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GOMA28

Author:GOMA28
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インフィニ/INFINI

Infini001.jpg

INFINI
2015
オーストラリア

シェーン・アビス 監督・脚本・製作
ブライアン・カーチア 音楽

ダニエル・マクファーソン 、、、ウィット・カーマイケル
グレース・ファン 、、、クレア・グレニッヒ
ルーク・ヘムズワース 、、、チャーリー・ケント
ルーク・フォード 、、、チェスター・ハンティントン
ブレン・フォスター 、、、、モーガン・ジャックラー
ドゥエイン・スティーヴンソン 、、、レックス・マニングス
ハリー・パヴリディス 、、、ハリス・メンジーズ
ルイーサ・ミグノニ 、、、フィリパ・ボクサン
ケヴィン・コープランド 、、、シート・ヨハンソン
リチャード・ハジェット 、、、モントリー
テス・ハウブリック 、、、リサ・カーマイケル
マット・ミント 、、、主任


23世紀ともなれば、他の知的生命体との遭遇もかなりのものかも知れない。
一般の人間が銀河の果てまで派遣され仕事に従事しているのだ。
スケールが違う。
ただ、そのスケールが豊かさから拡がったのではなく、貧富の差の激しさの成すところというのが、厳しい。
貧困層は、遠くの惑星での労働に従事せざる負えない状況にあるとのこと。
しかも転送時の事故で命を落とすリスクは大きいという。
(何やらアメリカの貧困層が外国の軍事行動に駆り出されているのに似ている)。

Infini002.jpg

INFINIは銀河系で地球から最も遠い惑星で極寒の地である。
そこに設けた基地に先に到着した隊員がペイロード伝送によりINFINIの鉱物を地球に転送しようと目論んでいた。
しかもその地で仕事に従事していた1600人もの人間が地球に帰還後、皆狂暴化し殺し合い全滅するという事件が起きる。
INFINI調査団が集められたがカーマイケルのいた師団はウイルス感染で全員殺処分になるが、彼だけ緊急措置の装置を使い単身INFINIに転送され助かる。

新鮮に感じたのは、宇宙船を使うのではなく、首に装着されたAPEX装置により、転送されるところである。
この時代、余りに多くの遠方の惑星に向けての出稼ぎが増えたため、宇宙船の建造費の捻出が厳しくなったものか。
貧困の労働者階級を使い、リスキーでもあらゆる意味からコスパのよい方法が模索されたのであろう。
所謂転送法はワープなのか、リロケーションシステムなのか、23世紀にこの技術が一般化されているのは立派に思うが、反面貧富の差の拡大が留まらず、人間の質もこの有様ときては、かなり歪な発展をした感は拭えない。

Infini006.jpg

他の師団がペイロード伝送阻止とカーマイケルの救出のため、INFINIに転送される。
彼らは予定通り移動に成功し基地内の惨状に驚くが、カーマイケルの無事も確認した。
カーマイケルによると基地の隊員たちは皆、急に人格が変わって狂暴化しお互いに殺し合いを始め、自分は安全な場所に隠れて助かったと。
プログラマーでもあるカーマイケルの働きで基地が復興しINFINIの鉱物のペイロード伝送も止めることに成功する。
そして帰還を果たそうという時に制御室に乱入したウイルス感染した元の隊員に大尉が襲われる。
彼を襲った感染者を撃ち殺すとその血飛沫を浴びた者が皆感染してしまった。

Infini005.jpg

カーマイケルやハリスは、症状は出ておらず、バイオラボで前にいた研究者のレポートを読みINFINIに関して理解を深める。
鉱物に見えるものが生命体で在り、惑星そのものが一つの意志をもつ生命体とも謂えるものであることを知るに及んだ。
この天体は、どうやら、タルコフスキーというかスタニスワフ・レムの「ソラリス」と同等のものと受け取ってもよい。
だが、侵入者の深い意識~無意識を読み取り、それを実体化して見せるのではなく、個体の人格を破りそれを顕在化~増幅して発現させるものであろう。感染とは言え、こういった次元のものであるように受け取れる。
ハンティントンも症状は出ていなかったが、明らかに暴力的に敵意丸出しでカーマイケルに襲い掛かって来るのだった。
結局、皆が殺し合いをすることとなり、カーマイケルひとりが残ることとなる。

Infini004.jpg

そもそもそのINFINIの目的は何であるのか。
ラボのレポートからも読み取れたことは、彼らが暴力本能により他の存在~種を淘汰して支配することにある。
地球に鉱物(彼ら)をペイロード伝送し侵略を企てていたのだが、それは今や止められ、感染者(複製体か)を送ってはみたが暴力性から自滅する羽目となった。

INFINIとしても、新たな手段と方法を探る必要があった。
しかしそれは、容易く見つかったようだ。
やって来た隊員たちが、身籠の妻のところに何としても還らなければならない、とか6歳の娘の学校行事に出るという大事な約束があるなど、家族の愛~絆を再三強調していた。
これは、彼らにとり単純な暴力に替わる強力なキーとなったはず。

Infini003.jpg

カーマイケルは最後にループ録音をする。
「お前の企ては失敗した。お前には選択肢があった。それなのに人間の最悪の部分をお前は選んだ。憎しみや非道な暴力。諍いを。物事の全体を見る能力がなかった。未来を見通すことをお前は拒否した。支配したいという利己的な欲求に負けた。もしお前が成長し、進化出来ていたなら、状況は違っていたはずだ。もし共に協力し合えていたならここへ来る気はなかった。ただ家族に少しでも良い暮らしをと、それをお前は奪った。俺たち全員から。そしてこんな結果に。~何故か憎しみはない。~」スウィッチを切って彼は腕をナイフで切り自殺を図る。

カーマイケルが目を覚ますと、他の隊員全員が無事生きているのだ。
まるで酷い悪夢から目覚めたかのような面持ちで誰もがいるようだった。
大尉は記憶が一部飛んでいるが、報告に問題はないと言っていたが、恐らく皆が後ろめたい何かを隠していた。
知っているのだ。自分が複製体であることを。それで大尉は何度もカーマイケルに「何か聴くことはないか」と執拗に繰り返したのだ。
「ありません」と返し、皆で無事に帰還する。
最後の検閲の関門では粗暴な雰囲気も出るなどしてかなり滞るがどうにか全員クリアする。
「愛」は、強力な武器となろう。


続編があってもよいかも知れない。



AmazonPrimeにて








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