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GOMA28

Author:GOMA28
絵画や映画や音楽、写真、ITなどを入口に語ります。
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書道ガールズ!! わたしたちの甲子園

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2010

猪股隆一 監督
永田優子 脚本
岩代太郎 音楽
FUNKY MONKEY BABYS「大切」主題歌

成海璃子、、、早川里子(書道部部長)
山下リオ、、、岡崎美央(書道部部員)
桜庭ななみ、、、篠森香奈(書道部副部長)
高畑充希、、、好永清美(書道部部員)
小島藤子、、、山本小春(書道部部員)
森崎ウィン、、、市ノ瀬誠(書道部部員)
森岡龍、、、中野卓也(書道部部員)
坂口涼太郎、、、村上悟(書道部部員)
市川知宏、、、高田智也(里子の幼なじみ)
金子ノブアキ、、、池澤(書道部顧問の臨時教師)
愛媛県立三島高等学校書道部
埼玉県立川口高等学校書道部
埼玉県立松山女子高等学校書道部


ホントに書道パフォーマンスしていた。
「書道」はよく行く(今は全然行けないが)美術館でもやっているし、その一気呵成に描かれた龍雅で精妙な造形に魅了され暫く見惚れてしまうものだ。
ここで彼女らによって書かれた文字もなかなかのものだと思う。
大きな筆で体力も相当消耗するはず。わたしがやったら必ず腰に来る。
女優も大変な職だと思う。
ピアニストの役柄でホントに弾いてる人もいるし。

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この物語は実話を元にしたものだという。
愛媛県四国中央市は紙の街として知られ、製紙工場の煙突は街の何処からでも見えるシンボルにもなっていた。
そんな街だが、不況の影響で商店街は軒並みシャッターが降りて店じまいの張り紙が淋しく貼られてゆく状況。
最大の売りである上質の紙も安い紙に押されて売れない。
不活性な雰囲気が至るところに蔓延して閉塞感を漂わせていた。
この物語の愛媛県立四国中央高等学校の書道部も主力部員が母親の入院で進学を諦めアルバイトのために部にも出れなくなる。
書道部は、何とかかつての書道部のような活気を取り戻したいともがく。

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絵をパフォーマンスで描くことはもうすでに歴史がある。
このライブのパワーは確実に見るものに衝撃を与える
独り籠って自分に向き合い描き進めその結果を見せるものとは異なるエネルギーの迸りがある。
より感覚の研ぎ澄まされる場の高揚も生まれるのでは。
生成されてゆく過程を目の当たりに出来ることは、音楽を聴くような一回性の感動を齎す。
作者と観客の恍惚的な一体感も生まれるだろう。

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これは造形芸術のひとつの在り方だと思う。
特に書き直しの利かない書道は、このようなパフォーマンスに適している。
だらだら長引かないところも良い。
観ていても気持ちよいものだ。
それが個ではなく団体の対抗戦の形式で行われるのは、スポーツ的な要素も入りより見応えも増す。
フィギュアスケートや新体操の競技の観戦にも近い要素はある。

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この高校の発案で始まった書道パフォーマンス~「書道甲子園」がそのままずっと続いていることは、その価値が人々にしっかり受け容れられているためだろう。
この催しで、町興しがどれほど出来たかはさておいて、人の気持ちが活性化され創造的になることが出来ればきっと良い結果が齎されるものだ。
あの大きな丈夫で破れない高品質の地元の紙がふんだんに使われていたが、売り上げに繋がっていっただろうか、、、。
注目が全国的に広がることであろう。
まさに「再生」である。

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この大会を考え付き、益々盛大なものにしてきたこの書道部の功績は大きい。
ただ、わたしは岡崎美央が大学進学を断念して将来の書道の道も危うい状況のままで終わってしまったのが残念であった。
山下リオは薄幸な美少女という役回りが多いのだろうか、、、。


自分が真にやりたいことが、外的条件により断念せざるを得ない。
立ちはだかる現実。これは、何にしても辛いことだ。
最後の思い出に大会に出場したくらいで、諦めがつくとは思えない。








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