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GOMA28

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幼女戦記

The Saga of Tanya the Evil001

The Saga of Tanya the Evil
2019年

上村 泰 監督
猪原健太 脚本
細越裕治 キャラクターデザイン・総作画監督
カルロ・ゼン 原作
篠月しのぶ キャラクター原案
片山修志 音楽


悠木 碧、、、ターニャ・フォン・デグレチャフ(帝国軍の航空魔導師士官、少佐)
早見沙織、、、ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ/ヴィーシャ(航空魔導師士官)
玄田哲章、、、クルト・フォン・ルーデルドルフ(帝国軍参謀本部所属、作戦参謀次長、准将)
大塚芳忠、、、ハンス・フォン・ゼートゥーア(帝国軍参謀本部所属、戦務参謀次長)
飛田展男、、、アーデルハイト・フォン・シューゲル(帝国軍エレニウム工廠主任技師)
濱野大輝、、、マテウス・ヨハン・ヴァイス(航空魔導師士官、中尉)
森川智之、、、ウィリアム・ドレイク(連合王国の海兵魔導部隊指揮者、中佐)
戸松 遥、、、メアリー・スー准尉



>統一暦1926年。
>ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐率いる、帝国軍第二〇三航空魔導大隊は、
>南方大陸にて共和国軍残党を相手取る戦役を征す。

というところから、いきなり凄まじそうな戦闘が幾つも繰り広げられてゆく。
何と空を飛ぶ「魔導師」という魔術?を使う部隊が活躍しているではないか。
しかしどうも設定は全くの絵空事というより史実に微妙にリンクしてもいるようで、原作を読むときっと理解が深まり面白さも倍増するのだろう、、、。
ライトノベルやTVアニメ版で予め観ていないと、詳細に関しては、なんのこっちゃというところは多い、、、。
持ってるガジェットも能力についても全く説明なし。知ってる人しか分からぬか。
(メディアミックスで展開されてもいるそうだ)
全く白紙の状態で、この唐突な始まりから観ていても、荒唐無稽だが妙に力強く、グイグイ惹き込まれ、これはこれで結構楽しめてしまう。
内容はよく分からずとも目まぐるしい展開は面白い。
但し、魔導師同士が空中でホバリングしたままちょっと離れたところと普通に会話している。
全く銃弾が当たらない。バリアでそれを防いでいるというなら分かるが、どうもそうでもない。
この辺が、微妙に緊張感を削ぐ。

The Saga of Tanya the Evil005

ターニャというヒロインは、まだ10歳にもなっていないような少女であるが、軍隊を率いる少佐(終わりごろは中佐だったか)で、大変合理的かつ大胆な戦略で隊を連戦連勝に導いていた。
帝国軍としても頼みの綱のようである。
こういう人間離れした魔術すら使える「魔導士」がいれば、アドヴァンテージは高い。
物凄い戦闘力である。空中戦の表現は今一つというところなのだが、、、。
しかし、スリリングな攻防というより多勢に無勢で戦略を適確に出しながらもうんざりする闘いに身を投じる、この女の子の素性はとても気になる。
(恐らくこれを観る人たちの多くは、もう前提として知っているのだろうが)。

The Saga of Tanya the Evil002

うちの次女が2次元オタクなのだが、この凄い前提と謂い、荒唐無稽な戦闘と謂い、2次元の抽象性のなかにおいては、違和感より説得力が勝る。これがアニメの魔力か、、、久しぶりにアニメ~2次元に浸り、感慨深い。

上官に対する説得や戦略を練る時などは、非常に合理的で理路整然としているが、実際にやること~表情を見ると狂気を帯びて来る。迫真の狂気だ(笑。ここがアニメの強みだ。実写でこの顔はまず無理(爆。
日本アニメの2次元パワーはやはり凄いものを感じる。

The Saga of Tanya the Evil003
The Saga of Tanya the Evil004

軍のお偉いさんは、皆それ相応の歳なのに、こんな飛び抜けて若い娘がその中で優秀さを評価されて重用されているというのも、かなり開けた軍組織なのだなと思った。
まあ、魔法を使うのだから特殊能力者枠なのだろうが。
この軍首脳陣が、それぞれ微妙に異なる立ち位置にあるのも分かるが、誰が誰だか馴染んでいないこの映画一編見ただけでは分からない。
ただ、ターニャ・フォン・デグレチャフ少佐が結構、立場の違う上官からこき使われていることは推察できる。

The Saga of Tanya the Evil006

ターニャ・フォン・デグレチャフとは、そもそも何者なのか、、、
Wikiで見てみると、何と日本のエリートサラリーマンが誰だかに殺された後、この娘に転生したとか、、、。
しかも前生の記憶を持ち越して今生の少女になっているそうだ。やりにくくないのか、、、。
存在Xという超越者がこれに深く絡んでいるとか。この存在に魔力を貰ったらしい。
敵対するメアリー・スーという少女も同じく力を授かっているそうだ。
何とも、、、存在Xまでいるのか?この辺は深入りして調べてみてもそれで何やら納得とかいう次元のものではなさそうなので、それはよしとする。
(もともとわたしは、その手の事には拘らないので)。

終わりごろでは、後方支援を上層部に願い出て、綿密な軍の立て直し細案を提出して受理され、前から狙っていたディスクワークに就き、一生これで過ごすぞと喜んでいた。
参謀の能力が高いのは、エリートサラリーマンの時の情報分析力などが活きているのか、、、。後方で楽していい思いをしたいというのは、やはりオヤジ感覚である。見かけは幼い少女だが中身はオヤジか。この先どうなるのか、この子のアイデンティティが心配になるのだが、、、。

だが、そのディスクワークの夢も水泡に帰し、直ぐに最前線に呼び戻されて、この映画は終わると、、、。

The Saga of Tanya the Evil007

メアリー・スーという連合国側についている魔導師が、ターニャ・フォン・デグレチャフと同等の力を持っており、2人は壮絶な闘いを繰り広げる。まさに死闘であった。
だが、2人は考え方が大きく異なる。ターニャは国家間の対立を距離を持って俯瞰し、戦争は必要悪と捉え、終息に向け闘っている。但し、彼女はコミュニストを毛嫌いしており彼らに対しては情け容赦ない。

メアリーは戦争に参加しているのは、父を帝国軍に殺されたという恨みからであり、その武器からターニャが直截的な仇であると決め込み、彼女を悪魔として葬る事だけに執念を燃やしている。ターニャにとっては、とてもウザい相手であろう。
更に、仇を見つけると、軍の命令などそっちのけで単独行動に突っ走る。
普通なら軍法会議に掛けられたり除隊させられるところであろうが、その爆発的な力の為、処罰対象にはならぬのか、、、上官の気苦労が募る様子も描かれていた。

普通の人間ならとっくに死んでいるようなダメージを喰らっても魔導師なら回復力も只ならぬものを持っているらしい。
この2人の因縁の対決はまだ次回に持ち越される。

The Saga of Tanya the Evil008


終わりは完全に次回に続くという形であった。
何やらすごく長く続きそうな壮大な噺~戦争物語のようである。

続編が出たら取り敢えず観てみるつもりだが、ライトノベルやテレビアニメ版まで遡って見る気はない。





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