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GOMA28

Author:GOMA28
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名も無き世界のエンドロール

THE END OF THE TINY WORLD008

THE END OF THE TINY WORLD
2021

佐藤祐市 監督
西条みつとし 脚本
行成薫 原作
佐藤直紀 音楽
須田景凪『ゆるる』(WARNER MUSIC JAPAN / unBORDE)主題歌

岩田剛典(幼少期:島田裕仁)、、、キダ(自動車整備工からワイン会社社長へ)
新田真剣佑(幼少期:宮下柚百)、、、マコト(自動車整備工から交渉屋へ)
山田杏奈(幼少期:豊嶋花)、、、ヨッチ(キダ、マコトと同じ親のいない娘)
中村アン、、、リサ(政治家令嬢)
石丸謙二郎、、、安藤(政治家)
大友康平、、、宮澤社長(自動車整備業社長)
柄本明、、、川畑(闇社会の輸入業社社長)


山田杏奈が出ているので観た。
単にチャーミングと謂うより、存在感と演技力が、特筆に値する女優だと思う。

THE END OF THE TINY WORLD006

いや、もう大変な「プロポーズ大作戦」であった。
噺の展開が回想と現在が巧みに絡まり切り替わりながら展開して行き、惹きこまれてしまう。
隙が無い。全体のトーンが統一されていて絶えず不穏な空気と緊張が走っている。
段々と伏線が回収されてゆき、真の目的へと収斂して行くスタイル。
(これ自体はよく見るフォーマットだが)。
コーラの缶、薔薇の花のマジック、犬、信号などの「ボタン」、、、小物が記号~象徴的な役割を要所において果たしている。

THE END OF THE TINY WORLD002

「さみしい」(淋しい、ではない)、「忘れられたくない」という感覚はわたしには無い(ボタンを律義に押す趣味も)。
主演の三人、キダ、マコト、ヨッチは、基本は親がいないと謂うところから来る、孤独~孤立感により繋がる疑似家族的なものか。
こういう関係性は特に少年期から思春期には有効であり、あり得るとは思うが、3人による小さな共同体は当然危うい。
ヨッチは2人の内のどちらかを選ばなければならなくなる。
タッチの差で先にマコトがプロポーズしていた。
キダもヨッチを深く愛していたが、二人を祝福しサポートに回る。
男の友情か、、、これは最後までブレない。

THE END OF THE TINY WORLD007

これだけならほろ苦い青春ものであるが、、、。
飛んでもないリサという女がこの小さな関係性~共同体をテロのような破壊力でぶち壊し飛び込んでくる。
彼等から最も大切なものを奪い去ってしまう。まさにマコトが結婚指輪を渡さんとしていた相手であった。
しかも犯人の父が権力によって全てを隠蔽してしまう。痕跡すら残さず。
だが運命の悪戯か、敵は何も知らず自ら彼らの牙城に助けを求めて来たのだ。
マコトがそこで動かぬ証拠を見つけ、彼は独り意を決して出てゆく。
10年がかりのプロポーズ大作戦が始まる。
この後、直ぐに彼らの小・中・高校は全て統廃合により消え、街道の整備という名目で彼らの自動車整備工場も潰された。

THE END OF THE TINY WORLD004

裏社会の情報屋を頼みマコトを探し出したキダの協力が無ければ、10年で作戦決行は無理であったかも。
金は何とか作っていてもキダの「交渉屋」が板についた彼の凄みと手練手管によってマコトの新しいIDとリサの彼氏を追っ払うことが手っ取り早く出来たのだ。この辺はマコトにとっては想定外であったことだろう。
キダは、マコトのプロポーズ大作戦に惜しみない協力をするが、最後の計画だけは認められなかった。

まともな方法では全て抑圧・隠蔽・排除されてしまう。,
その為キダは、一流モデルリサのクリスマスパーティーのTVバラエティー枠をジャックし、マコトとのホテルの一室でのライブ映像を流す。
ここで、最初は甘い恋愛ムードを醸し、視聴者はハッピーなサプライズ企画だと思い盛り上がる。
しかし徐々にトーンは変調してゆく。
会場で固唾を飲んで見守る主にリサのファンたち。
マコトのお得意の手品を使いながら、リサとその父の代議士の行った悪事が暴かれてゆく。
動揺し激しく罵り自己正当化を図ろうとするリサだが、マコトの婚約者のヨッチを犬のように轢き殺してその件を隠滅したことを認めるざる負得なくなる。果ては往生際悪く、全てを父の責任だとして逃れようとするのだが。
マコトの真の目的は、リサやその父への復讐ではなく、ヨッチが自分の選んだ指輪を気に入ってくれるかどうか、知りたいのであった。
だから全てを吐いた(とは言え絶対に青にならなければ信号を渡らぬヨッチが信号無視して歩いて来たという嘘はそのままだが)、リサ共々、ヨッチのところに行く必要があった。10年待たせたが、そんなことは大したことではない。

THE END OF THE TINY WORLD005

リサが叫ぶ中、スイッチを押そうとするマコト。最後の計画だけは止めたいキダは、そのホテルへと走りドアを蹴破る。
(これだけ大々的に放送されていれば、機動隊なども駆けつけて当然だと思うが)。
しかし教えられたホテルの部屋は、丁度爆発が窓から綺麗に見える距離の離れた部屋であった。
子どもの頃から、いつもマコトに引っ掛けられていたキダであったが、それが彼の最後の鮮やかなトリックとなった。


最近の邦画としては、「 真夜中乙女戦争」と共に面白い作品に思える。
夜の花火のような爆破など、ちょっと似た虚無的で切ない雰囲気もあり、、、。

THE END OF THE TINY WORLD003

子役はどう見ても似ていなかった。もう少し人選して欲しい。
だが、ヨッチの子役は、これから来そうな有望な女優に見えた。
山田杏奈は、「ミスミソウ」の時ほどの魅力は感じられなかった。役柄が悲惨過ぎる上に地味であったからか。ミスミソウは常軌を逸した悲惨さでビビットであったが。
ワクワクする楽しい役をやって貰いたいものだ。
中村さんは幅をグッと広げた感あり。男子二人は静かな熱量で迫る演技が光った。
柄本明が凄みを効かせていると映画自体が引き締まる。引き籠り男子もなかなか味が出ていた。
キャストは、皆申し分ない演技であった。

THE END OF THE TINY WORLD001




AmazonPrimeにて











続編のTVドラマ広告がエンドロールで流れる。
こういうことは、やって欲しくない。
続編自体は観てみたいが。

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