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「君自身に還れ」から No.3

今日も池田晶子氏の本から、触発された言葉をもとに勝手に考えてみます。
ほとんど考える糸口に使わせてもらっているので、内容的にかなり違うことを述べる可能性は高いです(笑

ここで
どうやら問題にされているのは、徹頭徹尾、言葉です。
ノヴァーリスの言う通り世界は言葉でできてますから、何にしても言葉を問題にせざる負えないですよね。
そしてわたしも常に言葉にひっかかる。
考えてみれば生きていて問題に値するのは「言葉」のみです。
他になにがあります?

さて、今日見た数ページです。(本来は全部読んでからやるべきなのですが、、、汗)
やはり、ストレートであまりに本質的な真っ当な対談です。
しかしながら、シンプルなその話題そのものの理解となると、全身体的理解を要します。
薄っぺらな言語で整理回収出来るようなしろものではありません。(意味ありません)

人間は「死」に触れて、はじめて生を考え始める。「死」は知ることはできないから、恐れの対象になります。その恐れから「生」とは何かを考え始めます。(確かに壮大な文化もこれから開闢しています)「死」から逆照射される「生」、人間とはことごとく「死に向かう存在」(ハイデッガー)です。さらに「宇宙」という謎にも触れます。その中に存在する、「ある」という不思議に直面します(ヴィトゲンシュタインの常に強調していたこと)。「無」または「空」とは。そして神とは。これらは考えれば考えるほど、とてつもなく虚無であり恐怖をともない、畏れを感じます。
はじめて、この時点から思考が生じ、そのための言葉が生成されてゆきます。
そして、これは、日常の市場社会で使われる、手段としての言葉では何も語れないことは明白です。
単なる反射レヴェルの思考で対応できる事柄ではないのです。


「存在」自体を考えるとは「詩」を書くときのように、自分の頭ー自我で考えるというよりロゴスー言葉が考える形をとるものだ。
つまり主格ー主体が対象に関して考えるというものではなく、単にロゴスー論理自体の自己運動として展開する、そのような思考によるものである。
死ほど普遍的で絶対的なものはない。
「死せる者」を考えるに当たって、普遍的で絶対的ロゴスによるほかない。
所謂、「ほんとうの言葉」が必要になる。
(芭蕉が死んでも彼の言葉は残り続ける)


もしあなたが死を直前に控えた身であったとして、最後に何がほしいか。ここにおいて言葉以外に受け取れるものなんて何一つないことも明白です。

存在が時空・歴史をはみ出す何かであることは音楽の形式において最も雄弁に表出されています。
芸術が音楽の状態に憧れるのは当然です。
あの感動、その元にあるのは
死へとおおきくはみ出してゆきます。
藤原新也の写真などには普通に死がごろごろしていて何故かとても綺麗です。
絵画、写真などの芸術にもメメントモリが表出されていることが分かります。(クレーは死が基盤)
これらもすべて詩的言語です。ロゴスです。

「死」を受け止めるロゴスとしか言えない言葉を最期には必死に探すはずです。
使い捨ての言葉の群れの中から。


生きることは「死の練習」(プラトン)

自分が常に「死せる存在」であること、自分がこうして世界に「あること」の不思議を忘れてはならない。
これが基本です。


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THEME:文明・文化&思想 | GENRE:学問・文化・芸術 |

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