6秒ルール Vineとは?

Vineとは、6秒ショートムービーサービスで、主に女子中高生に人気がある。
見ると、面白いものが流行っている。
人気者も出ている。
大変な人の集まりようだ。
おや、企業ものもあるぞ。
流石に森永ものは丁寧な作り込みだ。
しかし女子高生のも勢いは圧倒的だ。すごい覇気だ。生きる力だ!
何と、米Twitterが新興企業のVineを買収し、2013年1月に提供開始したショートムービーサービスだそうである。
すでにユーザー4000万人だとか。
これでは情報弱者と呼ばれても仕方ない。
そういうところからやってきたのか?
と言っても、われわれにとっては、Web上に忽然と現れるものであるから、どこのどういうものということもあまり関係ないことが多い。
気がついたら女子高生が猛烈に使いこなし17万人をファンにしていた。
ブランディングできましたな、オネーサン。
売り込めますぞーっというところか?本人にその気があれば。
しかし、無限ループ再生しているではないか!
確かに広告には良い!
イメージを植え付ける力は確かに。
すでにYoutubeやニコニコ動画がこれだけのシェアを誇る中、Vineの売り物は、その6秒反復にあるようだ。
何か無意識に訴えるに効率的な尺なのか?
それよりまずインターフェイスによるところだ。
イン&アウトのし易さが尋常でない。
アプリを撮影モードにして画面をタッチしている間だけ録画が行われるというシンプルさ。
アップもその状態から出来るというもの。
6秒であるから授業中に作成・アップという猛者もいるはずだ。
出来栄えを再度チェックして、次作にしばし思いを馳せる。
さらにもう一本。うんなかなか食付きが良い1
先生は一切気づかない。いつだって先生の反応は一番遅いもの。だから平和なのだ(場合によっては)。
見るのも作成・アップもほとんど無意識で出来てしまう。
女子校生たちの携帯に特化した指使いを一度でも見たことがあれば、Vineなど無意識レヴェルの操作であることは疑えない。
そして、先にどういう類のものかで、米Twitterが新興企業のVineを買収という経緯を述べたが、まさにそのため、この
Vine、Web上からツイートする事も出来る。
しかもTwitter経由であるから拡散力も凄い。
女子高生が面白いことすれば間違いなく受けて、拡散する。
その何か面白いことする時間が6秒が丁度良いようだ。
感情の動く時間、発想の組まれる時間もそのくらいらしい。
よく考えたものだ。6秒ルールだ。
ちなみにわれわれの給食で、床に誤ってパンを落っことしたとき、食べられる間が5秒だった。
われわれはそれを5秒ルールとよんだ!
わたしは落ちたものは一切食べなかった。お腹が弱かったからだ。それで死んだらあまりに可笑しすぎると思ったからだ。5秒でコッペパンが食えるか?!しかし食っていた猛者はいた。
6秒というのを少し考えてみると、ヒトの感覚を開放し工夫を凝らした一発芸をするのにこの時間が最適ということだ。間違いない!
これからそのうち、相当工夫された思わず唸ってしまうようなVine作品が次から次へと女子校生たちから生産されていくに違いない。
何でも時間こそが基本だ!時間を意識しないものには、「見えない廃墟」化が進行する。
時間を緻密にディテールまで使い切るような創作、これをいろいろなところで観てみたい。
また思いつくことがあるはずだ。

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