
U-Nextにて
