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GOMA28

Author:GOMA28
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地獄門

Gate of Hell001

Gate of Hell
1953年

衣笠貞之助 監督・脚本
菊池寛 『袈裟の良人』原作
芥川也寸志 音楽
和田三造(画家) 色彩指導

長谷川一夫、、、盛遠
京マチ子、、、袈裟
山形勲、、、渡辺渡
黒川弥太郎、、、重盛
坂東好太郎、、、六郎
田崎潤、、、小源太
千田是也(、、、清盛
清水将夫、、、信頼


日本初の総天然色映画とのこと。
和色の再現に力が入っていることは頷ける。
演出の工夫も目立った。

物語は、平治の乱から始まる。
平氏政権が敷かれてゆく中での理不尽で悲惨な出来事が描かれる。

所謂「袈裟の良人」が主役なのか?確かに人格的に出来た人であり、とても哲学的な思索者だと思う。
だが、それより妻の袈裟の自己犠牲的な愛。この形でしか自分の信じるところを貫けなかったその悲劇の方に感情は傾くが、、、
いや感情的には寧ろ、盛遠というドでかい赤ん坊みたいな奴へのイラつきだ。あり得ない暴虐の限りを尽くす。
と謂うより、精神異常か?最初に見初めた時は人妻と知らなかったにせよそれが分かった時点で身を引くのは当然であろうに。
この盛遠という男、最初は主君に仕える武士としては鑑のような男に見えたが、その実、飛んでもないバカであった。
つまり、この物語は恐ろしく手前勝手で欲望のコントロールの効かない3歳児がそのままデカくなったような粗暴な虚けが主人公なのだ。
この男が事態を動かしていることは間違いない。この男に悉く振り回されて物語は展開する。
映画を観ながら、こいつ早く殺されろと願っているようなケースはなかなかない。
結局、飛んでもない罪を犯しながらも生きている~生きて行く。
許せない(笑。

Gate of Hell002

袈裟の旦那の人格者振りも徹底しているが、この内省的な思考ってこの時代にやはり可能であったのか?
どうなんだろう、、、。
妙に気になった。
内面というものの存在に関してである。
そう最後の最後に、盛遠にも大きなトラウマの代償として内面化が生じたが。
もののあわれをしることとなる。
そう無常観か、、、。

しかし侍がどのように受け取られたか甚だ疑問がある。
それから清盛も下衆っぽい。
女性がこれでは、余りに哀れである。

オスカーとパルムドールの受賞って、映像美(色彩)とエキゾチックな衣装、習俗や所作に向こうの人が魅せられたのか。
何とも言えない映画であった。











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