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GOMA28

Author:GOMA28
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処刑の部屋

syokei001.jpg

1956年

市川崑 監督
和田夏十、長谷部慶治 脚本
石原慎太郎 原作
増村 保造 助監督

川口浩、、、島田克巳
若尾文子、、、青地顕子
宮口精二、、、島田半弥(胃の具合の悪い銀行員の克巳の父)
岸輝子、、、島田はる(克巳の母)
梅若正義、、、伊藤
中村伸郎、、、茂手木教授
平田守、、、吉村
川崎敬三、、、竹島


狂った果実」も演者は、かなりいまいちだったが、脚本~演出の骨組みは面白いものであった。
こちらは、「妻は告白する」で大変印象の悪い(飽くまでも役柄に対して)川口浩がまた若尾文子と主演をはっている(こちらの方が古い作品だが)。
まあしかし、ここではただの反抗的で虚しい悪ガキである分、分かり易い。相変わらず印象は最悪だが。
若尾文子がとても若い凛とした女子学生である。
ぼんやりしたモノトーン画面だが展開はシャープであった。
監督は原作をモチーフに淡々とスタイリッシュに撮っていったものであろう。
(乾いた感触で、速度感はある)。

syokei005.jpg

吉本隆明は下部構造より上部構造が本質であり、上部構造が下部構造を規定すると論じていたが。
ゼミで若尾文子も寧ろそちらに近い立場で論じていた。人間とは要するに観念の動物である。ここの捉え方において。
正面からのショットが意志の強さを見せている(この撮り方ゴダールっぽい)。

それにしても島田克巳のグループ、どういう集まりなのか。
気色悪い。
ダンスパーティーばかりして金勘定していて何なんだ、、、。
野放図に振舞いながら決まって親元に戻りちゃっかり甘えている。
「やりたいことをやるんだ」、「俺は生きるんだ」。
そもそもこの男にとってやりたいことって何だ。生きるとは何なのか。
単に無軌道に衝動的に暴れているだけにしか見えないが。
アドレナリン大放出の無軌道な乱闘とレイプ犯罪と来た。
(何故、青地顕子は訴えなかったのか、、、卑劣にも酒に睡眠薬を混ぜた上でである)。
何を偉そうにして、おれはやりたいことをやっている、お前たちもやってみろ、などと得意気に謂えるのか、、、
一体何をしたというのか、、、犯罪行為だけだろ。
尖って突っ張っているだけで、、、意味不明。

syokei002.jpg

「太陽族」笑える。
~族ときた。
こんな狂態演じておいて、偉そうな口を叩く資格などどこにあるのか。
悉く神経を逆なでする態度で、反抗を気取っているようだが、やってることは犯行に過ぎない。
そして、森さんも呆れる女性蔑視集団でもある。
大学卒業後の進路や就職を前にして同じようなことをしていた仲間も去ってゆく。
それを軽蔑して、変わらないことに固執する。
これがこの男にとり生きることだと言うのか。
聞いて呆れる。「生きるとは変わること」と欅坂(現櫻坂)も唄っている通り、、、。
BGMや音楽~ドラムソロとかも耳障りであった。
これをキビキビとした展開の映画にしても、一体エンターテイメントとして成り立つものか?

syokei003.jpg

若尾文子のキリっとした表情が無ければ、こんな胸糞悪い映画到底観ていられない。
最後に顕子にナイフで太腿を刺され、痛いと呻きつつ足を引き摺りながら表に転げ出て、這いつくばって行くが、、、
微塵も共感するところが無い。
明らかに狙っていることは分かるが、形式を整えてもそれだけで納得は無理であろう。
カッコよい映画だった、などとまずあり得ない。
何と言うか、多少なりとも感情移入出来る登場人物が一人でもいれば違ったかもしれないが。
余りにやっていることが、幼過ぎ、卑劣過ぎるのだ。
アウトローだが気持ちはよく分かる、とか言う部分が微塵もないところでも受け入れ難いのだ。

syokei004.jpg

さらにこれを真似した犯罪が何件も続いたというのは、どういうことか、、、。
この世代もそんなところか。




AmazonPrimeにて、、、








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