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GOMA28

Author:GOMA28
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スウィッチ

SWITCH001.jpg

SWITCH
2011年
フランス

フレデリック・シェンデルフェール監督・脚本
ジャン=クリストフ・グランジェ脚本

カリーヌ・ヴァナッス、、、ソフィ・マラテール(モントリオールのデザイナー)
エリック・カントナ、、、ダミアン・フォルジャ(殺人課警部)
メーディ・ネブー、、、ダミアンの部下
オーレリアン・ルコワン、、、ドロール
カリーナ・テスタ、、、、ベネディクト


ソフィはデザイナーとして仕事が行き詰っていた。そこで気分を変えようと知人に勧められたのが違う場所に住んでみることだった。
心機一転やり直そうと。「8月のパリで生まれ変われるわよ」に乗った。
ソフィは期間限定のアパート交換サイト「switch.com」でモントリオールの自宅とパリのアパートを交換する。
ベネディクトという女性の部屋だ。
鍵を交換してパリのその部屋に着くとそれはサイトで見た通りの素晴らしい景観の豪華な部屋であった。
ちょっと周囲の観光を楽しみ満足して眠るが、、、
翌朝から散々な目に、、、。

ホーム・エクスチェンジはハリウッド映画でもあったはずだが、向こうはラブロマンス映画であったと思う。

SWITCH004.jpg

アパートで鍵の掛かった部屋に男(トマ)の首なし死体が発見され、彼女は警察に犯人と断定されてしまう。
ある朝、身に覚えのないことで突然逮捕という流れは、カフカ的。
彼女の関わったサイトは直ぐに抹消され、パスポートから搭乗記録も身元を特定するものは全て書き換えられてしまう。
つまりモントリオールのソフィは完全にパリのベネディクトにされてしまったのだ。
これは単に住居交換サイトでたまたま殺人劇に巻き込まれ犯罪者と勘違いされたようなものではなかった。
近隣の人々も写真から彼女をベネディクトだと言う。普通これは変ではないか。
(名前を変えられたからと言って、顔は違うはず)。

その後はもう警察も医者にもどこにも頼れなくなり、スウィッチが入り逃げて逃げまくる。
8月のパリで生まれ変わるどころか、皆バカンス、バカンスと言って窮地にある彼女にまともに関わってくれない。
パリ初日に公園で逢い電話番号を聞いたイラン青年は、ただのチンピラで頼って行ったが直ぐに裏切られる。
踏んだり蹴ったりだが、ルノーとキャッシュカードを逃走中のソフィーに奪われた日本人女性は、その様子から彼女の方が被害者に思えたと警察に訴える。古着屋の黒人店主もソフィーのことをメディアを通し逃走犯と知った上で彼女を匿い必要な物資を提供する。少数ながらモノの見える人にはちゃんと分かるのだ。

SWITCH002.jpg

それにしてもよく走る。アスリート並みに。
運動能力も優れている上に格闘術もわきまえているような。
咄嗟の判断も切れるが(逃走時に蹴屋のカギをかけた後に鍵を折る等)、ちょっとそれは、、、という行動もあったり、、、勿論究極状態にあって戸惑いは生じるはず。この一挙手一投足に注目させてしまう動きの多彩さに惹き付けられた。
弛みは全くなく展開する(警察にはイライラするが)。

追い詰められ孤立し母に自分の家を確認し身分証明書を取ってもらおうとするが、そこに待ち構えていた犯人に殺されてしまう。
次々に犠牲者が出てゆき、警察もこの事件が単純なものではない事に気づき始める。
ベネディクトの母親に再度、食い下がることで出生の秘密から見えてきた、、、。
検死官の検視結果にもミスが見つかり、それまで思い込み捜査をしていた刑事の頭が冴えてきて、ソフィーとベネディクトが同じ不妊治療病院で精子提供を受けた異父姉妹であることを推察するに至る。これで顔が似ていてもおかしくない(防犯カメラ等が無効となるのも無理はない)。そしてそこに事件の発端があると、、、。

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そのことを知っていたベネディクトは、同じ精子を提供され産まれたトマを殺害しソフィーも同様に殺そうとした。
ベネディクトが飛びぬけてパソコンに長けていたことから例のサイトの立ち上げと抹消、ソフィーの身元の情報操作を手際よく出来たことも頷ける。

何故、ベネディクトは異父兄弟の殺害に走ったのか。
自分の母は高名な芸術家で資産家でもあったが、非常に冷たく扱われ問題児~精神異常の子供として苦境を生きることとなった。
公平にする為トマとソフィーの人生を貰うという。わたしにはこの「X5W7896」という精子しかないと彼女に見せる。
幼少期はどうであったか分からぬが、現在は明らかに異常である。サイコ女だ。

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ベネディクトは自分が貸した部屋に戻って来たソフィを捕らえ、母親のアトリエに連れて行き、両足を骨折させプールに投げ込もうとした。
そこへようやく初動の過ちに気づいた警察が、彼女を助けに来る。
とは言え、彼女がスマフォで連絡して場所を特定できたのだから、ホトホト頼りにはならない。
何とかギリギリのところで助けられるが、自慢の脚はちゃんと治るのか、心配になってしまう。

SWITCH003.jpg

ヒロインの女優にはとても好感がもてた。この女優はもっとクローズアップされないと、、、。
何と言うか佇まいが素敵なのだ。どんな役をやっても品格ある感じの女優だ。
それには有名監督の最初から話題に乗った映画に出る必要があるか。
この映画はなかなかよく出来てるし、しっかり取り上げられればこの女優もよくお目にかかるヒロインの一人となるはず。




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