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アール・ヌーボーとアール・デコ展 (横須賀美術館「明るい夢」)

Beardsley-peacockskirt.png

「明るい夢」だそうだ。
うーん明るい夢か、、、。微妙だ。アルフォンス・ミュシャとかがたくさん来てそうだ。
横須賀美術館で開催されているらしい。
ちょっと行くのはどうも、と思っており多分行かない可能性が高い。
だが、アール・ヌーボーには興味はある。

オーブリー・ビアズレーである!何と言ってもわたしにとって。アール・ヌーボーとは。
他はあんまり興味はない。

ウイリアム・ブレイクが祖先にあり、ジャポネスクがやはり根底に流れ、ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティがプレラファエル派に統合するのを横目で眺め、ホイッスラーの画業とバーンジョーンズの存在が加わり、我らがギュスターヴ・モロー、ユイスマンスの至高のサロメを経て、オスカー・ワイルドとの仕事で思う存分爆発(ワイルドとはちっとも仲は良くなかった)するオーブリー・ビアズレーの歩がアールヌーボー。
彼はとりあえず全てを吸収するが、別にそれらの影響下に留まることは一切なく、それらの人たちとの関係で仕事をするとき、すでにそれが足枷となっていた。
文句をブーブー言いながらも取り敢えず仕事はした。
「アーサー王の死」バーンジョーンズの足枷に悩みつつ、「名言集」果は「サロメ」
彼は直ぐに自ら独自のビアズレー形式を生んでいる。

サロメ!ファンファタルの最終形を世に残し25歳でさっさと逝ってしまう潔さ。

オーブリー・ビアズレー。これほどかっこいいアーティストはいない。
「洗礼者ヨハネの首が欲しい」
写真を見てもいかにも。誰かに似ているが思い出せない。
ともかく細い。細身である。
ビアズレーが肥えていたりしたら、もうすべてが終わりである。
サロメもモロー+ユイスマンスで終わりであった。
審美的で典雅で神々しく、、、しかし
さらなる猛毒と退廃と倒錯は加わらず仕舞いであったはず。

さらに爛熟した甘い腐臭を纏って奈落の底へ落ち続けることのできるものは幸せ。
終末の彼方へ。すでにこの世なんてものは何100回も終わっている。
まだまだ落ちる先はあるのか。
そこは「明るい夢」の場か?
どうだろう。
覗いてみろよ。

ワイルドの逮捕の原因ともなった、ジョン・レイン発刊のYellow Bookであるが、ビアズレーが責任編集者である。
彼は文学の素養と造詣はワイルド以上と言われており、本についても編集者(エディトリアル・デザイナー)の位置にいた。
「サヴォイ」それから。
書物への徹底したこだわり。愛情。
おまけにピアノの腕も生半可ではない。衆目の認めるところ。
単なる挿絵画家ではない。
ウィリアム・ブレイク~ダンテ・ゲイブリエル・ロゼティの流れを汲み。
その集結点がオーブリー・ビアズレーという天才。
アール・ヌーボー。
他のことは知らない。



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