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GOMA28

Author:GOMA28
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サブウェイ リックベンソンを観る

Isabelle Adjani
Subway
1995年
フランス

リュック・ベッソン監督・脚本・製作

イザベル・アジャーニ、、、エレナ
クリストファー・ランバート、、、フレッド
リシャール・ボーランジェ、、、花売り
ミシェル・ガラブリュ、、、ジェズベール警部
ジャン=ユーグ・アングラード、、、ジャン=ルイ(ローラー)
ジャン・ブイーズ、、。駅長
ジャン=ピエール・バクリ、、、バットマン刑事
ジャン=クロード・ルカス、、、ロバン(ロビン)刑事
ジャン・レノ、、、ドラマー


最初は、地上のハイウェイを2台の車のカーチェイスというのか、ロックサウンドに乗り爆走する車が、最後に地下鉄の駅の出入り口に突っ込むところから始まる。
この物語は地下の物語であることを知らせる。
そしてこの話はこのテンポで行くぜ!
ということが了解される。

地下と言えば、黄泉の国か?
大変賑やかで迷路のようで、子供の頃の秘密基地を想い浮かべる場所である。
おまけにカラフルで、妙に綺麗なところである。
タバコをふかしたり、アルコールを飲みまくっているが、不思議に匂いのしない世界である。
そうコーヒーもやたらと飲んでいる。味も香りもしないコーヒーを何杯も飲む。
クリストフ・ランベール演じるフレッドもイザベル・アジャーニの若妻も人形のようにアーティフィシャル。
しかもローラースケートが絶え間なく走っていて、アクションもありスピードもある。
が、登場人物に内面があるのかないのか、感情は感じられない。
そのため、こちらも全く感情的な響きはない。
皆無である。
すべてが滑りさってゆく。

イザベル・アジャーニが盗まれた書類を取り戻しに何度もフレッドに接触してもいつまでも書類は戻らず、ついに書類そのものも忘れ去られ、ストーリーがフレッドたちのバンド作りへと収斂されていく。
アジャーニ自身も書類なんてどうでもよくなってゆく。

地下鉄をひとつの地下世界の住人の住処として描くのは、新鮮だ。
蛍光灯の明るさの元で、絶え間なくひったくりが行われている世界。
何処の場所なのか、朝陽光が射してくるところに彼らは寝ているようだ。
その場所が、地下と地上を繋ぐところか。
ここのところだけヒトが生々しい。
日常界の時間流に乗り替える部屋のようだ。
宇宙船に必ずある部屋。

地下鉄でのコンサート。
主人公のフレッドはバンドの中でのポジションはないのか?
パートがないのか?または、マネージャー?プロデューサーなのか?
ともかくバンドに入っていない。
面白い立ち位置だ。

銃で狙いやすい。
撃たれた後、アジャーニの腕の中で亡くなったかに見えたが、また首を動かしバンドの音に合わせて口ずさむ。
確かに、倒れたあと、彼女にまたあした電話すると言っていた。
そうだ、ここはもともと黄泉の国だった。
それで彼らは、撃たれることにもあんなに無防備だった。
全くどうでも良いことだった。死ぬことなんか。
ここは、異なる時間の支配する世界だ。

この映画では、不思議に独りも死んでいない。

もともと生きていたのならの話だが。



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