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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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私をくいとめて

Hold Me Back003

Hold Me Back
2017年

大九明子 監督・脚本
綿矢りさ 『私をくいとめて』原作
大滝詠一「君は天然色」劇中歌

のん、、、黒川みつ子(会社員、31歳ミニ御局)
林遣都、、、多田くん(取引先営業、2歳下)
臼田あさ美、、、ノゾミさん(仲良し先輩)
片桐はいり、、、澤田さん(出来る上司)
橋本愛、、、皐月(親友)
若林拓也、、、カーター(痛いハンサム社員)
岡野陽一、、、コロッケ屋店主
前野朋哉、、、実体化A
中村倫也、、、声A
吉住、、、芸人(本人役)


おひとり様に馴染んでしまった女性が外に向け一歩踏み出す物語、、、
とてもコミカルで楽しく見ることが出来た。
(邦画のコミカルはわざとらしくて観ていられないものも少なくないが、本作はキャストの上手さで乗り切っている)。
更に大滝詠一の「君は天然色」がこの映画の為に作られたようにフィットしていた。
Aという超自我と対話して日常生活を送って行く姿は、日記(夢日記)を毎日綿密に書いて過ごしている人とも充分重なる。
(Aが男性というのも分かる。理想や倫理を背負う装置であり性も違う方が割り切れる)。
こういうAとコンタクトを好んでする人は悟られないようにしているが珍しいという訳では無い。
ただこの習慣が何らかの理由~原因で途切れたりすると途端に不安定になる人でもある。
この辺、よく分かるところだ。

兎も角、焼き肉屋に独りで入って普通にたらふく食べて楽しむことが身に付いた女性である。
お気楽だし、この生活自体不自由ではないし、やめられなくなる人がいたって全くおかしくはない、と思う。
(とは言え、恋愛もしたいし白馬の彼氏をどこかで待ってもいるのだ)。

Hold Me Back001

「ニコニコしていても温度を感じさせない。馴染み易い人とは思わなかった」
とか「人間なんて生まれながらのおひとり様なのだから誰かといるときは努力が必要なんだよ」
「付き合ったらどうなるんだろう」、「ただおれが隣にいるだけ」
など何気なく聞こえる会話が、やはり良い。
綿矢りさだわ。
何冊も持っているが、、、文体がフィットして心地よい。
(この映画の原書はもっていないが)。

Hold Me Back002  Hold Me Back006

イタリアロケもしているのか、、、スタジオもあるか、ともかくイタリアのシチュエーションであった。
金もかけている。
橋本愛とのやり取りその空気感が出色であった。お互いに絵を描き合えるなんて素敵だ。
(呼ばれて行った現地で、相手が初めて身ごもっていることを知る何とも言えない距離感からの再会であるが)。
大変な距離感を詰め、時間的に蓄積したわだかまりが氷解して行く過程にはホッとした。やっぱ上手いね。
臼田あさ美と片桐はいりも持ち味が充分に出ていて良い雰囲気を醸し出していた。
2人の優しい距離感覚がみつ子に安心感を与えている気がする。

面白いのは同じアパートの下の階に「ホーミー」をやっているモンゴルの人がいて、夜中にそれが聴こえる。
わたしも「ホーミー」は娘と一緒にステージで聴いたことがありその技巧には驚愕した。
まさかここでそれに出逢うなんて奇遇。振動で探していた鍵が落ちてきたりしても納得の奇跡のテクニックである(笑。
(ホーミーの人に会ってみたいとかいう気持ちは生じないのね。わたしなら凄く興味もつ。距離感~音を楽しむのが好きなのだ)。

多田くんは間違いなく彼女にとって、良い彼氏だ。
ユーモアのセンスは微妙だが、待てること・距離を適切に保つこと~彼女を尊重出来ることは素晴らしい。
そして最も微妙であったのは、Aの実体化した姿であった。役者は前野朋哉であり声はそのまま中村倫也。
これ程、微妙な形態があろうか?!
どういう顔して見ていればよいのか、のんも少し引いていたが、こちらもどう引けばよいのか、、、
丁度いい、とか言って彼女はついに笑い出していたが、、、むず痒く居心地の悪いところである。
Aは海の向こうに泳ぎ去って行き、後は多田くんに任せたと謂うノリか、、、。

Hold Me Back005  Hold Me Back004

イタリアの他に日本だが、合羽橋で食品サンプルを作ったり(サンプル作りとか如何にも好きそう)、築地本願寺に澤田さんとお参りしたり、東京タワーの外階段を上るイヴェントに、ノゾミさんとカーターと一緒に4人で参加したり、、、ロケ地としては楽しい。そして要所要所で海~海辺が現れる。境界を暗示させるような。大滝詠一「君は天然色」はこんな「水辺」のシーンに確かによく合う。
夜のタワーでは2組のカップルが生まれるという甘酸っぱく高揚するところでもあるが、みつ子としてはこれまでしみついたお気楽のライフスタイルを捨て、新たにお二人様生活に飛び込む試練の始まりでもあり躊躇する部分もある。
タワーでの微妙な二人の距離感。

ここから(念願の)付き合いも始まり、沖縄旅行に行くことに、、、
イタリアの時みたいに苦手な飛行機に乗って旅立つ。
Aの代わりを多田くんがやってくれるであろうことが分かる。


Aが黒川みつ子のイメージの中に実体化して現れる終盤が今一つ分からなかった。
あれは沖縄に多田くんと行ったホテルでのことである。
ホテルの部屋の濃密な距離感に耐えられなくなって思わず飛び出してAに癒されクールダウンして戻ったあの夜。

その後で、鍵を探して出かけてゆき飛行機の中で緊張に耐えている姿で終わるが、そのシーンは何なのか?
沖縄にはもう2人で行って帰って来ているのではないのか?
最後のあの一人で飛行機に乗っているシーンはいつのことで何であったのか?
ここ以外の挿入されるイメージは全て文脈上の意味は掴めたが、最後は分からなかった。
ただ、これから一人で飛行機乗って沖縄行くぞ、生活を変えるぞ、周りとの距離感・身体性を激変させるぞ、という意気込みを最後に入れたのか、、、何で?

ちょっと見ていて疲れたのかも。



AmazonPrimeにて













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