暫くは映画は観ない

何にしても物語である。
それに嫌気がさす。
日々物語を不可避的に生きてしまってるのに、その上詰まらぬ物語を何でまた観なければならぬのか。
別にわたしの日常~物語に何らかの作用(相殺作用)など起こるべくもなく、、、。
(注:面白く感じる物語もあったりする。が、面白いのは寧ろ解体された物語である)。
別に誰に観てくれと頼まれたわけではない。自分で勝手に映画を観るのをルーチンにしていたに過ぎない。
観た後、感想を書いてもわたしの場合、映画にお構いなく好き勝手なことを書いているだけだ。
そのくせ、ほとんどすべての作品についてネタバラシもする(笑。
映画評として見る人は、ほぼいないとは思うが、たまたまそのつもりで来た人にとっては悲惨体験であろう。

わたしの場合、別に映画というものが好きで観ているわけではない。
但し、SF映画は特別で、好んで見てしまう対象である。例外的に体質に合うのだと思う。
それからSF的な幻想性を持った映像美の映画も好む。タルコフスキーに小津安二郎、、、。
(スターウォーズとかはSFとは思ってない)。
それでも敢えて映画全般を観てしまうのは、、、
映画作品の多くが、自分が言いたいことを誘発してくれる触媒の役目を果たしてくれるからである。
それにかこつけて自分の事が話せるからだ。
つまりブログ記事になるのだ。それが無ければ実質ここまで続かない。
何もない所からいきなり書くというのも書き出しにくい、取っ掛かりが欲しいのだ。

映画はわたしにとっては、そんなものだ。
映画愛好家や映画作りに励んでいる人にとっては風上にも置けないといったところか、、、。
何にしてもどうでもよい。
わたしが好きなのは、拘るのは(自分でも描いている)「絵」である。
こういう場では、発表しないけど。