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GOMA28

Author:GOMA28
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メイジーの瞳

What Maisie Knew002

What Maisie Knew
2012年
アメリカ

スコット・マクギー 、デビッド・シーゲル監督
ヘンリー・ジェームズ原作
ナンシー・ドイン キャロル・カートライト脚本

ジュリアン・ムーア、、、スザンナ(母、ロックミュージシャン)
アレクサンダー・スカルスガルド、、、リンカーン(バーテンダー、メイジ―の父代わり)
オナタ・アプリール、、、メイジ―(幼い少女)
ジョアンナ・バンダーハム、、、マーゴ(元ベビーシッター、メイジ―の母代わり)
スティーブ・クーガン、、、ピール(父、画商)


「メイジーの知ったこと」
色々、知っただろうね。
幼くして。
この子役さん。恐ろしいことに、眼の演技が出来る。
(日本では芦田愛菜か)。

What Maisie Knew005

親で苦労する子供は多い。
そして恐ろしいことは、それが何代にも渡り(この関係性の遺伝子が)引き継がれることも少なくない。
(本題から逸れるので、この件についてはまた違う場所でトクトクと語りたい(爆)。

この子の幼年時はどうだったんだろう、と思いを馳せてしまうところである。
この夫婦が今と違う意識~生活スタイルであったわけがないし、この関りであれば、結構厳しい愛着障害は考えられる。
それから今~少女期は将来の自立に向け自尊心を何よりしっかりもたなければならない。
言葉だけの愛してるわよで用が足りるとでも思ってるのか。実際は自分たちの都合だけで子供を振りまわしているに過ぎない。
子供の前で大喧嘩を繰り返し、結局離婚するが、親権を巡っての泥沼の裁判が続く。
娘は日毎にあっちに行ったりこっちに来たり。だがその日を忘れたり都合で迎えに来なくて空白を彷徨ったりする羽目に。

What Maisie Knew006

親は子供を犠牲にしてやりたいようにやっているに過ぎないことがよく見て取れる。
飽くまでも自分主体。子供は所有物。子供の他者性を見ていない(大概、変化に気づかない)。
自分の都合~気分で猫可愛がりしてみたり助けが必要な肝心な時にほっぽらかしてみたり。
子供に対する気持ちは、子供の人格・主体を尊重したものでは微塵もない。
単に自分の気持ちを一方的に押し付けているだけ。「あなたを愛してるの~、大切なの~」だったらそのように実際に接してみろ。
こういうのを所謂、毒親という。
(しかし冷酷非道なうちの親より遥かにましであるが、、、積極的な虐待はない。一番マズイ言葉による虐待を恒常的に受け続けると確実に脳を壊される。しかしネグレクトも立派な虐待に入る)。

What Maisie Knew007

オヤジはいい加減なことに、ベビーシッターの綺麗な娘をたぶらかし(結局妻とし)、メイジ―の送り迎えや身の回りの世話を焼かせるが、それを当然と思っている。マンションの部屋の鍵も渡さずに彼女は部屋に入れず困り果てたり、、、。
親権を争っている身でありながら娘の世話は全て彼女に押しつけっぱなし。
どれほどマーゴが苦労しているか全く想像すらしない。当然労いもお礼もない。
仕事で忙しいなど勿論、理由にならない。
それで養育できないなら親権を潔く手放すべきであろう。
時折、娘と顔を合わせた時だけ調子のよいことを言って、その場限りのご機嫌取り。
こんな出鱈目が許されるか。

What Maisie Knew004

母親も若い親切なバーテンダーをたぶらかし(結局夫とし)、メイジ―の送り迎えや身の回りの世話を焼かせるが、それを当然と思っている。スザンナとピールは似たもの夫婦ではなかったのか。子供を持たなかったら結構上手くやってただろうか。いや、相手にだけはやたらと望むことが大きい自分勝手な輩なのだろう。きっと。破局は当然だったか。
更に質の悪いことに、この女、赤の他人であるメイジ―に馴染もうと一生懸命彼女の興味に寄り添う姿勢を見せるリンカーンに対し怒って彼を遠ざけるのだ。この所有欲~独占欲は何なのだ。夫婦となり家族として生活を営むのなら、新しい父が子供と上手くやっていけなければ崩壊ではないか。何を考えているのか。結局自分が娘を預かる期間にツアーなどを入れてしまい彼は困り果て、敵側のマーゴに助けを求めに行く羽目となったり、、、。そして突然、帰国していても彼に連絡も入れなかったり、、、これで完全にリンカーンは彼女に愛想を尽かす。

マーゴもピールに当然の如く憤り、出て行ってしまう。
しかし結局、メイジ―をどちらの親もどうにも出来ず、この若い親切なふたりの男女に任せることに、、、。
だが普通ならどちらの男女もいい加減にしろと、怒ってそんなことに一切関わらないはずである。
だが、この2人は何とも愛情深い人格者であった。
悪いのは親であってあなたではない、と全面的にメイジ―を受け容れることに。

What Maisie Knew001

この赤の他人の2人が終始、メイジー自身を尊重して接していた。
しかし実際にこんなに若くてここまで出来た人はそうはいまい。
少なくともわたしの生育期における身の回りの人間にはいなかった。絶無。
この子は物凄くラッキーである。
それにこのイケメンお兄さんと美人のお姉さんがとてもお似合いカップルときている。
二人ともメイジーをよく観て接してくれる。新たな愛情たっぷり家族の形成ではないか。
言うことなしではないか。
しかしこれはお伽噺だ。こんな完璧な赤の他人の保護者なんてどこから出て来るというのか。それこそ魔法が必要である。
最後はマーゴの従妹の売り家に三人で住む事に。売り手なんかなかなかつかないわよ、という危なっかしい生活基盤だが、取り敢えずこの保護者がいてくれれば何とかなる。
救われる。
それでも実の両親に捨てられた外傷経験は深く抱え持ってこの2人と共に生きてゆくことになる。
最後の最後にそれを眼で表現している。この子役、恐ろしい。






AmazonPrimeにて














わたしはこんなにもこの子を愛してるわ像~イメージに酔っている女ほど気持ち悪いものはない。

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