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GOMA28

Author:GOMA28
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オンネリとアンネリのふゆ

Onnelin ja Annelin talvi004

Onnelin ja Annelin talvi
2015年
フィンランド


サーラ・カンテル監督
マリヤッタ・クレンニエミ原作
サーラ・カンテル 、 サミ・ケスキ=バハラ脚本
アンナ・マリ・カハラ音楽

アーバ・メリカント、、、オンネリ(アンネリのお友達)
リリャ・レフト、、、アンネリ(オンネリのお友達)
エイヤ・アフボ、、、薔薇の木の夫人(名高い建築家)
ヤッコ・サアリルアマ、、、リキネン(ポリス)
ヨハンナ・アフ・シュルテン、、、ウメ・ボーシュ(ポリスの妻)
エリナ・クニヒティラ、、、ノッポティーナ(プクティーナの姉妹、夫人の従妹)
キティ・コッコネン、、、プクティーナ(ノッポティーナ姉妹、夫人の従妹)
アレクシス・コイスティネン、、、プッティ(プティッチャネン一家の坊や)
ヨーナス・サールタモ、、、エッラ(プティッチャネン一家の父親)
サムエル・バウラモ、、、アルスカ(ガソリンスタンドの主人)
インカ・カレン、、、アデレ(ガソリンスタンドの妻)


「オンネリとアンネリ~」は、フィンランドでは誰もが馴染んでいる児童文学であるらしい。

のっけからメルヘン感覚たっぷりのフィンランドの雪景色の中、可愛い家に住む幼い女の子二人とくる。
この小学一年生くらいにしか見えない彼女らは、有名な建築家の「薔薇の木の夫人」から家を買って二人きりで住んでいるのだそうだ。お金に困らない身分みたいだ。
(日本ではあまりない話)。
プティッチャネン(練習しないと言えない)という小さな種族が登場する。

Onnelin ja Annelin talvi001

自分たちの家が人間の木こりによって木ごと倒され壊れてしまった為、薔薇の木の夫人にまた家を作ってもらおうと尋ねて来たという。
ちゃんと車に乗ってくるのだが、それが人間の車をミニチュア大にした機能はそのままの精巧なもの。所謂本物なのだ。
(終わりごろにはミニ・ヘリコプターまで登場する。ミニサンタがプレゼントを届けに来るのだ。この精密工業技術は凄いと言えるがどこにミニ工場をもっているのか。少なくとも森の妖精みたいな小人ではないことは分かる)。
その車が事故に遭って壊れてしまい、薔薇の木の夫人に建ててもらった家に住むオンネリとアンネリのところに転がり込む。二人は面白いので彼ら家族をおままごとのドールハウスに招待して暫く匿うことにする。
丁度おあつらえ向きのドールハウスがあってよかったが、「出来事には意味がある」と言ってそれを受け止める彼女らであった。
幼いながら哲学的ではないか。
それより彼女らにとり、ドールハウスが実際に使えて楽しいことこの上ない。女の子ならこんなお世話はとっても嬉しいはず。

ガソリンスタンドの男性に車の修理を御願いすると快く引き受けてくれ、後にポリスのリキネンもそれに協力してくれる。
ひとの好い人が多い。お隣の夫妻もプッティ探しに快く協力してくれるし。
だがガソリンスタンドの男性の妻は、お金を儲けて南の島でバカンスを楽しみたいのだった。
偶然、彼女はオンネリとアンネリの家に小人が住んでいることを知り、見世物小屋に彼らを売り飛ばし金を手に入れようと企む。
こんなところから始まる。何となく展開は想像できてしまうが(笑。

Onnelin ja Annelin talvi002

「大きい春子ちゃん」の次は小さな「プティッチャネン」である。サイズが違うということだけで、色々と思い切った(荒唐無稽な)お話が作れるというもの。
ただ、後者はVFXに滞りなく、大小の関係が破れ目なしに上手く自然に構成されていた。
きっと制作陣も楽しくやっていたに違いない。そんな雰囲気が漂っている(笑。
そして雪深い土地であるため、家には拘る。
家の装飾にかなり力を入れていることも分かる。
このコロナ禍のように家籠りは結構長いのだ。楽しく心地よく暮らせることが肝心。

Onnelin ja Annelin talvi007

「小さき者の運命が世界の未来を決める」
言いえている。小さき者が滅びたら全体としての未来もない。
ノッポティーナとプクティーナ姉妹が小人とも親しんでいた祖母のレシピを元にスープを作る。
片や小人になるスープ、片や大きくなるスープでありこの後の展開に重要な役を果たす。が、もはや魔法の領域である。
これを盗み見た小人の少年が、大きくなって物語が動く。
これまで、小さき者を軽んじ、それを金に換えて(搾取して)何とも思わなかった、ガソリンスタンドの女が、彼の大きくなった姿に触れ初めて自分の非に気づくというもの。
彼女はSUZUKIの軽ワゴンに乗ってプティッチャネン族ファミリーを留守宅に忍び込みモノを失敬するように攫って行ったのだった。
彼らが大きさは違っても、精神~魂をもつ存在である事実に彼女は愕然とする。
実際、新たな認識を得るときは、こんな驚きをもって可能となることは多い。

Onnelin ja Annelin talvi006

やはり肝心なのは、他者に対する感覚である。
プッティ少年は自分を見下した人間よりも大きくなることを欲して実際、大きくなったが最後には元サイズに戻ることを望む。
その身体性あっての自分~アイデンティティなのだし。
例の姉妹の作ったスープでゲストたちが皆小さくなり小人クリスマスを祝う大団円。
(魔法の)スープがなければこれは無理。
最後に薔薇の木の夫人に森の木の根元に建ててもらった3階建てのゴージャスな家であるが、ちょっと猛禽類とかが来た時に怖い気がした。
人間にもすぐ見つかりそうだし。
大丈夫なのか。

Onnelin ja Annelin talvi003

この「オンネリとアンネリ」は、現在シリーズ3作出ており、これは真ん中のお話しみたいだ。
前・後の2作も観ておきたい。
何故、幼い二人が家を買って二人っきりで住んでいるのかも分かるはず。
何度か話題に出てきた弟の存在も、そして親の実体はどんなものなのか、も(兄弟の数が凄そうであったが)。
わたしも幼少時、自分のお金があったら親と離れて住んでいればどれ程良かったものか。
(日本ではそれは無理か)。




AmazonPrimeにて











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