エクストラの空間

精神科医をしている弟の薦めで外に空間を一つ確保した。
ことばより場所である。
補助の~もう一つの自分だけの場所がこころの安定にどれだけ寄与するか。
同居の難しさ~自我の相互干渉を緩和する。
(特に依存、共依存関係に嵌らぬように、、、うちの場合は憑依もある)。
ストレスからの解放や緊急時の居場所のために。
あるだけで精神にちょっと余裕が出来るか。
別荘ではなく秘密基地みたいな感じでもある。
思い切った部屋の配置・模様替えも良いが空間の拡張・隔絶がもっと効果的だろう。
ともかく、鬱積するのは選択の余地のない限られた(顔を合わせてしまう)空間内での同居である。
空間の選択に余地があるとないでは雲泥の差というか天と地の差だ。
近いがそこそこ離れているところが良い。
余り近いと、ほぼ離れの感覚だ。
鍵が掛かればよいというものではない。
安全であることが肝心だ。
(こころが脅かされないこと)。
誰にも気兼ねせず、安心して自分になれる場所である。
学生時代離れに暮らしていた友人(先輩)たちを思い出す。
(結構汚いところもあったが)。
部屋の中を完璧に自分好みに形作れることの効用は大きい。
このコンフィギュレーションの操作がそのまま自我形成~アイデンティティの確立へと逆照射してくるはず。
やはり秘密基地だ。
娘に必要な場だ。

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