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GOMA28

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緑園の天使

National Velvet001

National Velvet
1944年
アメリカ

クラレンス・ブラウン監督
セオドア・リーヴス、ヘレン・ドイッチュ脚本
イーニッド・バグノルド原作


エリザベス・テイラー、、、ヴェルヴェット・ブラウン(馬好きの少女)
ミッキー・ルーニー、、、マイ・テイラー(父を亡くした後、放浪の旅に出ている)
ドナルド・クリスプ、、、ハーバート・ブラウン(ヴェルヴェットの父、肉屋の主人)
アン・リヴィア、、、ハーバート・ブラウン夫人(海峡横断)
アンジェラ・ランズベリー、、、エドウィナ・ブラウン(ヴェルヴェットの姉)


エリザベス・テイラー当時12歳。うちの娘と同年齢ではないか、、、。
うちの娘もしっかりしてほしい。

1920年代イギリスの物語である。
馬が大好きな少女ヴェルヴェットはルーニーという流れ者と荒馬を調教して、障害物競争の練習を熟し、何と騎手としてグランド・ナショナルに出場して優勝を果たす。
女子と言うことがあとでばれるが、ゴールした後気を失い落馬したことで失格となったこともあり、お咎めなしとなる。
(優勝したのに失格となりその上、逮捕は厳しすぎる。イギリス人は英雄には寛大ということらしい)。
ニュースになり各方面から話題沸騰。
「優勝騎手は、何と少女だった!」
映画の主演もアメリカから舞い込んでくる。

景気の良い噺だ。
当初馬に反対であった父親も浮かれる。
気持ち良い。
こんな映画もたまには見ないと、、、

National Velvet004

馬のことばかり考えている少女。
夢中になるモノがあることは素晴らしい。
その夢が人生を切り開いてゆく。

唯一引っかかったところは、マイが配達する肉を粗末に扱ったところ。
路に肉を落として犬に喰いつかれた肉を拾って配達である。あんな肉食えない。

末っ子がいつも嘘の病気や怪我で家族の気を引こうとしているところなど脇を固める兄弟姉妹はよいアクセントになっていた。
母はかつて海峡を横断した名選手であったそうだが、奇しくも放浪の旅人マイの父がそのコーチであったという。
馬の絡みと言いもう偶然とか生易しいものではない。
母は受容性が高く達観したとても頼れる人である。
ヴェルヴェットの物怖じしない自分の思いに素直に突き進む性格はこの母譲りであろう。

National Velvet002

荒馬を持て余したオーナーが1シリングのくじで馬を手放す。
ヴェルヴェットがそれを当てる。
その名馬の原石が手に入ってからは毎日、マイがコーチとなり障害レースの練習に明け暮れる。
母がそれらに対して常に背後から支えている。
海岸沿いをヴェルヴェットが途轍もない能力を秘めた馬パイと駆け抜けてゆく。
このシーンは見事なロケーションで気持ち良い。
(あの歳で馬をこれ程乗りこなすというのも凄い。菅井さんより凄そう。飛び越えシーンも本人なら)。

National Velvet003

女子なのでレース時には、騎手を雇わなければならないが。
結局、頼んだ騎士がいけ好かないやつだったため、落馬事故でトラウマを抱えているマイが乗ろうと意を決するが、髪を惜しげもなくバッサリ切って男になりすましヴェルヴェットが乗ることになる。
マイの立派なところは、ヴェルヴェットの決意をいつもそれは正しいと尊重し後押しするところだ。
この信頼関係は大きい。ヴェルヴェット~パイ~マイの連携は無敵となった。
その効果で、ヴェルヴェットは自分の能力をどこまでも伸ばしてゆくことになる。
周囲の懐疑的な目も惹き付けていってしまう。


この点だけでわたしは、この映画に満足してしまう。
こうした関係性を築いて行きたいものだ。
そして何といっても最後の障害物レースのハプニング続出のハラハラドキドキのレースが面白かった。
確かにいくら強気の少女でも、こんなレースを制したら感動より驚きで卒倒してしまうだろう。

今度娘たちと一緒に観たい。












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